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電子の星 - 池袋ウエストゲートパークIV
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電子の星 - 池袋ウエストゲートパークIVの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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この本に限らず、IWGPシリーズは何度読んでもワクワクします。ドラマの俳優さんのイメージなども浮かんできたり。 個人的には、クラシックはじめたくさんの音楽が場面場面で出てくるのが、よりイメージを膨らませてくれます。 | ||||
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池袋ウエストゲートパークシリーズ4作目。 今までとは違い、今回は主人公のマコト自ら事件に首を突っ込むようにもなってきた。 今までとは違う展開を見せたかったのかもしれない。 正直4作目となると、マンネリ化してきて内容も似たり寄ったりになってくるのが通例。 だが、このシリーズはいまだに面白さが衰えない。 いや、私からすればむしろ面白さが加速しているようにも感じる(それは言いすぎかな…?) とにかく、著者のレベルが書くたびに上がっていくように感じる。 あえて言わせてもらえば、4作目に比べると1作目はひどかった。 同じ著者とは思えない作品である。 私の場合、面白すぎてつい夢中になってしまい、電車を2回乗り過ごしてしまった。 ネタが尽きない著者にはただただ感服するのみである…。 | ||||
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ツインタワーのラーメン屋の話が一番好きw Gボーイズ「卒業」後進路の1例というところが。「ガキの世界で一生」ではないんだなあ、ちゃんと「卒業」していくんだなぁ。と感慨深くなります。 | ||||
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安く早く良い品を買えました。次回もまずamazonで探します。 | ||||
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私はドラマからファンになったクチであり、オーディオブックが安くなってたから原作を聴いてみました。 複雑な動機でこの作品を鑑賞するに至ったわりにかなり楽しめた気がします。 各章の登場人物たちはマコトの助けでトラブルを解決し、やっと普通の人間として自分自身と向き合えるようになる… トラブルを解決しても特に何か幸せを手にするわけでもない…普通の日常が待っているんです。普通の労働者であったり、普通のフリーターであったり、普通の引きこもりだったり…別に順風満帆というわけでもないのに、各章のゲストキャラクター達はラストシーン手前であたかも幸せになったかのように見えるのがこの小説のマジックですね。 完全にスッキリしたエンディングというわけではなく、たくさんの問題を抱えたまま、余韻を残して各章は幕を閉じます。 その登場人物たちの未来が、逼迫している私の人生に重なるものがあり、苦境に喘ぎながらも普通に生きて行けていけている自分の人生に感謝したくなる。 描きだした登場人物を頑なに愛する著者だからこそ、実現できたエンディングなのですね。読んだ人みんなに多かれ少なかれ響いていると思いますよ。 「これからは胸を張って負け犬だって言えるんだ」 というセリフが好きです。 どの章で出てくるかは内緒ですが… | ||||
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第一巻から読み始めて、ここまで来ると文体にも随分慣れてきまして、読むスピードが上がってきました。慣れてくると、逆にリズムがあって、読みやすくなってきました。ストリートを舞台にした若者の風俗小説、ということになるのでしょうけれども、ネタが豊富ですね。表題の「電子の星」というのは、ぞっとする話ですね。本当にあるのかな?と思ってしまいました。ラーメン戦争のネタも面白かったですよ。確かに、東京は異常にラーメン店が多いですからね。食べ歩きを趣味にしている人も結構います。豊富な話題を楽しみながら読ませていただいています。 | ||||
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一般の人達には無縁ではあるが、物理的な距離としては 決して離れていないアンダーグラウンドな世界が存在する。 それがテーマとして取り上げられ、マコトとともに巻き込まれ てしまうところがIWGPの魅力の一つではないだろうか。 最後まで読み終えると、ラーメンラインは平和だったなあと 妙に感慨にふける。 音楽家の視点でIWGPを分析する千住明さんの解説が新鮮。 | ||||
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面白かった。 物語のテンポよさが読む気にエンジンをかけ そのままストーリーに乗ってしまった。 そんな感じです。 都会の裏舞台 こんな人も世の中いるんだよな〜 え!マジで…; 何か厳しいな… など。 とにかく 読んでいて自分の感情もコロコロ変えさせられる内容でした。 | ||||
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4つ話があるが、どれもわりに示唆に富んでいて、 なかなかおもしろい。 このシリーズにはずれはないなと再認識。 池袋ウエストゲートパークはおもしろいです。 エンターテイメントなんだけど、 そこにちりばめられている断片が社会問題や、 ファッションに通ずるところがあるから。 | ||||
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シリーズ化していることも理由の一つかもしれませんが、文章がかたにはまっているというか単調な印象は否めませんでした。 しかし、それでも面白いことに変わりはありませんし、その単調さの持つ本シリーズの安心感を求めて本を開くことを否定するつもりもありません。シリーズに度々登場する脇役たちは、本書でも臨場感たっぷりに池袋という物語の舞台を盛り上げてくれていました。 本書のタイトルにもなっている「電子の星」は少年マガジン―『クニミツの政』などと描いた安童 夕馬氏、朝基まさし氏による―で漫画化されていることもあり、そのグロテスクさが頭の中で映像化されるようで、鳥肌が立つほどでした。それほど表現力に富んだ文章ではないのにもかかわらず、それほどの現実味を活字が持つことは、石田氏の人気の理由の一つなのだと思います。 また、主人公が好んでクラシックを聴く事からも、石田氏がその世界にも造詣が深いことが分かります。もし私がクラシックに詳しかったならば、場面ごとに更なる臨場感を味わえたのだろうと思います。とても面白い一冊でした。 | ||||
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1、3、4話が好き(*>ω<*) 表紙の女の子が可愛いです(*'艸`) 物語の立ち上がりは静かで、読者に語りかけたり問いかけたりしながら、ゆっくり進んでいきます。 そして、加速。 この疾走感、ハマりますv 人助けをする時に、しっかり相手の意思を確認するところが好きですね。 これが闇雲に、「可哀想」と思って手当たり次第に助けてたら、嫌味というか、胡散臭くて辟易するでしょう。 マコトが守るのは、自分の仲間の誇り、安全。 実際に起こりそうなことばかりなので、すんなり作品の中に入っていけます。 今回は一話目に出てくるラーメンの出前がツボでしたw 情報屋のゼロワンにも、ラーメンの副作用は有効なんですねw かく言う私も、一話目を読んでる最中、ラーメンの副作用に苦しみましたw めちゃめちゃ面白かったです。 おすすめ(o'∀`)っ | ||||
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表題作「電子の星」に出てくる肉体損壊の描写は、読んでいて 気分が悪くなってきそうだった。だが、引きこもりで弱虫だった テルがしだいに強くなっていく様がとてもよかった。「逃げては だめだ。立ち向かわなくては!」テルがそう思い、前向きに生きて いこうとする姿はちょっと感動的。4編どの話も、弱くても貧しく ても叩かれても、必死で生きていこうとする人間の姿が描かれて いる。そんな人たちの力になろうとするマコトとGボーイズ。 人と人の間に流れる温かなもの・・・。それがとてもよく描かれて いて、読後感もよかった。 | ||||
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世の中には報道されなくて 全く知らない世界が全てを埋め尽くし 私達は報道されることだけが全てだと洗脳されている ここに書かれる出来事は 事実ではないにしても 世の中の真実を垣間見ることができるような気がします 他の巻も読んでみたい | ||||
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池袋ウエストゲートパークの第4弾。 「東口・・・」は、タカシのボディーガードだった双子が始めたラーメン屋が、営業妨害。「ワルツ・・・」は、ジャズタクシー運転手の息子が殺された理由。「黒い・・・」は、ビルマから来た少年が売春。「電子・・・」は、アングラDVDの人体破損映像。 個人的なお奨めは「ワルツ・・・」かな。 マンネリの声が聞こえてきますが、マンネリの何処が悪いの?質が悪ければ言われても仕方ないと思いますが・・・ | ||||
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率直に、やっぱり面白いって思いました。1作目からそうだったんですけど、買って即、読み始めてその日のうちに2,3時間で読み終えてしましまいました。私は普段から多くの小説を読むたちではないので、小難しい論評はできませんが、率直に面白いと思いますよ、本当に。この作品に対するほかの方のレビューを見ても明らかなように、1作目から読み込んでおられる方にとっては物足りないかもしれません。しかし、カラーギャングの抗争から始まり、近作でもかなりネット社会の裏事情などが題材となっているため、大変タイムリーで、リアリティーがあります。特に東南アジアの少年の話はかなり、胸を打たれました。私自身、学生時代にああいった軍事政権のやってきたことなど、ありえない位ひどいことがされていた事を講演会などで聞き、かなり失望した経験があるからです。『マコト』を介してさまざまな事象を題材にできるこの作品は、ある種の偉大なるマンネリともいえます。ぜひ一読ください。 | ||||
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「池袋ウエストゲートパーク」シリーズの4冊目。それぞれの話は独立した短篇として充分楽しめるのですが、このシリーズ未読の方はぜひ1冊目から読まれることをおすすめします。「知っている」と思わずニヤリとしてしまうさりげないエピソードなどが本文中に挿入されているから。今度はどんな事件が起こって、それを主人公がどうやって解決していくのだろう、というストーリーのメインロードよりも、寄り道とか道端とか、主人公の日常生活の過ごし方、その呼吸、佇まい、といったモノにより興味を覚えるようになりました。それだけ主人公が魅力的なキャラクター性を勝ち得ているということだし、作者自身もしっかりと書き込んでくれる。「長期安定」というコトバを想起させるほど、今作も期待を裏切ることなく安心して楽しめました。 | ||||
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今回の石田さんの作品は、今までの池袋シリーズとはちょっと雰囲気が違う気がする。けど、時代によって変化している、というとり方もできるかな。今までは青年っぽさがあふれていたけど、今作は少し成長してる感じがした。全体的なイメージでは、「夜」っぽいイメージが沸きました。 | ||||
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今回は、「東口ラーメンライン」「ワルツ・フォー・ベイビー」「黒いフードの夜」「電子の星」4つのエピソードを収録。「東口ラーメンライン」は、ドラマでGボーイズがラーメン店をやるという話があり、そのベースになっているのかもしれない。それ以外は、ドラマのシナリオで使われていないと思う。シリーズ当初に比べ、マコトのキャラクターが定着し、落ち着いてきたように思える。小説の中だから。。。と言えないようなエピソードたち。面倒なトラブルと解っていても、立ち入らずにいられないマコト。トラブルが解決した時に、依頼人だけでなくマコトも成長しているそういう構成もわるくないと思う。石田衣良著書には、はずれがない。 | ||||
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マコトの活躍が読めて楽しかったです。池袋といえばラーメンがすっかり有名ですが、そんなのもしっかり取り入れてるこのシリーズはなんだかすごくリアルに感じます。いままでさりげなく登場していた双子の名前も初登場!レギュラーメンバーは皆悪ぶっててもけっこう優しいのも読んでて嬉しくなります。題材的には暗くて重いものを扱ってるのに読後感がさっぱりしてるのは登場人物の魅力が大きいのでしょうね。 | ||||
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IWGPは全部読んでるが、最近ギャングとかもうさほどいねえだろ、とか前作とか読んでて思ったけど、今回はGボーイズ以外のギャングは出てこないし、今にあわせられるとことか彼はすごいと思う。ただIWGPは結構単純な感じがするから、個人的には波の上の魔術師が僕の中では彼のベストだと思う。これからの作品にも期待したい。 | ||||
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