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なおひろ さんのレビュー一覧
なおひろさんのページへレビュー数62件
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太平洋戦争について考える切っ掛けとなる点にのみ意味のある作品。祖父の話を聞きたいと言っているのに、大半は直接関係ない自分自身の話と、戦後分かった当時の隠されていた状況を延々と語る老人たちには少々辟易する。また、聞いて回っている主人公とその姉の存在感が薄く、キャラクターとしての魅力を感じ無い。ご都合主義に過ぎ、祖父の生涯を順に辿れる様に戦友と出会える構成も不自然で、読んでいて冷めて来る。元ネタになったノンフィクションの焼き直しなのでしょうか?
と言う訳で小説としては面白く無かったのですが、太平洋戦争や特攻について少々の知識が付いた点は良かった。しかし、なぜこんなに売れたのか、なぜみんな泣けるのか、それは私には分からなかった。 |
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未解決の連続殺傷事件。その謎を解明するべく、作家や犯罪専門家達が集まって推理合戦を繰り広げる。その過程を楽しむ作品です。
事件の詳細な内容を警察官が外部に漏らしている段階で、今作はリアリティを拒否しています。また、唯一生き残った被害者が、狙われた動機が知りたい、と言うのですが、犯人が消えている以上明快な答えも難しい。結局、途中の推理は突飛すぎて納得できないから、長いだけで退屈。少しづつ事実を小出しにする事で展開を作っていますが、好みの問題か面白く無かったですね。 そして衝撃の真実。完全に蛇足の最終章。馬鹿馬鹿しい本が読みたい、時間のある方におススメです。 |
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ビッグ4とは国際犯罪組織だそうですが、何とものんびりした展開です。終盤多少盛り上がりますが、やはりポアロには本格推理が似合います。詰まらなくて、読むのに随分時間がかかりました。
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シリーズ3作目という感じですね。まず読者がキャラクターの設定、関係を知っている事が前提となっています。その人物が最もやりそうに無い事をやればどうなるか?それがやりたかっただけでしょう。
肝心の事件の内容は、悪くはないですが結構あっさりしており、前作にははるかに及びません。少し残念でしたので、次作に期待したいと思います。 |
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ジャンルとしては警察小説でサスペンス小説なのですが、かなり変わった雰囲気になっています。登場人物の名前表記がすべてカタカナであったり、場所も架空の都市で、時代も現在か近未来か曖昧な感じです。ただ、警察組織やその中の人間関係は多少リアルで、起きた事件も突飛ながら分からなくも無い内容であります。
個人的にはそのあたりのバランスの悪さに馴染めず、面白くありませんでした。せっかくサスペンスなのに、リアリティの無い設定のせいで、恐怖も悲しみも何も迫って来ませんでした。 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作で、文章は割と読み易いです。この世界観を作り出した想像力や構成力は才能でしょうが、オススメはしません。変な話が読みたい方は試してみて下さい。 |
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傭兵達が命を懸けた争いをする(それも日本のとある施設で)、という強引な設定に戸惑いました。ただ、その違和感を感じさせない様に、この世界の中でのリアリティや緊張感は描けていると思いました。30年ほど前の作品ですが、あまり時代は関係ないストーリーです。ガチガチのハードボイルドとは言えないですね、文体とか三人称の視点からみて。スカッと軽いバイオレンスアクションが読みたい方にオススメします。
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ポアロに続いてミス・マープルに挑戦しました。マザー・グースになぞらえて起こる連続殺人を解決する、と言うお話です。色々な伏線や設定により、最後まで真相にはたどり着けませんでした。まずまず本格推理として、現代においても十分楽しめるのではないでしょうか。ただ、ラストシーンが非常に物悲しく素晴らしいのですが、それだけに最後の3行がどう考えても蛇足です。ほんとに最悪。2点減点。
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高村薫の本を読むとすごく疲れる。李歐も買ってから10年くらい積んでありましたが、連休中なので気合を入れて読んでみました。
途中は機械や拳銃の描写に疲れ、主人公の狂人ぶりに疲れ、良く理解出来ない同性愛的設定(これは女性作家ならではの感覚でしょう。男性はキモチ悪いとしか多分思わない。)にぐったり疲れてしまいました。 しかし、引き込まれる。各章が数年間隔で飛んでいるのも上手くて、その間の変遷にいちいち驚く。 そして最終章。この凄み、悲しみ、そしてラストシーンに何も言えなくなりました。 評価は1点だと思ったり、10点だと思ったり、決められないので5点です。決してふつうと言う意味ではありません。 |
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本作は推理小説ではありません。主人公は小学4年生の少年ですが、特殊な能力を持っていると言うファンタジー的な物語です。
内容以前の問題として、小学生がこんなに難しい言葉とか理論展開を理解出来る訳がなく、設定に無理があります。また、中盤はずっと作者の考える「罪と罰」について延々語られる事になり、この問題について一緒に考えるつもりでないと退屈でしょう。言いたい事が沢山有るのは良く分かりますが。 別に悪くはないです、良く出来ているとは思いますが、あくまでも若い女性が若い読者に向けて書いた作品でした。 |
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前半は展開があまりなく、登場人物にも感情移入出来ず、面白くは感じません。中盤大阪の秘密が明らかになってからは、結構先が気になり一気に読めました。しかし著者は相当頭が良いですね、随分突飛な発想を書ききったな、と言う印象です。テーマの一つが父と息子の情愛なのですが、その辺りは非常に感銘を受けました。ただ、良かったのはそこだけです。大阪全停止?、話題作ですがオススメはしません。
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STシリーズ第2弾。今回も特殊能力を持ったメンバーが力を発揮し、事件解決に導きます。突っ込めばキリがないが、面白くない訳ではない。リアリティとは別の世界で成立していると考えて、読み易い文章の軽いストーリーを、細かい事は気にせずに楽しく読んで欲しいと思います。
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公安刑事が主人公で、人質籠城事件とライフル射殺事件が同時に発生します。人質事件の犯人が消失してしまうと言う本格物的な部分もありますが、ハードな世界観とキャラクターを楽しむ作品だと思いました。30年前の物ですので時代を感じさせる古さもありますが、緊張感はずっと持続し、作品名を「裏切りの日日」とした理由が最後に分かるでしょう。なかなか渋い。
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ホラーテイストでなんとなくゾクリとする感じの短編集です。ほぼ20年前に書かれた作品ばかりですので、時代を感じさせる設定、描写もありますが、それぞれ良く出来ていると思います。ただ、岡嶋二人の頃の方が面白かった様に感じるのは、作者には失礼ですが本音です。
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すべて作家を主人公にした短編集です。作家の裏側みたいな物が感じられて、なかなか興味深い話が多かったです。
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デビュー作を含む初期短編集&エッセイ集という変わった作品です。色々な雑誌に載った作品のため、内容はかなり雑多であります。エッセイのパートも結構ユーモアに富んでいて面白かったと思います。著者の名前は以前から知っていましたが、著作を読んだのは初めてで、昨年お亡くなりになっていたのも知りませんでした。新作がもう出ないのはとても残念ですが、過去の作品を少し読んでみたいと思いました。ご冥福をお祈りします。
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元刑事の私立探偵が人探しをする、と言うのがメインストーリーです。警察がすごく協力的に情報喋り過ぎですし、とにかく出会う人がみんな良い人ばかりで、ほとんど苦労なく捜索は進みます。その為途中はいまいちつまらなく感じました。それだけで終われば何でも無い話なのですが、終盤意外な真相が明かされて親子の絆について考えさせられる事になり、最後は思わず泣けてきます。全体的にアイデアを良く練ってうまくまとめていますし、後半の感傷的な雰囲気も個人的には好きでした。
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面白く読む事が出来ました。深みとか重みみたいな物は感じません。都合良く手がかりが次々現れ、ラストの解決までノンストップで進みます。サスペンスドラマでも見ているかの様に、ストレス無く楽しめると思います。警官の血みたいな物を期待してはいけませんが、これはこれで有りでしょう。
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