(短編集)

東京バンドワゴン

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

東京バンドワゴンの評価:

4.12/5点 レビュー 89件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

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全122件 121〜122 7/7ページ
No.2
(4pt)

家族の愛って暖かい!

ウチのようなマンション暮らしでは、絶対にお目にかかれない4世代同居の
家族のお話は、とってもLOVEな物語でした。
タイトルにもなっている「東京バンドワゴン」とは、その家族が営んでいる
古本屋さんの屋号です。
で、その古本屋さんを舞台に起こる色々な問題を、家族8人家族が一致団結、
もしくはお父さんのLOVEで解決していきます。
ちなみに家族構成は、店主でちょっと頑固な江戸っ子のお祖父ちゃん。
そして、「LOVE」を何よりも大切にしているお父さん。その子ども達で、
個性的な面々の藍子、紺、青の三人と紺のお嫁さん。それから藍子と紺の
それぞれの子どもひとりずつ合計8人で、とてもにぎやかに暮らしています。
そして、なんと言っても、結構いろいろワケありでも、おおらかに受け入れて
いるところが、この家族のすばらしいところです。
話の内容は、
 ・一歩間違えると変質者「春―百科事典はなぜ消える」
 ・青の押しかけフィアンセのお話「夏―お嫁さんはなぜ泣くの」
 ・古書にまつわる事件3連発「秋―犬とネズミとブローチと」
 ・ひと目晴れ姿を・・・・「冬―愛こそすべて 」 
 
と、4つのお話からなっていますが、それぞれのお話の中にも、いくつかの小さな
謎が絡まりあっていたりして、それが解かれていく面白さあり、家族を一番大事に
するという愛がぎっしりありで、読み応え十分。
特に、最後のお話「冬―愛こそすべて 」では、子ども側からすると身勝手な母親
なんだけど、そんな彼女の願いを叶えようとするお父さんのLOVEに、読んでいて
ホロリとしたりします。
一番大切なのは、やっぱり愛!
家族愛をたっぷり感じたい時に読むにはバッチリな本です。
東京バンドワゴン (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴン (集英社文庫)より
4087462870
No.1
(5pt)

昭和のホ−ムドラマが帰ってきた

昭和の頃、お茶の間で家族揃ってみていたホ−ムドラマ。その世界がこの本の中によみがえった。
奇妙な構成、個性的な面々の家族やそこに絡んでくるご近所さんなど、向田邦子の世界を現代風にアレンジし、ミステリ−のふりかけを少しふって見ましたといった作品です。
あの頃、家族でホ−ムドラマを楽しんだ世代、その子の世代など幅広い世代に受け入れられる小説に仕上がっていますので、どなたにもお勧めできる楽しい作品です。
泣いて笑って、人生っていいなぁと思える、素晴らしい作品。
シリ−ズ化されてますので、次回作品も楽しみですね
東京バンドワゴン (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴン (集英社文庫)より
4087462870