虹へ、アヴァンチュール
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.00pt |
虹へ、アヴァンチュールの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
週刊文春1983年 国内2位 第1回サントリーミステリー大賞 松平菊太郎は、取材旅行の途中で、瀕死の女性を発見する。彼女は、ユースホステルで出会った岡村ミドリだった。「コマンド」とうい言葉を残して息絶えた彼女に、菊太郎は犯人探しを誓う・・・ 熊本、京都、高知、青森と舞台を移し、現在と、戦時を時間軸に、長唄やバイク、土地土地の歴史なんかの幅広い蘊蓄をからめてて、実に面白い。複雑にからみあった謎が、ラスト一気に解決される爽快感もある。 が、言葉づかいが、この作品にダメージを与えている。作者55歳のデビュー作なのだが、何せ死語が多い。冒頭から「・・・すこぶるキュートで、ナウでビューティフなマスク」とやられたときには、読み続けるモチベーションを維持するのが大変だった。戦時中の場面での言葉使いとの差で何を表現したかったのか疑問。1983年当時でさえ使わん語だろうから、今では耐えられない。おまけに場面転換が唐突で、ますます読みにくい。作品が風化しないような考慮が必要だったんだろうなぁ。話は面白いだけに残念でしかたない。 週刊文春のランキングには、これ以降、サントリーミステリー大賞受賞作が入るのだが、文藝春秋が運営しているからあたりまえか。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|