永遠の0

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評判

永遠の0の評価:

3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4,096件 3,321〜3,340 167/205ページ
No.776
(4pt)

父に読ませたかった

私の父は7年前に他界したが、戦争では志願して少年飛行兵になったと聞いていた。

この本を読ませたかった。

父に感想を聞いてみたかった。

主人公の本当の祖父である宮部は、あんなに生に執着していたのに、なぜ特攻隊として戦場に散ったのか・・・・。

命を惜しまない者などいない。
けれど、そんなことは言えない軍隊という組織の中、宮部の取った行動がいろんな者たちに影響を与えた。

生きる・・・ということ。

家族を守るということ。

戦争ということ。

今の日本で戦争で犠牲になった人たちのことを忘れてはいけないことを痛感させられた。

特攻隊はじめ多くの軍人がどんな想いで死んでいったか、教えてくれた一冊になった。

読んで良かったと思う。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.775
(4pt)

父に読ませたかった

私の父は7年前に他界したが、戦争では志願して少年飛行兵になったと聞いていた。

この本を読ませたかった。

父に感想を聞いてみたかった。

主人公の本当の祖父である宮部は、あんなに生に執着していたのに、なぜ特攻隊として戦場に散ったのか・・・・。

命を惜しまない者などいない。
けれど、そんなことは言えない軍隊という組織の中、宮部の取った行動がいろんな者たちに影響を与えた。

生きる・・・ということ。

家族を守るということ。

戦争ということ。

今の日本で戦争で犠牲になった人たちのことを忘れてはいけないことを痛感させられた。

特攻隊はじめ多くの軍人がどんな想いで死んでいったか、教えてくれた一冊になった。

読んで良かったと思う。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.774
(5pt)

「反戦左翼」作ではない、秀作

「大空のサムライ」はじめ、海軍航空隊のエースたちのファンだったので作品の存在は知っていたが、しばらく敬遠していた。

理由は「あの」朝日新聞で絶賛つきの広告で載っていたからだ。それでもう「ドン引き」してしまった。あの朝日流の論法で、坂井三郎はじめ西澤、笹井、岩本、赤松らの戦いを侮辱されたら、ちょっと忍耐の限界を超えると思ったからだ。もし、そんな本だったら、ビリビリに破いて捨てたに違いない。

でも、読んでみたら・・・イイ! 全然「反戦左翼」作品ではない。特に、坂井、西澤、笹井中尉らについては登場人物達が敬意を込めて語ってくれるので嬉しかった。

もっとも、最初主人公の姉が「私は、反戦思想の持ち主・・・」とかほざいたところでかなりうんざりしたし、「この頭でっかちクソ女、黙ってろ!」とも思ったが。正直、この姉がかなりウザい。なんで登場させたのかがわからない。これさえなければ、最高傑作だったのに。

ただ、この姉の平和ボケ論に、元軍人が「そんなことは、実際に紛争地に行ってしゃべってこい」と一刀両断するところや、姉の求婚者として出てくる「モロに朝日新聞な記者」の最高に腹立つ独りよがりな「平和論」を元特攻要員が完璧に言い負かすところは最高に気持ちよかった。

かといって、この本「戦争賛美書」ではない。徹底的な特攻作戦批判論である。

よく「靖国史観信者」が誤解するのが、「特攻を作戦論として批判することと、特攻で死んでいった英霊を批判することは、完全に別だ」という点である。

本書は、祖国の愛する者たちの為に特攻で死んでいった英霊については、元軍人たちの口を通して無限の敬意を表している。その一方で、「作戦論としての特攻」については徹底的な批判している。これは極めて納得のいくストーリーだ。

私は、以前から歴史も戦史も読んでいたから、本書を読んで「泣く」ということはなかった。そこしやはりフィクションである。それより気になったのは多くの方のレビューを見て、「うわあ・・・こういう歴史を知らなかったって人がこんなにいたのか・・・」と、そういう歴史教育の実態の貧しさの方が恐ろしくなった。

およそ世界で日本人ほど、自国の歴史を知らない国民は類がない。

その意味では、「歴史や戦史は読まないけど、小説なら読む」という人に、歴史を少しでも知ってもらう意味で、本書は非常に優れた作品であったと思う。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.773
(5pt)

「反戦左翼」作ではない、秀作

「大空のサムライ」はじめ、海軍航空隊のエースたちのファンだったので作品の存在は知っていたが、しばらく敬遠していた。

理由は「あの」朝日新聞で絶賛つきの広告で載っていたからだ。それでもう「ドン引き」してしまった。あの朝日流の論法で、坂井三郎はじめ西澤、笹井、岩本、赤松らの戦いを侮辱されたら、ちょっと忍耐の限界を超えると思ったからだ。もし、そんな本だったら、ビリビリに破いて捨てたに違いない。

でも、読んでみたら・・・イイ! 全然「反戦左翼」作品ではない。特に、坂井、西澤、笹井中尉らについては登場人物達が敬意を込めて語ってくれるので嬉しかった。

もっとも、最初主人公の姉が「私は、反戦思想の持ち主・・・」とかほざいたところでかなりうんざりしたし、「この頭でっかちクソ女、黙ってろ!」とも思ったが。正直、この姉がかなりウザい。なんで登場させたのかがわからない。これさえなければ、最高傑作だったのに。

ただ、この姉の平和ボケ論に、元軍人が「そんなことは、実際に紛争地に行ってしゃべってこい」と一刀両断するところや、姉の求婚者として出てくる「モロに朝日新聞な記者」の最高に腹立つ独りよがりな「平和論」を元特攻要員が完璧に言い負かすところは最高に気持ちよかった。

かといって、この本「戦争賛美書」ではない。徹底的な特攻作戦批判論である。

よく「靖国史観信者」が誤解するのが、「特攻を作戦論として批判することと、特攻で死んでいった英霊を批判することは、完全に別だ」という点である。

本書は、祖国の愛する者たちの為に特攻で死んでいった英霊については、元軍人たちの口を通して無限の敬意を表している。その一方で、「作戦論としての特攻」については徹底的な批判している。これは極めて納得のいくストーリーだ。

私は、以前から歴史も戦史も読んでいたから、本書を読んで「泣く」ということはなかった。そこしやはりフィクションである。それより気になったのは多くの方のレビューを見て、「うわあ・・・こういう歴史を知らなかったって人がこんなにいたのか・・・」と、そういう歴史教育の実態の貧しさの方が恐ろしくなった。

およそ世界で日本人ほど、自国の歴史を知らない国民は類がない。

その意味では、「歴史や戦史は読まないけど、小説なら読む」という人に、歴史を少しでも知ってもらう意味で、本書は非常に優れた作品であったと思う。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.772
(5pt)

重いテーマを濃密かつ面白く描ききる作家の力量と倫理性

見事!

と書いてから、『影法師』の感想もこの一言で感想を始めたことに気が付いた。
やはりこれは本物の作家だ。この読みごたえはどうだ。

前に読んだこの作家の2冊、『ボックス!』と『影法師』も面白くてかつ内容が濃かったし、
またこの作品の素材が太平洋戦争、それも特攻ということで、
重厚な内容であることは想像はしていた。
が、あらためて作家の力量に感服する。泣かせる。

特攻隊員として死んだ謎の祖父について、
孫であるジャーナリストの姉と、語り手となる弟とが、
複数の人物の証言をもとに迫っていく、という話。
生きて家族の元に帰りたい、と当時としては異端の発言をし、
臆病者とも見られながらとんでもない飛行技術を持っていた男とはいったい何者なのか。

人物をめぐる謎解きの物語でもあり、その点は『影法師』とも似ている。
素材は重いが娯楽的要素も十分、ミステリー的な仕掛けも見事。
そしてその結果明らかになるのが深い人間の真実であるというのがもっと見事。

この作家は放送作家としてのキャリアがあるが、小説はこれがデビュー作という。
そこへこの重い素材を取り上げたというのは、
おそらく前々から、太平洋戦争当時の軍、
あるいは戦後の国家に対する半端ではない義憤があったのだろうと思う。
そうした強い思いが感じられる。

しかしそれはいわゆるイデオロギーとは違った、何よりも人間の生き方の問題であるのは、
ほかの作品を読んでも感じられることだ。
あえてまとめるなら、人間が生きていくための真実、
何を大切に生きていくべきか、というような思いとつながるように思う。
そういう意味でとても倫理的な作家だろうという気がする。

構成としては、姉弟の取材に対して複数の人物が証言し、
それによって祖父の人物が浮かび上がる、という形だが、
そうした証言は謎解きの材料というだけでなく、
それぞれの生きた戦争を映し出し、悲惨な時代を鮮やかに蘇らせる。

当然ながらそれは単純なものではない。
生きたいという強い思いがむしろ死につながる皮肉など、
苛烈な運命を生きる人間が背負わねばならない複雑さ重さを描き切ってみせる。
だからこそ最後に涙を誘われる読者が多いのだろう。

以前、サッカー元日本代表の松井選手がこの本を読んでいるとTVで紹介されて、
ちょっと驚いた覚えがある。
松井選手も言っていたが、特攻のことなどよく知らない若い世代が読むといいかもしれない。
また知ってはいても表面的なレベルで済ませているもっと上の世代も、
もっといろいろ考えるためのひとつのきっかけとして、読んでおきたい本という気がする。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.771
(5pt)

重いテーマを濃密かつ面白く描ききる作家の力量と倫理性

見事!

と書いてから、『影法師』の感想もこの一言で感想を始めたことに気が付いた。
やはりこれは本物の作家だ。この読みごたえはどうだ。

前に読んだこの作家の2冊、『ボックス!』と『影法師』も面白くてかつ内容が濃かったし、
またこの作品の素材が太平洋戦争、それも特攻ということで、
重厚な内容であることは想像はしていた。
が、あらためて作家の力量に感服する。泣かせる。

特攻隊員として死んだ謎の祖父について、
孫であるジャーナリストの姉と、語り手となる弟とが、
複数の人物の証言をもとに迫っていく、という話。
生きて家族の元に帰りたい、と当時としては異端の発言をし、
臆病者とも見られながらとんでもない飛行技術を持っていた男とはいったい何者なのか。

人物をめぐる謎解きの物語でもあり、その点は『影法師』とも似ている。
素材は重いが娯楽的要素も十分、ミステリー的な仕掛けも見事。
そしてその結果明らかになるのが深い人間の真実であるというのがもっと見事。

この作家は放送作家としてのキャリアがあるが、小説はこれがデビュー作という。
そこへこの重い素材を取り上げたというのは、
おそらく前々から、太平洋戦争当時の軍、
あるいは戦後の国家に対する半端ではない義憤があったのだろうと思う。
そうした強い思いが感じられる。

しかしそれはいわゆるイデオロギーとは違った、何よりも人間の生き方の問題であるのは、
ほかの作品を読んでも感じられることだ。
あえてまとめるなら、人間が生きていくための真実、
何を大切に生きていくべきか、というような思いとつながるように思う。
そういう意味でとても倫理的な作家だろうという気がする。

構成としては、姉弟の取材に対して複数の人物が証言し、
それによって祖父の人物が浮かび上がる、という形だが、
そうした証言は謎解きの材料というだけでなく、
それぞれの生きた戦争を映し出し、悲惨な時代を鮮やかに蘇らせる。

当然ながらそれは単純なものではない。
生きたいという強い思いがむしろ死につながる皮肉など、
苛烈な運命を生きる人間が背負わねばならない複雑さ重さを描き切ってみせる。
だからこそ最後に涙を誘われる読者が多いのだろう。

以前、サッカー元日本代表の松井選手がこの本を読んでいるとTVで紹介されて、
ちょっと驚いた覚えがある。
松井選手も言っていたが、特攻のことなどよく知らない若い世代が読むといいかもしれない。
また知ってはいても表面的なレベルで済ませているもっと上の世代も、
もっといろいろ考えるためのひとつのきっかけとして、読んでおきたい本という気がする。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.770
(1pt)

壬生義士伝の劣化コピー

夏休みの読書感想文に勧められたので読んでみたら浅田次郎さんの壬生義士伝という小説にそっくりでした。というかパクリ。

当時の関係者の独白?のような形で進む物語に

真面目だが家族への想いが強すぎるあまり仲間から嫌われる主人公。

景浦介山のところなんかは斉藤一のまんまでしたよ。

何故こんなに絶賛されてるのか分かりません。

というかこの作者のボックス!という小説も映画化されたのをテレビでやっていたので観たんですがキッズリターンにそっくりでした。
(原作は読んでないのでもしかしたら映画で内容を大幅改変され百田さんに罪はないのかも知れませんが)

まあ少なくともこの小説で読書感想文の用紙を埋めることはないですね。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.769
(1pt)

壬生義士伝の劣化コピー

夏休みの読書感想文に勧められたので読んでみたら浅田次郎さんの壬生義士伝という小説にそっくりでした。というかパクリ。

当時の関係者の独白?のような形で進む物語に

真面目だが家族への想いが強すぎるあまり仲間から嫌われる主人公。

景浦介山のところなんかは斉藤一のまんまでしたよ。

何故こんなに絶賛されてるのか分かりません。

というかこの作者のボックス!という小説も映画化されたのをテレビでやっていたので観たんですがキッズリターンにそっくりでした。
(原作は読んでないのでもしかしたら映画で内容を大幅改変され百田さんに罪はないのかも知れませんが)

まあ少なくともこの小説で読書感想文の用紙を埋めることはないですね。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.768
(3pt)

☆の数では語れないが

とても面白くあっという間に読んだので、知人にそう伝えたところ
「自分はこの本をとあるレビューで酷評しました」という真摯な応答を
頂いた。あわててアマゾンのレビュー、とくに☆1つの部分を読み漁る。

世界大戦への経緯について無知である私のような者への怒りを含んだ
語気の荒いレビューもあるが、「どうして自分は低評価なのか」を
辛抱強く書いて下さっている物も多かった。それを真剣に読んだ。

この本の戦闘シーンは詳細で、見て来たようで、そこが面白さの1つに
なっている。しかしそれは他の本(永遠のゼロでも名前が見受けられる戦闘機の
パイロットが書いた本)に書かれたもののリライトでしかない、という
批判があった。尤もな事だ。

また「戦争の責任を全部閣僚や上層部の事なかれ主義のせいにしているが
実際に起きた事と異なる」という批判もあった。おそらくはこれも当たっているの
だろうと思う。

それでも私はこの本が面白かった。主人公の姉の結婚に揺れる心模様など、安っぽい
描写も多々あった。でも、それはそれで私を安心させた。
これはフィクションなんだよね、って。
面白く読めたのは、私が歴史に無知だから齟齬が気にならかなったせいもあるだろう。

いくつかの欠点(?)を教えて頂いた上でも、やっぱり私は「面白いです、お勧め出来ます」
とお伝えしたい。ただしこの本にまつわる批判も良く読み、それを併せて自分の養分と
したら更によいと思う。

主人公の宮部が素晴らしい。体制に合わせなければ死地へ放逐されるような時代に
自分の考えを貫き通す事が、一体どれだけの人に出来るだろう。
彼をこの時代に立たせ、彼を最後に殺した戦争を描いたこの本は、
たとえ「あざとかった」としても「技と計算して泣かせようとした」のだとしても、

私は読んで良かった。

批判の声を一緒に添えて、自分の子供にも読ませたい。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.767
(3pt)

☆の数では語れないが

とても面白くあっという間に読んだので、知人にそう伝えたところ
「自分はこの本をとあるレビューで酷評しました」という真摯な応答を
頂いた。あわててアマゾンのレビュー、とくに☆1つの部分を読み漁る。

世界大戦への経緯について無知である私のような者への怒りを含んだ
語気の荒いレビューもあるが、「どうして自分は低評価なのか」を
辛抱強く書いて下さっている物も多かった。それを真剣に読んだ。

この本の戦闘シーンは詳細で、見て来たようで、そこが面白さの1つに
なっている。しかしそれは他の本(永遠のゼロでも名前が見受けられる戦闘機の
パイロットが書いた本)に書かれたもののリライトでしかない、という
批判があった。尤もな事だ。

また「戦争の責任を全部閣僚や上層部の事なかれ主義のせいにしているが
実際に起きた事と異なる」という批判もあった。おそらくはこれも当たっているの
だろうと思う。

それでも私はこの本が面白かった。主人公の姉の結婚に揺れる心模様など、安っぽい
描写も多々あった。でも、それはそれで私を安心させた。
これはフィクションなんだよね、って。
面白く読めたのは、私が歴史に無知だから齟齬が気にならかなったせいもあるだろう。

いくつかの欠点(?)を教えて頂いた上でも、やっぱり私は「面白いです、お勧め出来ます」
とお伝えしたい。ただしこの本にまつわる批判も良く読み、それを併せて自分の養分と
したら更によいと思う。

主人公の宮部が素晴らしい。体制に合わせなければ死地へ放逐されるような時代に
自分の考えを貫き通す事が、一体どれだけの人に出来るだろう。
彼をこの時代に立たせ、彼を最後に殺した戦争を描いたこの本は、
たとえ「あざとかった」としても「技と計算して泣かせようとした」のだとしても、

私は読んで良かった。

批判の声を一緒に添えて、自分の子供にも読ませたい。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.766
(5pt)

戦争中にこの生き方ができるでしょうか?

何気に手にとって読み始めましたが、ストーリーに引き込まれました。戦争中でありながら誠実であり続けた主人公の生き方に共感を覚えました。そんな生き方は自分のためだけではなく、自分への誠実さがやがては家族を支える大きな財産となっていく。最後の展開はありきたりな印象がありましたが、それでも感動を与えてくれました。久しぶりに感動した一冊です。終戦記念日の今日、このレビューを書きました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.765
(5pt)

戦争中にこの生き方ができるでしょうか?

何気に手にとって読み始めましたが、ストーリーに引き込まれました。戦争中でありながら誠実であり続けた主人公の生き方に共感を覚えました。そんな生き方は自分のためだけではなく、自分への誠実さがやがては家族を支える大きな財産となっていく。最後の展開はありきたりな印象がありましたが、それでも感動を与えてくれました。久しぶりに感動した一冊です。終戦記念日の今日、このレビューを書きました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.764
(5pt)

太平の眠りを覚ませ!

自分の国に誇りを持てない国民が国を護っていけるのか。
昨今の領土問題の危機は決して政治家だけの問題ではない。
私達日本国民の覚悟が問われています。
先の大戦の記憶を消された私達は、
国の未来を信じて命を懸けて戦った、たった70年前の
あの戦争の記憶を取り戻すことから始めなければなりません。

著者は本書を紹介するTV番組で執筆動機を、
「戦争を経験した伯父や父が世を去ろうとしているのを見て、
 戦争経験者が今日本の歴史から消えていくんだな、
 じゃあ伯父や父から聞いた戦争の話を書きたいと思った。」
と語っています(http://www.youtube.com/watch?v=vyck8SujIgo)。

本書の素晴らしいところは、
説教臭いところが一切なく、また甘ったるいラブストーリに堕することなく、
予備知識がなくてもかなり忠実にあの戦争のアウトラインを掴むことができ、
あの戦争の敗因(今の日本にもそのまま通じる)は何かを考えさせられ、
日本の未来の為に命を賭して戦った祖父や曾祖父の生きざまについて思いをはせることができることです。
そして、それでいて最後まで一気に読ませる圧倒的に面白い小説に仕上がっているところがすごい!

多くの日本人が読み、大切な記憶の空白を埋めるきっかけになって欲しいと思います。
映画化が決まりましたが、陳腐なラブストーリーにされてしまわないことを祈ります。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.763
(5pt)

操縦桿の感触が手に残る作品

40歳手前の女です。

もともと太平洋戦争には興味があったけど、
詳しい知識がないので戦争ものは敬遠していました。
この本との出会いはアマゾンで評価の高い作品を探していたことからです。

ミッドウェー、ラバウル、ガダルカナル、人間魚雷、戦艦大和、山本五十六など
聞いたことしかない程度の知識でしたが、内容を理解し楽しむために何の障害もありませんでした。
また、読み終わったあとにはそれらの知識を豊富に持っている自分に驚きます。

この作品の特にすぐれたところは言葉の存在を感じさせないところです。
目の前に情景をありありと再現するために、説明に過不足がないのです。
日本の小説は物語といえど、作者の主義主張を全面に押し出しているものが少なくありません。
そのために、文章が邪魔をして物語の中に入り込むことが難しくなります。

しかし、『0』はあくまで透明な文章の向こうに映画さながらの情景が見えます。
不要な文章がないからです。

それだけに、健太郎と姉が議論する場面は興ざめしてしまいがちで、非常に残念な点ではありますが、
全体としてこれほど優れた作品にマイナスをつけるわけに行かないので星5としました。

映画化が決定されたようですね。
今でも、宮部が握った操縦桿の感触と、海面の輝きがまぶたに残っています。
映画ではどういう風に再現されるのか、それも一つの楽しみになっています。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.762
(1pt)

ジャンルは「ミステリー」、

私は主に歴史小説や時代小説しか読みません。「永遠の0」も終戦記念日を前にして、
戦争について再度勉強できることがあるかもしれないと期待して購入しました。
ページ数も多くとても期待しましたが、読み終えてとてもがっかりしました。
本作は戦争を題材にしてはいるものの、「おじいさんが死んだのはなぜか?」
というミステリーとしか思えなかったからです。
戦争を学ぼうとする人には不向きだと思います。
各章の証言者の発言はどこまでが真実でどこまでが筆者の想像の域なのか伝わりません。
その証言の中にも「これは戦後わかったことですが」という類の表現が多いのですから、
いったいこの本では戦争経験者の当時の実体験を表現したいのか、
それとも後でわかったことも含めてとにかく史実を追求したいのか、作者の意図がわからず、
結局、大半を占める各証言を信用できなくなります。
そうなってくると、話を聞いて回る孫が戦争に全く無知な青年である点も、
作者の取材能力が未熟であることを投影して「聞いた、調べたことを
そのまま転記することしかできないのです」と免罪を請うているような気すらしてきます。
私には、プロローグとエピローグだけで十分でした。
映画化が予定されているようですが、証言を元に戦争の真実を描くという点では
クロード・ランズマン監督のSHOAHのような作風になるのでしょうか。
そうは思えず、知り合いの未亡人が美人だったので近づいたらせいこう
してしまいました、という戦争とは全く関係ない内容の映画の方が
この作品の本質を突いているような気すらしてきます。
太平洋戦争終盤、陸軍の兵士は海外の戦地において一滴の水にも困るような飢餓状態で
その時間を生きるか死ぬか、という思いをしていたかもしれない一方で
、空軍の兵士は一仕事終えて嫌なことがあったからと一升瓶を投げ割ってしまえる環境の中で
過ごしていたのか、と思うと、結局登場人物のどなたにも感情移入できませんでした。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.761
(5pt)

素直に感動しました。

太平洋戦争について知らない人におすすめです。
素直に感動して涙しました。

フィクションですが、遠くない昔に多くの日本人が
戦争で亡くなったことを考えさせられました。
仕事でつらいことがあっても、戦争や特攻に比べたら
なんでも無いと思いました。
今の恵まれた環境に感謝です。

20歳の息子がいますが是非読ませたい一冊です。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.760
(5pt)

太平の眠りを覚ませ!

自分の国に誇りを持てない国民が国を護っていけるのか。
昨今の領土問題の危機は決して政治家だけの問題ではない。
私達日本国民の覚悟が問われています。
先の大戦の記憶を消された私達は、
国の未来を信じて命を懸けて戦った、たった70年前の
あの戦争の記憶を取り戻すことから始めなければなりません。

著者は本書を紹介するTV番組で執筆動機を、
「戦争を経験した伯父や父が世を去ろうとしているのを見て、
 戦争経験者が今日本の歴史から消えていくんだな、
 じゃあ伯父や父から聞いた戦争の話を書きたいと思った。」
と語っています(http://www.youtube.com/watch?v=vyck8SujIgo)。

本書の素晴らしいところは、
説教臭いところが一切なく、また甘ったるいラブストーリに堕することなく、
予備知識がなくてもかなり忠実にあの戦争のアウトラインを掴むことができ、
あの戦争の敗因(今の日本にもそのまま通じる)は何かを考えさせられ、
日本の未来の為に命を賭して戦った祖父や曾祖父の生きざまについて思いをはせることができることです。
そして、それでいて最後まで一気に読ませる圧倒的に面白い小説に仕上がっているところがすごい!

多くの日本人が読み、大切な記憶の空白を埋めるきっかけになって欲しいと思います。
映画化が決まりましたが、陳腐なラブストーリーにされてしまわないことを祈ります。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.759
(5pt)

操縦桿の感触が手に残る作品

40歳手前の女です。

もともと太平洋戦争には興味があったけど、
詳しい知識がないので戦争ものは敬遠していました。
この本との出会いはアマゾンで評価の高い作品を探していたことからです。

ミッドウェー、ラバウル、ガダルカナル、人間魚雷、戦艦大和、山本五十六など
聞いたことしかない程度の知識でしたが、内容を理解し楽しむために何の障害もありませんでした。
また、読み終わったあとにはそれらの知識を豊富に持っている自分に驚きます。

この作品の特にすぐれたところは言葉の存在を感じさせないところです。
目の前に情景をありありと再現するために、説明に過不足がないのです。
日本の小説は物語といえど、作者の主義主張を全面に押し出しているものが少なくありません。
そのために、文章が邪魔をして物語の中に入り込むことが難しくなります。

しかし、『0』はあくまで透明な文章の向こうに映画さながらの情景が見えます。
不要な文章がないからです。

それだけに、健太郎と姉が議論する場面は興ざめしてしまいがちで、非常に残念な点ではありますが、
全体としてこれほど優れた作品にマイナスをつけるわけに行かないので星5としました。

映画化が決定されたようですね。
今でも、宮部が握った操縦桿の感触と、海面の輝きがまぶたに残っています。
映画ではどういう風に再現されるのか、それも一つの楽しみになっています。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.758
(1pt)

ジャンルは「ミステリー」、

私は主に歴史小説や時代小説しか読みません。「永遠の0」も終戦記念日を前にして、
戦争について再度勉強できることがあるかもしれないと期待して購入しました。
ページ数も多くとても期待しましたが、読み終えてとてもがっかりしました。
本作は戦争を題材にしてはいるものの、「おじいさんが死んだのはなぜか?」
というミステリーとしか思えなかったからです。
戦争を学ぼうとする人には不向きだと思います。
各章の証言者の発言はどこまでが真実でどこまでが筆者の想像の域なのか伝わりません。
その証言の中にも「これは戦後わかったことですが」という類の表現が多いのですから、
いったいこの本では戦争経験者の当時の実体験を表現したいのか、
それとも後でわかったことも含めてとにかく史実を追求したいのか、作者の意図がわからず、
結局、大半を占める各証言を信用できなくなります。
そうなってくると、話を聞いて回る孫が戦争に全く無知な青年である点も、
作者の取材能力が未熟であることを投影して「聞いた、調べたことを
そのまま転記することしかできないのです」と免罪を請うているような気すらしてきます。
私には、プロローグとエピローグだけで十分でした。
映画化が予定されているようですが、証言を元に戦争の真実を描くという点では
クロード・ランズマン監督のSHOAHのような作風になるのでしょうか。
そうは思えず、知り合いの未亡人が美人だったので近づいたらせいこう
してしまいました、という戦争とは全く関係ない内容の映画の方が
この作品の本質を突いているような気すらしてきます。
太平洋戦争終盤、陸軍の兵士は海外の戦地において一滴の水にも困るような飢餓状態で
その時間を生きるか死ぬか、という思いをしていたかもしれない一方で
、空軍の兵士は一仕事終えて嫌なことがあったからと一升瓶を投げ割ってしまえる環境の中で
過ごしていたのか、と思うと、結局登場人物のどなたにも感情移入できませんでした。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.757
(5pt)

素直に感動しました。

太平洋戦争について知らない人におすすめです。
素直に感動して涙しました。

フィクションですが、遠くない昔に多くの日本人が
戦争で亡くなったことを考えさせられました。
仕事でつらいことがあっても、戦争や特攻に比べたら
なんでも無いと思いました。
今の恵まれた環境に感謝です。

20歳の息子がいますが是非読ませたい一冊です。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
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