償いの椅子

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評判

償いの椅子の評価:

3.43/5点 レビュー 21件。 B ランク

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平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 21〜40 2/3ページ
No.26
(4pt)

ハードボイルドな主人公が垣間見せる愛情が秀逸

書店で「約束の森」を見かけて購入、沢木冬吾作品を初めて読みました。良い読後感が残ったのですが、作者の代表作として本作「償いの椅子」という作品があるということが分かりましたので、早速取り寄せて読みました。

主人公は5年前に銃撃を受けて半身不随となった男、能見亮司。その銃撃の際に一緒にいた親代わりとも言うべき大恩人を失った能見は、その復讐に静かに燃え、刑事や公安、犯罪組織、かつての仲間が入り乱れ、大恩人をこのような目に合わせた敵に壮絶な戦いを挑みます。

半身不随の男が、ハードボイルド作品の主人公になるという発想は余りにも大胆で驚きました。良くも悪くもハードボイルド作品では圧倒的な暴力シーンが欠かせず、それは本作でも例外ではありません。それを、障害者である主人公が行うというのが、新鮮で迫力がありました。と同時に、ハードボイルドというのは、物理的な暴力性向のことではなくて、心の問題なのだということが改めて痛感させられました。

沢木冬吾作品の魅力は、徹底したハードボイルドでありながら、限られた相手にだけ見せるアンバランスなまでの優しさ・真の愛情が主人公の魅力を際立たせることだと思います。私が最初に読んだ約束の森ではパートナーの犬に、本作では妹家族に。戦いのシーンでは何が何だか分からないような感じになるのは沢木冬吾作品に共通する特徴かもしれませんが、読後感の良い一冊と思います。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.25
(4pt)

ハードボイルドな主人公が垣間見せる愛情が秀逸

書店で「約束の森」を見かけて購入、沢木冬吾作品を初めて読みました。良い読後感が残ったのですが、作者の代表作として本作「償いの椅子」という作品があるということが分かりましたので、早速取り寄せて読みました。

主人公は5年前に銃撃を受けて半身不随となった男、能見亮司。その銃撃の際に一緒にいた親代わりとも言うべき大恩人を失った能見は、その復讐に静かに燃え、刑事や公安、犯罪組織、かつての仲間が入り乱れ、大恩人をこのような目に合わせた敵に壮絶な戦いを挑みます。

半身不随の男が、ハードボイルド作品の主人公になるという発想は余りにも大胆で驚きました。良くも悪くもハードボイルド作品では圧倒的な暴力シーンが欠かせず、それは本作でも例外ではありません。それを、障害者である主人公が行うというのが、新鮮で迫力がありました。と同時に、ハードボイルドというのは、物理的な暴力性向のことではなくて、心の問題なのだということが改めて痛感させられました。

沢木冬吾作品の魅力は、徹底したハードボイルドでありながら、限られた相手にだけ見せるアンバランスなまでの優しさ・真の愛情が主人公の魅力を際立たせることだと思います。私が最初に読んだ約束の森ではパートナーの犬に、本作では妹家族に。戦いのシーンでは何が何だか分からないような感じになるのは沢木冬吾作品に共通する特徴かもしれませんが、読後感の良い一冊と思います。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.24
(4pt)

疑心が心に鬼を産む

疑心暗鬼という言葉がある。

人間、目隠しされたように情報が入ってこない状況に置かれると、不安から様々な疑いが募り、やがて心に鬼を産む。この小説は舞台設定、疑心暗鬼、クライマックスと進んでいくのだけど、自分としては中盤の疑心暗鬼のところが読みごたえがあった。能見は何故戻ってきたのか、車椅子になってもその牙はまだ残っているのか、秋葉は生きているのか、この秘密警察組織は何なのか・・・素っ気なく過ぎる序盤を抜け、登場人物も読者も周囲の光景が少しわかってくると、疑心暗鬼が始まる。その緊張感に突き動かされて、クライマックスまで一気に読むことができる。

クライマックスのところは、少し無理があるとは思うけどまぁ好き好きだろう。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.23
(4pt)

疑心が心に鬼を産む

疑心暗鬼という言葉がある。

人間、目隠しされたように情報が入ってこない状況に置かれると、不安から様々な疑いが募り、やがて心に鬼を産む。この小説は舞台設定、疑心暗鬼、クライマックスと進んでいくのだけど、自分としては中盤の疑心暗鬼のところが読みごたえがあった。能見は何故戻ってきたのか、車椅子になってもその牙はまだ残っているのか、秋葉は生きているのか、この秘密警察組織は何なのか・・・素っ気なく過ぎる序盤を抜け、登場人物も読者も周囲の光景が少しわかってくると、疑心暗鬼が始まる。その緊張感に突き動かされて、クライマックスまで一気に読むことができる。

クライマックスのところは、少し無理があるとは思うけどまぁ好き好きだろう。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.22
(2pt)

償いの椅子

個人読書履歴。一般文学通算370作品目の読書完。2011/06/16
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.21
(2pt)

償いの椅子

個人読書履歴。一般文学通算370作品目の読書完。2011/06/16
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.20
(4pt)

車椅子のアウトローというのが斬新

妹家族とのふれあい、5年前の復讐、2つの物語を混ぜてる感じ。5年間何をしてたのか?秋葉は生きてるのか?本当に下半身不随なのか?と思わせるとこもいい。残酷なシーンや性的なシーンはカットしてる。最初の7割までは★5。
病院で暴れるシーンから後が駄目。大きなヤマが残ってるのに何故暴れる?その後のアクションシーンも下手。いらない。もっと短くて良かった。そこ以外は★5で惜しい作品。車椅子なのに強すぎだろとか突っ込みを入れる気にもならないぐらい名作。タイトルの意味が分からないのだが最後の方で明らかになる。それがまたいい。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.19
(4pt)

車椅子のアウトローというのが斬新

妹家族とのふれあい、5年前の復讐、2つの物語を混ぜてる感じ。5年間何をしてたのか?秋葉は生きてるのか?本当に下半身不随なのか?と思わせるとこもいい。残酷なシーンや性的なシーンはカットしてる。最初の7割までは★5。
病院で暴れるシーンから後が駄目。大きなヤマが残ってるのに何故暴れる?その後のアクションシーンも下手。いらない。もっと短くて良かった。そこ以外は★5で惜しい作品。車椅子なのに強すぎだろとか突っ込みを入れる気にもならないぐらい名作。タイトルの意味が分からないのだが最後の方で明らかになる。それがまたいい。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.18
(4pt)

確かに読み辛い、でも面白かった

装丁とタイトル、そしてざっと読んだあらすじに興味をもって購入してみたが、当たりでした。
この方は名前も作品も初めてだったのですがファンになりました。

確かに、物語の設定と構造上からか、展開がなかなかわかり辛い部分もあるのですが、文章自体は非常に魅力的で、センスよく小気味の良いものに感じました。

まだまだ世の中には、まわりクドくて自己満足的な、下手っぴな文章の商品がたくさんあるなか、ひさびさに良い出会いができました。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.17
(4pt)

確かに読み辛い、でも面白かった

装丁とタイトル、そしてざっと読んだあらすじに興味をもって購入してみたが、当たりでした。
この方は名前も作品も初めてだったのですがファンになりました。

確かに、物語の設定と構造上からか、展開がなかなかわかり辛い部分もあるのですが、文章自体は非常に魅力的で、センスよく小気味の良いものに感じました。

まだまだ世の中には、まわりクドくて自己満足的な、下手っぴな文章の商品がたくさんあるなか、ひさびさに良い出会いができました。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.16
(4pt)

確かに読み辛い、でも面白かった

装丁とタイトル、そしてざっと読んだあらすじに興味をもって購入してみたが、当たりでした。この方は名前も作品も初めてだったのですがファンになりました。確かに、物語の設定と構造上からか、展開がなかなかわかり辛い部分もあるのですが、文章自体は非常に魅力的で、センスよく小気味の良いものに感じました。まだまだ世の中には、まわりクドくて自己満足的な、下手っぴな文章の商品がたくさんあるなか、ひさびさに良い出会いができました。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.15
(4pt)

確かに読み辛い、でも面白かった

装丁とタイトル、そしてざっと読んだあらすじに興味をもって購入してみたが、当たりでした。この方は名前も作品も初めてだったのですがファンになりました。確かに、物語の設定と構造上からか、展開がなかなかわかり辛い部分もあるのですが、文章自体は非常に魅力的で、センスよく小気味の良いものに感じました。まだまだ世の中には、まわりクドくて自己満足的な、下手っぴな文章の商品がたくさんあるなか、ひさびさに良い出会いができました。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.14
(5pt)

読み始めたら止まらない

他の方々の評価があまり高くないことに驚いています。
 主人公の能見は冷酷で残忍な顔も持つアウトローですが、とても愛情深く、読んでいくうちに強く惹きつけられます。確かにプロットには複雑なところもあり、後半のアクションシーンは展開が早く多少読みづらい感じを受けるところもあります。しかし、読み始めてからは本を置くことが難しいほど読者をのめりこませる作品です。ふと気になってこの本を手に取ることができて、ラッキーだったと思いました。もっと評価されてほしいです。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.13
(5pt)

読み始めたら止まらない

他の方々の評価があまり高くないことに驚いています。
 主人公の能見は冷酷で残忍な顔も持つアウトローですが、とても愛情深く、読んでいくうちに強く惹きつけられます。確かにプロットには複雑なところもあり、後半のアクションシーンは展開が早く多少読みづらい感じを受けるところもあります。しかし、読み始めてからは本を置くことが難しいほど読者をのめりこませる作品です。ふと気になってこの本を手に取ることができて、ラッキーだったと思いました。もっと評価されてほしいです。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.12
(5pt)

久々に大満足のアクション小説

久々に大満足のアクション小説だった(映画化希望。ただし韓国のボン・ジュノあたりで)。
まず楽しめたのが文体。ハードボイルドな台詞、会話の間合い、独白の心理描写にはリアリティがあった。この手の小説にはたいがいやたらに長く不自然な説明台詞があってイライラさせられるが、それがない。
プロットは良く練り上げられている。複数の人物視点を重ね合わせて徐々に真相を明らかにしていく構成は読み手のテンションを効果的に高め、しかも伏線の回収もしっかりしているときた。実に見事な職人芸……そのおかげで安心して小説世界にひたり酔うことができた。余談だが自分のよく知る目黒駅周辺が出てくるのも楽しい。
クライマックスのアクションは、この手の犯罪映画などをわりとこだわって見ているような人ならば情景がじゅうぶん浮かんでくるはず。映画「インファナル・アフェア」のようなぎりぎりの緊張状態で対峙する2人の男……圧巻。
泣かせるエンディングもなかなか秀逸で、余韻に満ちた読後感を楽しんだ。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.11
(5pt)

久々に大満足のアクション小説

久々に大満足のアクション小説だった(映画化希望。ただし韓国のボン・ジュノあたりで)。
まず楽しめたのが文体。ハードボイルドな台詞、会話の間合い、独白の心理描写にはリアリティがあった。この手の小説にはたいがいやたらに長く不自然な説明台詞があってイライラさせられるが、それがない。
プロットは良く練り上げられている。複数の人物視点を重ね合わせて徐々に真相を明らかにしていく構成は読み手のテンションを効果的に高め、しかも伏線の回収もしっかりしているときた。実に見事な職人芸……そのおかげで安心して小説世界にひたり酔うことができた。余談だが自分のよく知る目黒駅周辺が出てくるのも楽しい。
クライマックスのアクションは、この手の犯罪映画などをわりとこだわって見ているような人ならば情景がじゅうぶん浮かんでくるはず。映画「インファナル・アフェア」のようなぎりぎりの緊張状態で対峙する2人の男……圧巻。
泣かせるエンディングもなかなか秀逸で、余韻に満ちた読後感を楽しんだ。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.10
(4pt)

掘り出し物

たまたま本屋で手に取った本だったが、読み始めたらとまらなくなった。たしかに人に勧めづらい描写があるし、最後の攻防は自分が想像力不足のせいか、光景が浮かびづらい点はあるが、なんといっても主人公の男としての矜持を感じさせる行動や言葉が印象的で一気に読みきった。文庫の値段でこの内容なら大満足です。ほかの方の評価がいまいちなので、もっと評価されておかしくないと思い、思わずレビュー書いちゃいました。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176
No.9
(4pt)

掘り出し物

たまたま本屋で手に取った本だったが、読み始めたらとまらなくなった。たしかに人に勧めづらい描写があるし、最後の攻防は自分が想像力不足のせいか、光景が浮かびづらい点はあるが、なんといっても主人公の男としての矜持を感じさせる行動や言葉が印象的で一気に読みきった。文庫の値段でこの内容なら大満足です。ほかの方の評価がいまいちなので、もっと評価されておかしくないと思い、思わずレビュー書いちゃいました。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.8
(3pt)

様々な視点から主人公を追いかける。

ストーリーはスリリングで面白いけど、主人公の視点と主人公を囲む何人もの登場人物からの視点で話が進むから少しややこしい。
何回も戻って確認しながら読むのが苦手な人は読めないかな。

主人公に向けられる視点、またそれぞれの登場人物の立場からの憶測や感情を通して、読み手も主人公を追い掛けるように読まされた。主人公視点なのに、少しも彼の目的や敵が分からなかったのが逆に良かった。

「俺は、お前の一ファンだ」

クライマックスで、ある登場人物が主人公に言ったセリフにはゾクゾクきた。
読むと主人公のファンにされる、それを意図したセリフかも。

後半のアクションシーンは私の想像力がついていきませんでした、、
なので星3つ。
償いの椅子 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 償いの椅子 (角川文庫)より
404383201X
No.7
(3pt)

様々な視点から主人公を追いかける。

ストーリーはスリリングで面白いけど、主人公の視点と主人公を囲む何人もの登場人物からの視点で話が進むから少しややこしい。
何回も戻って確認しながら読むのが苦手な人は読めないかな。

主人公に向けられる視点、またそれぞれの登場人物の立場からの憶測や感情を通して、読み手も主人公を追い掛けるように読まされた。主人公視点なのに、少しも彼の目的や敵が分からなかったのが逆に良かった。

「俺は、お前の一ファンだ」

クライマックスで、ある登場人物が主人公に言ったセリフにはゾクゾクきた。
読むと主人公のファンにされる、それを意図したセリフかも。

後半のアクションシーンは私の想像力がついていきませんでした、、
なので星3つ。
償いの椅子 Amazon書評・レビュー: 償いの椅子より
4048733176