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極点飛行
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極点飛行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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この本も面白く読ませていただきました。笹本良平さんの本は何を読んでもOKです。 | ||||
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笹本稜平は相変わらず面白い。南極大陸と南米大陸を舞台にした傑作長編冒険小説。 南極大陸の物資輸送会社パイロットの桐村彬が日系人の富豪シラセに関わった事から大きな事件に巻き込まれていく。 南極大陸の過酷な自然の描写に思わず身震いする寒さを感じた。真保裕一の『ホワイトアウト』、夢枕獏の『神々の山嶺』を読んだ時と同じような現実味のある寒さの感覚だ。 解説で茶木則雄が書いているが、ジョゼ・ジョバンニの『犬橇』、ギャビン・ライアルの『もっとも危険なゲーム』、マイクル・クライトンの『失われた黄金都市』に全く引けを取らない傑作である。 | ||||
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謎の飛行機による急病人搬送の妨害に始まり、誘拐、救出、 度重なる銃撃戦と派手なシーンが続くが、読み進めても一向 に物語の本筋が見えてこない。 雇われパイロットという主人公の立場も中途半端である。 挙句にナチの黄金伝説とか出てきて、何がどうなっている のか良く判らないうちに、なんとも消化不良のエンディングを 迎える。 『天空への回廊』や『太平洋の薔薇』は面白かったので 期待していたが、かなり期待はずれ。 | ||||
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ナチの黄金伝説って設定はスケールが大きく読み応えがあるのだが、登場人物と話の展開が早くついていくのがやっとだった。 まぁ、大風呂敷を広げたは良いがうまく畳めなかったってとこかな。 | ||||
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ナチの黄金伝説って設定はスケールが大きく読み応えがあるのだが、登場人物と話の展開が早くついていくのがやっとだった。 まぁ、大風呂敷を広げたは良いがうまく畳めなかったってとこかな。 | ||||
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世界を舞台にした、ハリウッド映画ばりの壮大なスケールの国際謀略冒険小説の第一人者、笹本稜平の小説。彼は『太平洋の薔薇』で’03年「第6回大薮春彦賞」も受賞している。 今回の舞台は南極。桐村彬は南極を拠点として、主に夏場(といっても気温は氷点下)の民間人顧客の航空輸送を手がけるチリの新興企業に雇われる極地パイロットだ。 彼はクリスマスイブに、ある南極基地の事故で負傷した隊員を輸送する指令を受ける。そして人道的な立場から、愛機ツインオッター(極地仕様の双発プロペラ輸送機)を駆って現場から負傷者を運ぶところから、一気に国際的な謀略事件に巻き込まれる。 危機、また危機の連続・・・。桐村たちを襲うのはチリ空軍やアルゼンチン空軍を名乗る者たちから、アメリカCIA、第三帝国再興をたくらむネオナチがらみの謎の組織。さまざまな国家の思惑が入り乱れ、失われた権力を取り戻そうとする政治犯たちが現れる。 ヒロインの拉致誘拐・救出から、複数の組織による監禁・脱出・銃撃戦、彼らは地球上で最も過酷な冬の嵐の中、文字通りの死闘を繰り広げる。 謀略戦の目的は旧ナチの金塊から辿られた、南極に眠る高含有率の金鉱脈だった。富への欲望と失われた権力への執着とが果てしない暴虐と騙しあいを呼び、桐村たちを巻き込んだのだ。 初出が月刊小説誌での9回にわたる連載であったことから、毎月(各章ごと)に見どころ・読みどころの山場を惜しげもなく取り入れた結果だろうが、全編にわたって息もつかせぬアクション・冒険の連続で、読者は読み始めたら目が離せない。そして一冊になった本書を通して読むことにより、複雑に入り乱れた国際謀略事件とそれに関わる各組織の全貌が明らかになるのである。 本書は、『天空への回廊』、『太平洋の薔薇』に続く、著者会心の国際謀略冒険小説である。 | ||||
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なんと南極を舞台にした冒険小説。国際的な謀略を軸に、スリリングなストーリー展開をみせます。舞台が魅力的。もう少し、極限的な寒さという要素を強調しても良かったかもしれません。だけど南極をめぐる各国の思惑が面白い。南米の政治事情もうまく絡んでました。 悪の組織だけは、使い古されているネタで、ちょっとだけ仮面ライダーのショッカーみたいな感じでした。 でも、冒険活劇として十分楽しめました。 | ||||
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世界を舞台にした、ハリウッド映画ばりの壮大なスケールの国際謀略冒険小説の第一人者、笹本稜平の小説。彼は『太平洋の薔薇』で’03年「第6回大薮春彦賞」も受賞している。 今回の舞台は南極。桐村彬は南極を拠点として、主に夏場(といっても気温は氷点下)の民間人顧客の航空輸送を手がけるチリの新興企業に雇われる極地パイロットだ。 彼はクリスマスイブに、ある南極基地の事故で負傷した隊員を輸送する指令を受ける。そして人道的な立場から、愛機ツインオッター(極地仕様の双発プロペラ輸送機)を駆って現場から負傷者を運ぶところから、一気に国際的な謀略事件に巻き込まれる。 危機、また危機の連続・・・。桐村たちを襲うのはチリ空軍やアルゼンチン空軍を名乗る者たちから、アメリカCIA、第三帝国再興をたくらむネオナチがらみの謎の組織。さまざまな国家の思惑が入り乱れ、失われた権力を取り戻そうとする政治犯たちが現れる。 ヒロインの拉致誘拐・救出から、複数の組織による監禁・脱出・銃撃戦、彼らは地球上で最も過酷な冬の嵐の中、文字通りの死闘を繰り広げる。 謀略戦の目的は旧ナチの金塊から辿られた、南極に眠る高含有率の金鉱脈だった。富への欲望と失われた権力への執着とが果てしない暴虐と騙しあいを呼び、桐村たちを巻き込んだのだ。 初出が月刊小説誌での9回にわたる連載であったことから、毎月(各章ごと)に見どころ・読みどころの山場を惜しげもなく取り入れた結果だろうが、全編にわたって息もつかせぬアクション・冒険の連続で、読者は読み始めたら目が離せない。そして単行本化された本書を通して読むことにより、複雑に入り乱れた国際謀略事件とそれに関わる各組織の全貌が明らかになるのである。 本書は、『天空への回廊』、『太平洋の薔薇』に続く、著者会心の国際謀略冒険小説である。 | ||||
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