悪意の楽園
- ハワイ (64)
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ジェッシィ・ストーンの人物像が内面、外面ともにくっきり描かれているのが面白い。野球に対するジェッシィもふふっと笑わせてくれる。元妻のジェニファーとの関係も面白くなってきた。酒に対して、寡黙で自らを律しようとする気合いは相変わらず。 | ||||
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新聞記者で今はミステリ作家の老婦人ヘンリー・O(亡き夫がつけた仇名。本名はヘンリエッタ)シリーズ、第四作。作者曰く、おばあちゃん探偵といえばミス・マープルというイメージを壊したかった、というだけあって、彼女は若々しく、体力もあり、元新聞記者だけあって人の話を聞きだすのもうまく、粘り強く、判断力も抜群。時には自ら危険にも飛び込んでいく、老女探偵の常識を覆す女性。その彼女が最愛の夫の死の真相という、非常に辛い現実と向き合うシリアスな作品。6年前、ヘンリー・Oの夫は、楽園ハワイの美しい邸宅で転落死を遂げていた。事故と思われたその死だったが、ある日、ヘンリー・Oのもとに1枚の絵が届けられたことから物語は始まる。絵には、夫が崖から突き落とされている姿が描かれ!!!ていたのだ!やがて彼女は夫がある誘拐事件の真相を掴んでいたと知る。彼女は招待客を装い、事件の現場となった邸宅に入り込む。あの日と同じ資産家一族が揃う中、一家の娘が殺される。自らも危険にさらされながら、新たな殺人と夫の死の真相を掴むべく奔走するヘンリー・O。毎回ながら彼女の勇気、今回は特に最愛の夫の死という過去と向き合う勇気には胸打たれる。作者お得意の、シリーズを彩る見事な状景描写はこのハワイで特に読者を楽しませてくれる。まさに地上の楽園と、陰惨な事件の対比が素晴らしい。 | ||||
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