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名画は踊る:越前殺人事件
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名画は踊る:越前殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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商品説明に「名画をめぐる恐るべき奸計に挑む」とありますが、あんまり名画はめぐっていません。 確かにとある自治体に有名画家の作品を寄贈したいという申し出があるところから話は始まるのですが、順番からいくと、まず20数年前に事件があり、それをめぐるトラブルがあり、目的があり、そのために手段を考えてみたら「適度な知名度で故人である画家」の「未発表作品」をでっちあげることを、犯人は思いついたというわけです。 個人的な印象ですが、「名画をめぐる」と言われたら、有名な絵画作品がまずあって、その歴史をめぐるドラマとか、盗作だの贋作だのといった話を期待してしまったので、ちょっと拍子抜けでした。一応登場するのは実在の画家で、実際この画家さんの作品には贋作も多いんだそうですけど。 殺人事件としては、プロローグで最初の殺人事件が起きますが、その後180ページくらい状況説明が続きます。伏線もあったりするので必要な話なんですけど、やや冗長な印象。 推理作家吉本紀子が警察の協力を得て関係者のアリバイ崩しをやったりして犯人に迫って行く経過が面白いです。ただ「恐るべき奸計」はそんなに怖くなくて、殺人も目的ではなく、この「奸計」がバレそうだから殺しちゃったよ、という事なので被害者3人はお気の毒でした。 | ||||
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