永遠の0

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評判

永遠の0の評価:

3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4,096件 3,101〜3,120 156/205ページ
No.996
(5pt)

さいこー

タイトルだけでは解らないけれど、零戦、つまり戦争のお話。
妻のため、子供のため、必ず 生きて帰ってくると誓った主 人公宮部がなぜ特攻で死ななければならなかったのか。
祖父に関してのその疑問の答えを見つけるべく、孫たちは奔走する。 真珠湾、ラバウル、ガダルカナル………当時の宮部を知る戦友たちが孫に語る形で物語は進行する。
宮部という架空の人物を介してはいるが、彼らの口から語られる物語はほぼノンフィクション。 戦争の悲惨さ、冷酷さ。 そして軍部の愚かさ、それを 煽ったメディアの罪、また桜花や回天に代表される特攻兵 器への批判。
それを彼らの口を通して公然と表現している。 そして最後の最後に孫たちが 辿り着く驚愕の事実。 宮部という人物の全貌が明らかになった時、この物語は爽やかな風を残して終焉する。
とくに最後のエピローグは圧巻。 景山民夫著「遠い海から来たC OO」を彷彿とさせるラストの数ページは、もう言葉では表現できないくらいの凄さがある。
これを出来すぎた小説だと評する人がいるならば、それは絶対に間違っている。 人の感性の問題なのであまりこういうことは言わないのだ が、ひねくれているとしか言いようがない。
ただのノンフィクションであるならば手に取らなかったで あろう自分を含めた読者をここまで真剣に物語に引き込ま せることに成功したのは、宮部という人物がいたからというのは明らかだ。
戦争があったからこそ、今の平和があるということ。 そんなありきたりの言葉であるが忘れがちであるこのことを強烈に読者に印象づけ、それに加え宮部という人物を通して人を愛し、守ろうとする意思がどれほど強いものなのか。 それを完全に表現しきっていると思う。先日の日記とは明らかに矛盾 するが、人は一人では生きていけない。いや、生きてはいけるが、その人生は果たしてどれ程のものなのか。 そんなことを深く深く考えさせられる作品である。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.995
(2pt)

どこが泣けるの?

評判がいいから読んでみて 最後は号泣なんて誰かが言っていたけど 全く泣けませんでした 私の感性が鈍いのか?いや やはり策に溺れたような 安易な結末で 最後は全く期待はづれでした わたしゃ こんなもんじゃ 泣けません!!
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.994
(5pt)

感動の一冊

読んでみようかなーと軽い気持ちで手にした自分が恥ずかしくなってしまう程読了時に感動しました。
詳細は是非手にとって読んでみてください。
生きる意味を考えました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.993
(5pt)

戦争とは・・・

孫が特攻隊で戦死した、空軍の祖父の足跡をたどるストーリー。
感想としてはとにかく面白かった。
色々な人の証言を基に祖父の宮部九蔵がどのような人物だったかが徐々に明らかになっていく。
証言者はともに戦地で戦った人、教え子など様々。
本を読み進めていくうちに、宮部九蔵がどのような人物で、どういう思いで戦争に臨んでいたのかよくわかる。

戦争中に最前線の人たちがどのような思いを抱いて戦っていたのかもよくわかる作品だった。
非常に感情移入しやすく、読めば読むほど、戦争の悲惨さ、当時の日本の愚かさ、その時代に生きた兵士達の思いがわかる感動的なストーリでした。

ラストも衝撃な展開でした。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.992
(5pt)

難しいテーマに取り組んだ素晴らしい本

”戦艦日向の改装に携わった”という島一番の船大工だった
祖父の影響もあり、子供の頃より戦記物には興味がありました

成人してからは、作中にも出てきている鹿屋や知覧、
回天の根拠地である大津島などを巡って参りました

その中で感じたことは
”特攻”というテーマは非常に難しく、
切り口によってまったく異なる描き方になってしまう、
ということです

切り口によって、ある面では真実でも
別の面では誤解を招く恐れがある・・という

それを作者は、
それぞれの立場・思想の異なる元兵士の口を
借りるという形をとることで
なるべく誤解を与えないように心がけているように
感じます

また、何故”特攻”という作戦が
採られるようになったのか・・・
という肝心なことを理解するために必要な
最低限の基礎知識も織り込んでいます

この本の素晴らしい所は、
その膨大な内容を、これだけコンパクトに、
しかも読みやすい形でまとめている事です

また、”特攻”という事象を通して
現代にも通じる日本人の持っている強さと弱さを
指摘している所も見逃せません

これだけ”売れにくい”内容なのに
それをストーリーで上手くフォローして
ベストセラーにしてしまう
作者の超人的な力量に拍手です
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.991
(5pt)

生きること、生き延びるということ自体が難しい時代の中で

中学生の姪の、夏休みの読書感想文・感想画用の作品として、
この著者の『風の中のマリア』を選んだことが入り口でした。

『風の中のマリア』の主人公は、巣を守るために戦うスズメバチ。
『永遠の0』の主人公の亡き祖父は、第二次世界大戦中の特攻隊員。
どちらも家族を想い、子孫を国を想い、生きるために戦う。
両作品に共通のものを感じたのは、私だけではないと思います。

読書中に「これは体験した者しか語れないだろう」と感じていましたので、
巻末に挙げられている多くの参考文献を見た時、真摯で正直な作者だな、
よく資料を探して読み込んだな、と思いました。
1956年生まれの作者が、想像だけで書けるものではない。当たり前です。
盗作や転写という批判があるようですが、根本的に違う。残念なことです。

亡き人の真実の姿を知ろうとする主人公が、
様々な視点から語られる全く違う人物像に戸惑う…という物語は、
米映画『戦火の勇気』を思い出しました。私は好きな手法です。
一人の人物に対する見方というのは、人によって全く違うのが当然ですし、
愛憎によって歪んだ像も、それを見る者には真実なのですから。

物語(フィクション)として素晴らしい作品だと思います。
ノンフィクションをコラージュし、巧い結末をつけたフィクションです。
出来過ぎと感じる人は、自分なりの結末を考えてみるといいでしょう。
作家という仕事、作品を創るという事の難しさが解ると思います。

巻末には『講談社文庫刊行の辞(1971年 野間正一)』もあります。
私はどの作品も読後は必ずこの文を読み、その作品が文中の
「いたずらに浮薄な商業主義のあだ花」に当たるかどうかを考えます。

レビューが500超ですから、粗筋などは他の方にお任せいたします。
しかし、この作品から巻末の参考文献を始めとするノンフィクションへ、
若い世代、いえ、あの戦争を体験しなかった現代のほとんどの人々が
興味を持つきっかけとなれば―それだけで素晴らしい偉業だと思います。

作中に、戦争責任は新聞・軍部・国民にあるという異なる意見があります。
私はその中のひとつだけに原因を求める事こそ無理があると感じます。
それは正に、ドッグファイトのような渦巻きではなかったのでしょうか。
次の戦争を起こすそのひとつに決してならないようにする。
それが私なりの生き延び方、愛する人の為の生き方です。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.990
(5pt)

久々に本の世界に入りました。

ひたすら「生きる」事を求めた主人公。安っぽい戦争批判でも賛歌でもない。あの時代に生きた人の声を聞いた気がします。自分の人生を自分で選べる平成の今。たった数十年前にこんな時代があった事を忘れてはいけないと思いました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.989
(5pt)

久々に本の世界に入りました。

ひたすら「生きる」事を求めた主人公。安っぽい戦争批判でも賛歌でもない。あの時代に生きた人の声を聞いた気がします。自分の人生を自分で選べる平成の今。たった数十年前にこんな時代があった事を忘れてはいけないと思いました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.988
(1pt)

初心者向けのフィクション

テレビで絶賛されていたのをきっかけに読んでみました
期待しすぎていたのが災いしたのかもしれません

実は自分も祖父の海軍での生活を自分で追いかけた経験があるため
どうしても読んでみたくなりました

フィクション小説の割にドキュメント仕立てで
おそらくいろいろ情報収集をされたのだと思いますが
それらをノンフィクション仕立てに単にプロットに当てはめながら
寄せ集めた史実の断片をちりばめていくストーリー展開には
正直言ってがっかりでした

酷評する気はありませんが
太平洋戦争を知らない若い世代の読者にを対象としているのでしょう
その点では戦争を知識としても知らないような世代に取っては大まかにも
感情移入しながらそれなりに読めるので有益かと思います

ミッドウェー海戦の下りはあまりにも有名ですが、単に南雲長官に責任を帰する書き方など
正直言って辟易させられますが
新聞社が戦争をあおったとか日露戦争から日本人はおかしくなって
いったなどという記述は当っているとしても知識のない読み手に取っては
唐突過ぎで論理展開も急すぎてまったく消化出来ないでしょう

映画に例えるとLife is beautifulを絶賛出来るような向きにはオススメですが
単館上映されているようなフランス映画を見慣れている目の肥えた観客には失笑を買うような作品です

が、題材としては間違っても軽々しくあつかってもらっては困る題材ですので
(作者の方が軽々しく扱ったと言っている訳ではありませんが)
フィクションとはいえ、もっと丁寧に書いてほしかったところです

逆説的に考えるとそれだけ戦争の体験が風化してきたと言えるのかもしれません
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.987
(3pt)

参考文献の紹介小説と思って読むと良い。

話の起承転結としては、小奇麗にまとめられていて、読み易い。

登場人物の高山氏は今のマスメディアを体現する憎まれ役。
この人物に対する武田氏の言葉にカタルシスを感じられたことに評価。

軍上層部を批判するような箇所は、相も変わらず国内で戦犯探しをしている現代日本の悪癖が出ている。
当時、日本が欧米列強にどれほど追い詰められていたかを描いてくれれば、もう少し評価できた。
また、主人公の姉である慶子に軽薄さが感じられ、そのせいで話の雰囲気が安っぽくなっているところが残念。

些末なことだが、当時を生きた軍人達が「太平洋戦争」「日中戦争」などと言うだろうか?
現実問題として仕方のないことなのかもしれないが、押し付けられた戦後史観は徐々に改善していきたいところだ。

参考文献はこの小説より深いものばかり。是非この本をきっかけにこれらの文献が多くの人に読まれると良いと思う。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.986
(1pt)

初心者向けのフィクション

テレビで絶賛されていたのをきっかけに読んでみました
期待しすぎていたのが災いしたのかもしれません

実は自分も祖父の海軍での生活を自分で追いかけた経験があるため
どうしても読んでみたくなりました

フィクション小説の割にドキュメント仕立てで
おそらくいろいろ情報収集をされたのだと思いますが
それらをノンフィクション仕立てに単にプロットに当てはめながら
寄せ集めた史実の断片をちりばめていくストーリー展開には
正直言ってがっかりでした

酷評する気はありませんが
太平洋戦争を知らない若い世代の読者にを対象としているのでしょう
その点では戦争を知識としても知らないような世代に取っては大まかにも
感情移入しながらそれなりに読めるので有益かと思います

ミッドウェー海戦の下りはあまりにも有名ですが、単に南雲長官に責任を帰する書き方など
正直言って辟易させられますが
新聞社が戦争をあおったとか日露戦争から日本人はおかしくなって
いったなどという記述は当っているとしても知識のない読み手に取っては
唐突過ぎで論理展開も急すぎてまったく消化出来ないでしょう

映画に例えるとLife is beautifulを絶賛出来るような向きにはオススメですが
単館上映されているようなフランス映画を見慣れている目の肥えた観客には失笑を買うような作品です

が、題材としては間違っても軽々しくあつかってもらっては困る題材ですので
(作者の方が軽々しく扱ったと言っている訳ではありませんが)
フィクションとはいえ、もっと丁寧に書いてほしかったところです

逆説的に考えるとそれだけ戦争の体験が風化してきたと言えるのかもしれません
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.985
(3pt)

参考文献の紹介小説と思って読むと良い。

話の起承転結としては、小奇麗にまとめられていて、読み易い。

登場人物の高山氏は今のマスメディアを体現する憎まれ役。
この人物に対する武田氏の言葉にカタルシスを感じられたことに評価。

軍上層部を批判するような箇所は、相も変わらず国内で戦犯探しをしている現代日本の悪癖が出ている。
当時、日本が欧米列強にどれほど追い詰められていたかを描いてくれれば、もう少し評価できた。
また、主人公の姉である慶子に軽薄さが感じられ、そのせいで話の雰囲気が安っぽくなっているところが残念。

些末なことだが、当時を生きた軍人達が「太平洋戦争」「日中戦争」などと言うだろうか?
現実問題として仕方のないことなのかもしれないが、押し付けられた戦後史観は徐々に改善していきたいところだ。

参考文献はこの小説より深いものばかり。是非この本をきっかけにこれらの文献が多くの人に読まれると良いと思う。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.984
(5pt)

ベスト3

もう去年になりますが、私が、一年間で読んだ本の中で、ベスト3に入る本です。私の記憶では、行列の出来る…に出演される前に、すでにベストセラーになっていたと思います…。間違っていることや、あやふやなことを確かめもしないで書き込むことの恐ろしさを、ひしひしと感じます。評論家気取りで、参考文献には良いとか、へどが出るとか、軽いとか、よく言えるなぁ…。なんなら、自分で書いてみろよと言いたくなります。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.983
(5pt)

ベスト3

もう去年になりますが、私が、一年間で読んだ本の中で、ベスト3に入る本です。私の記憶では、行列の出来る…に出演される前に、すでにベストセラーになっていたと思います…。間違っていることや、あやふやなことを確かめもしないで書き込むことの恐ろしさを、ひしひしと感じます。評論家気取りで、参考文献には良いとか、へどが出るとか、軽いとか、よく言えるなぁ…。なんなら、自分で書いてみろよと言いたくなります。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.982
(3pt)

行列のできる法律相談所 出身小説

テレビの宣伝力でベストセラーになった本なんだなというのが正直な感想。

この本を読んでいる最中
現代の話と戦争経験者の語の落差に違和感を覚えました。

現代の話はとにかく軽いのです。読みやすいライトノベルのようです。
一方、戦争経験者の話は濃いというか、よくここまで調べたなと作者に驚嘆しながら読んでいました。それでいて複数登場する戦争経験者の語り口が、どの人も全く同じだという点に違和感も感じていました。

その後こちらのamazonのレビューで、戦争経験者の話の部分は他のノンフィクション作家のコピペだと知り納得し失望しました・・(ちなみにコピペだというレビューに関して私自身は裏をとっていませんので分かりません。他のレビュワーの方を信用しています)

現代の話の、戦争経験者の社長と記者の、「特攻隊はテロリストか?」の論戦シーン
おそらくここは作者の方がかなり時間をかけて考えに考え、調べて書いたのかもしれませんが、
今になって思うと、ここもどこかの文章を拝借しているのかもしれませんね。(社長が熱く反論するところです)

物語の中で特に違和感のあったシーンは2箇所。

宮部という人物は絶対に油断しない、臆病といわれるほど飛行中には敵機を監視していたはずなのに、物語最後で「油断した」とあっさり生徒に助けられたところ。キャラクター設定上ありえません。

また、「仲間の犠牲のおかげで俺は生きている」と最後の最後で自分の信念を曲げてしまうところ。この宮部という男はそんなことは百も承知で戦ってきたはずです。さらに、なぜ終戦間近でうつ状態になっていたのかが描かれていませんので、私にとってこのシーンは意味不明でした。

お涙頂戴の物語にするために作者が強引にキャラクターの設定を崩壊させている2つのシーンです。
正直しらけました。

ただ、宮部が少年ジャンプの漫画の主人公のように無敵に空戦を繰り広げるシーンは
漫画的に面白く読みました。しかしそれはこの小説の評価を高くするものではありません。

この小説に火がついたのは行列のできる法律相談所という番組で紹介されたからです。

行列のできる法律相談所という番組は橋下徹現大阪市長の人気に火をつけた番組でもあり、
この番組がなければ今の彼はありません。(票が集まらない)

この本もそういう意味で
「行列のできる法律相談所」
といったタグを貼り付けることのできる小説です。

そしてそれ以上でもそれ以下でもない、
放送作家が自分の書いた小説をコネを使って全国放送の番組で宣伝してベストセラーになった本、
という評価が最もふさわしいと感じました。

しかし、この本がきっかけで第二次世界大戦についてのwikipediaを読み漁るようになり
きっかけを作ってくれたのも事実。
この本がきっかけで坂井三郎さんの「大空のサムライ」を読みたいと思いました。
実在の人物が登場していたため、検索も容易でした。

私は団塊ジュニアの世代ですが、他の世代の方がこの本を読んでどう思うのか興味があります。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.981
(3pt)

行列のできる法律相談所 出身小説

テレビの宣伝力でベストセラーになった本なんだなというのが正直な感想。

この本を読んでいる最中
現代の話と戦争経験者の語の落差に違和感を覚えました。

現代の話はとにかく軽いのです。読みやすいライトノベルのようです。
一方、戦争経験者の話は濃いというか、よくここまで調べたなと作者に驚嘆しながら読んでいました。それでいて複数登場する戦争経験者の語り口が、どの人も全く同じだという点に違和感も感じていました。

その後こちらのamazonのレビューで、戦争経験者の話の部分は他のノンフィクション作家のコピペだと知り納得し失望しました・・(ちなみにコピペだというレビューに関して私自身は裏をとっていませんので分かりません。他のレビュワーの方を信用しています)

現代の話の、戦争経験者の社長と記者の、「特攻隊はテロリストか?」の論戦シーン
おそらくここは作者の方がかなり時間をかけて考えに考え、調べて書いたのかもしれませんが、
今になって思うと、ここもどこかの文章を拝借しているのかもしれませんね。(社長が熱く反論するところです)

物語の中で特に違和感のあったシーンは2箇所。

宮部という人物は絶対に油断しない、臆病といわれるほど飛行中には敵機を監視していたはずなのに、物語最後で「油断した」とあっさり生徒に助けられたところ。キャラクター設定上ありえません。

また、「仲間の犠牲のおかげで俺は生きている」と最後の最後で自分の信念を曲げてしまうところ。この宮部という男はそんなことは百も承知で戦ってきたはずです。さらに、なぜ終戦間近でうつ状態になっていたのかが描かれていませんので、私にとってこのシーンは意味不明でした。

お涙頂戴の物語にするために作者が強引にキャラクターの設定を崩壊させている2つのシーンです。
正直しらけました。

ただ、宮部が少年ジャンプの漫画の主人公のように無敵に空戦を繰り広げるシーンは
漫画的に面白く読みました。しかしそれはこの小説の評価を高くするものではありません。

この小説に火がついたのは行列のできる法律相談所という番組で紹介されたからです。

行列のできる法律相談所という番組は橋下徹現大阪市長の人気に火をつけた番組でもあり、
この番組がなければ今の彼はありません。(票が集まらない)

この本もそういう意味で
「行列のできる法律相談所」
といったタグを貼り付けることのできる小説です。

そしてそれ以上でもそれ以下でもない、
放送作家が自分の書いた小説をコネを使って全国放送の番組で宣伝してベストセラーになった本、
という評価が最もふさわしいと感じました。

しかし、この本がきっかけで第二次世界大戦についてのwikipediaを読み漁るようになり
きっかけを作ってくれたのも事実。
この本がきっかけで坂井三郎さんの「大空のサムライ」を読みたいと思いました。
実在の人物が登場していたため、検索も容易でした。

私は団塊ジュニアの世代ですが、他の世代の方がこの本を読んでどう思うのか興味があります。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.980
(5pt)

断末魔の叫び、清々しく

レビューですが詳しく書きたくありません。

読み終わってから1ヶ月経っても、
すごすぎて、
圧倒されて、
この本の魅力を私なんかの言葉で表してはいけない気がしてなりません。

分厚い本編ですが、様々な登場人物が回想を語っていく形式なので、読み飽きません。

戦争の描写で受ける衝撃よりも、当時の人々──それこそ私みたいな女は取り残されているし、同世代の少年の心・体・命が"十死零生"という言葉のもと、機械より軽々しく扱われること──それについて痛いほど濃い文章が紡がれます。

この作家さんは、技巧的ではないけどストレートな文章がとてもいいです。

途中何度も泣いたけど、クライマックスに流れる涙は、途中の、ある意味同情まじりの涙とは全く違う、清々しい感動の涙です。

巡りあえて本当に良かった作品です。

皆さんも読めばわかります。

言葉なんて出てこない、そんな圧倒的な感動が皆さんを包むに違いません。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.979
(5pt)

断末魔の叫び、清々しく

レビューですが詳しく書きたくありません。

読み終わってから1ヶ月経っても、
すごすぎて、
圧倒されて、
この本の魅力を私なんかの言葉で表してはいけない気がしてなりません。

分厚い本編ですが、様々な登場人物が回想を語っていく形式なので、読み飽きません。

戦争の描写で受ける衝撃よりも、当時の人々──それこそ私みたいな女は取り残されているし、同世代の少年の心・体・命が"十死零生"という言葉のもと、機械より軽々しく扱われること──それについて痛いほど濃い文章が紡がれます。

この作家さんは、技巧的ではないけどストレートな文章がとてもいいです。

途中何度も泣いたけど、クライマックスに流れる涙は、途中の、ある意味同情まじりの涙とは全く違う、清々しい感動の涙です。

巡りあえて本当に良かった作品です。

皆さんも読めばわかります。

言葉なんて出てこない、そんな圧倒的な感動が皆さんを包むに違いません。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.978
(1pt)

なぜ売れる?映画化?出版しちゃダメなレベルかと…

こういうレビューは書かない私なのですが、この作品に対してだけはもの申したい!

2年くらい前に読んで、反吐が出るほどイヤな気持ちになったのを憶えています。
ここまで読んで後悔させられた作品は初めてです。
何で映画化?さっぱり理解出来ません。

皆さんが書いていますが、浅田次郎氏の傑作「壬生義士伝」のパクリとしか思えません。
作者が「壬生義士伝」を読んだことも聞いたことも無しに書いた、というのであればパクリというのは間違いなのでしょうが…そんなことってあるのかな?
この作品を読むくらいなら、まだ読んだことの無い方は「壬生義士伝」を読むことを強くお薦めします。
「壬生義士伝」も多数、映像化されていますが、原作の方がずっと良いです。

その後でも「永遠の0」の方が良い!という方は…おそらくは幕末モノよりも第二次大戦モノの方が遥かに好き、という嗜好の方々くらいではないでしょうか。
もっとも、私は第二次大戦モノは読まないので詳しくないのですが、そちらに詳しい方から見てもボロボロの評価のようですけど…
こういう批判が出るのは当然分かっていたはずだろうに、良くもまあこんなものを出版したな、と思います。
作者は無知なだけかもしれませんが、出版社がもっとちゃんとしなきゃダメでしょ。

何か、本屋大賞だか何だかを貰ったらしいですが…自分で行ってみたらマズいレストランがマスゴミで大絶賛!ってのと同レベルな賞なのでしょうかね?
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.977
(5pt)

いろんな人に読んでほしい。

友人と父に、本を買ってプレゼントしました。父は中島飛行機でゼロ戦を作っていた経歴を持っているので、涙で途中読めないところもあったそうです。太平洋戦争を歴史と呼んでいいのかわかりませんが、若い世代にも物語の中で、歴史を学べる一冊として、手に取ってほしいと思います。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268