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それぞれの断崖
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それぞれの断崖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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きっとこの主人公のお父さんは批判の嵐だと思いますが、このお父さんの気持ちも分からないでもない。 自分の息子を殺害した犯人を受け入れて家族になろうとするのは本当に難しいし、なかなかできることではないです。 実際あたしは無理です。 少し異端な小説だとは思いますがあたしはこんな小説があっても良いと思います。 あたしの中でお気に入りの本になりました。 | ||||
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仕事で裏切られ、家族にも背を向けられ、絶望した主人公に唯一残されたのは、 息子を殺した犯人の母親だった。 本来は憎むべき相手を愛してしまった苦しみがとても良く表現されている。 最期は別離となってしまったが、 はつみが妊娠していた場合(ヤケクソで性交していたので避妊は疎かになっていそう)、 別の未来も有ったのではないか、という気がする。そちらのエンディングも見てみたかった。 | ||||
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TVドラマでやっていたから読んでみたけれど、結局、子供の事情はさて置き、大人の都合の良い恋愛の話になっているのが納得いかない。 | ||||
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家族に頼まれて買いました。 とても喜ばれました。 | ||||
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テレビのドラマを見てすぐに注文しました。 重厚な事件物を書かれる小杉氏の本だけに原作を読みたくなりました。 現在もなくならないいじめ、少年犯罪など考えさせられるものでした。 ドラマと途中から展開が違っていて良かったと思いました。 息子の死のみならずその家庭の崩壊。考えさせられる本でした。 人間は誰でも「魔が刺す」と言うか、行っては行けない向きに向いてしまいますね。その時に家族、友人などの絆が大切なんだと思います。 | ||||
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小杉さんの作品、好きなので前半楽しみに読みました。 仕事人間の父親。真摯に仕事に向き合ってきたものの、家庭ではふつうのお父さんのように、子供のことは妻まかせ、、、 職場の同僚に誘われ一度だけ羽目をはずrひ、酔った勢いで女子大生とプレイする場所にいってしまう。その日に息子が殺され、、、 よし、ここが名誉挽回の場面だ、がんばれ!と応援しながらよみましたが、、、、 後半、加害者の母親と肉体関係にずるずる、、、、もう無理。 こんな夫、こんな父親はごめんです。最悪な読後感。 | ||||
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凝縮された人生を俯瞰するかのような社会派小説。事件の被害者と加害者、被害者の仕事関係の知人の人生までもが、この一冊に凝縮されているかのようだった。 家庭内暴力をふるう不登校の中学生の息子を何者かに殺害された父親。被害者であるはずの父親に息子殺しの嫌疑が及ぶ。しかし、犯人は息子の同級生だったのだ…少年法、マスコミ、警察、会社、家族からまで攻撃を受ける被害者の父親… 同じような系統の傑作を数々輩出している作家に薬丸岳が居る。薬丸岳の作品も非常に好きで、殆んどの作品を読んでいるが、薬丸岳が描くならば、ここまでの材料であるはずだ。しかし、小杉健治はさらなる展開を見せてくれる。 事件により転落していく人びと…僅かな光が大きな光に見えるのは、一重に小杉健治の力量なのかも知れない。 | ||||
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ゆっくりとした語り口で、昭和初期の出来事のように思わせるのどかな雰囲気はありますよ。スピーディーで証拠を積み上げていく小説を好む現代の読者の趣向には合わないかも知れませんね。 | ||||
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