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恋愛函数



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【この小説が収録されている参考書籍】
恋愛函数
恋愛函数 (光文社文庫)

恋愛函数の評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

男女の相性はGP値で測れるのか?

相性占いというのは昔からある。いいものであれば信じればいいし、そうでなければ忘れればいい。結婚相談所で相性を見るためにそういうプログラムを使う。それもいいだろう。しかし、それがエスカレートしすぎるとどうなるのか。結婚相談サービスの「売り」がGP値といわれるプログラムだった。ところが、それで出てきた相性が非常にいいはずのカップルにトラブルが起きた。殺人事件が発生したのだ。そして、作家の貫井は、一連の事件にまきこまれていく・・・「恋愛函数」というのは、このGP値のことだ。グラフィック・フェロモン。 あるパターンに対して反応する人間の本能。それがお互いに一致するときに、相性が上がる、という説明がされる。そのGPが高いカップルに連続して事件がおき、それぞれ関係者の行動が錯綜していく。それにより、真相がなかなか明らかにならない。じっくり読みこんで、関係者の動きなどを把握していかないと、読者が推理することは難しいだろう。最終的に作者が与えた解決は、それほど明快ではなかった。もう少し明快な真相が明らかになると期待したのだが、ちょっと残念だった。
恋愛函数Amazon書評・レビュー:恋愛函数より
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