罪なき嘘の罪
- ロマンス (120)
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 | 2008年10月01日 罪なき嘘の罪 (扶桑社ロマンス) メレディスは困惑していた。結婚以来ずっと別居していた夫ブルックシャー伯爵が亡くなり、新たな伯爵として、存在すら定かではなかった彼の腹違いの弟ニックがやって来るという。このままでは身ひとつで追い出されてしまう。病身の父や行くあてのない叔母、使用人を守るため、メレディスは跡継ぎを妊娠していると偽ることにする。ところが、賭博場の経営者でもあるニックは伯爵領継承に意欲を見せず、むしろ彼女に気遣いを見せるのだった…。期待の新鋭が放つヒストリカル・ロマンスの優品。(「BOOK」データベースより) |
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| ヒーローが賭博場のオーナーということでクレイパスのヒーローズと比べてしまい、最初はなんとなく物足りなさを覚えました。 でも、これはこれで読むとそれなりに魅力的なヒーローだったと思います。後半、後ろむき過ぎる感じもしましたが‥。 ヒロインは牧師の娘で生真面目な性格です。亡夫とは形だけの夫婦でした。 「自分のことは自分でできます！」というわりには、どこかあぶなっかしいところがあります。 自分の気持ちに正直なところが彼女の特徴だと思いますが、それが過ぎると少し自己チューに。 偽装妊娠から始まり、いろんなエピソードがてんこ盛り。 私には主人公より一癖ある困った脇役のほうがインパクトがありました。 特にテディと母親は強烈（汗）。ヒロインのおばもすごく現金な性格で、ある意味すごいです。 次は公爵令嬢のポーシャのお話が刊行予定だそうです。おもしろそうな娘なので、どんな話になるのか楽しみです。 | ||||
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