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電子の星 - 池袋ウエストゲートパークIV
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電子の星 - 池袋ウエストゲートパークIVの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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1作目のラーメン屋の話などは、現代の若者の勤労事情も 見えて面白い作品に仕上がっているが、最後の作品は描写 があまりにも過激な部分があるので、正直後味が悪い作品 である。 人間の欲望とは最後は「他人の不幸は蜜の味」とでもいう ところに行き着くのだろうかと思わせるような作品である。 | ||||
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前作の時も感じたが、勢いが徐々に無くなっている気がする。マンネリといってもいいかもしれない。マンネリを打破しようとする努力は感じられるが、今ひとつ功を奏していない。あと、マコトがクラシック音楽や現代音楽を聴いたり、フランス文学に言及するのも最初は新鮮に感じられたが、段々鼻につくようになった。この辺は作者の趣味を反映しているのだろうが。今のマコトに、「俺はたいしたやつじゃない」みたいなこと言われても、嫌味にしか感じられないんだよね。結局マコトも大人になったということか。でも、そうなるとこのシリーズの魅力は徐々に薄れていくような。 | ||||
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IWGPも4冊目。ハードカバーのレビューにどなたか書いていたような気がするがマンネリかも。1冊目、2冊目にあったような でたらめなスピードで複数のストーリーが巧に交差する、「早く次のページが読みたい」感じが足りない。ただ「黒いフードの夜」はいい。もし、IWGPを本作から読もうとしているなら、その前にぜひ、1&2を読んで欲しい。本作でも登場する愛すべき脇役(ラジオやゼロワン、礼にい、吉岡)は1&2で登場している。その方がなぜ、このタイミングで彼らにコールするのがより分かりやすいはず。そしてTVドラマは見たけど原作をしらない方はぜひ、原作を読む事をオススメする。長瀬や窪塚が扮するマコトやタカシもカッコイイが、それより数段かっこいいマコトやタカシが原作には存在する。 | ||||
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池袋のストリート探偵、マコトのシリーズ四作目。 正直、表題作以外の三作にはインパクトが感じられない。 「ワルツ・フォー・ベイビー」は、このシリーズとは思えないくらい、キレがなかったように思う。 このシリーズは、スカしているが愛嬌のある語り口・ジョーク・池袋を中心としたリアルな街の描写など、物語として二次的な要素が、作品のおもしろさを増幅してきた。 しかし今回は、表題作「電子の星」以外には、それだけしかない、という印象を受けてしまった。 これまでの作品のように、魅力的な新キャラが出てこない。マコトの事件解決方法に斬新さがない。 タカシやゼロワンやラジオ、母親などがいい味を出してはいるが、それぞれの物語の中心となるキャラクターに、いまいち個性がないからかもしれない。 「電子の星」は、前作までの良さが持ち直され、ネタもパンチが効いている。 無難には楽しめるが、シリーズの頂点に立つような作品は入っていなかった。次回作に期待したい。 | ||||
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