リミット

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評判

リミットの評価:

4.23/5点 レビュー 40件。 B ランク

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平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 41〜60 3/4ページ
No.33
(5pt)

主人公の強さに感動

子供のためならどんなことでもできるという主人公の母性の強さに深く感動した。母親であれば誰しもこうした強さを持っているのではないだろうか。そこに感動し、共感したのでラストで事件の黒幕があきらかになったとき、すんなりとその犯人の動機にうなずけなかった。しかしこの作品を読んで一番心に残ったのは、いとも簡単に子供の連れ去りというのはできるものなんだな、ということだった。親がどんなに目を配っていても、周囲にたくさんの人がいようとも、すぽっとだれの目をもかいくぐる瞬間というのがあり、連れ去りをするような人間というのはそうしたエアポケットを独特の勘で見つけるのだろうなと恐ろしい気持ちになった。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.32
(4pt)

野沢尚の問題作

たった一人の息子を誘拐された警視庁の刑事が、
刑事としてではなく母親として犯人と対峙する物語。
誘拐した子どもを身代金ではなく臓器売買で金に変える犯行。
相変わらず事件に関するディテール(データなど)が細かい。
そして背筋が寒くなるような描写も用意されている。
『砦なき者』『魔笛』もそうだけれど、この人の作品には
まったくと言っていいほど絶対的な「正義」が出てこない。
すべての登場人物にそれぞれの(そうは見えなくても)正義があり、
どれを正しいと言い切っても一抹の苦味が残る。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.31
(4pt)

野沢尚の問題作

たった一人の息子を誘拐された警視庁の刑事が、
刑事としてではなく母親として犯人と対峙する物語。
誘拐した子どもを身代金ではなく臓器売買で金に変える犯行。
相変わらず事件に関するディテール(データなど)が細かい。
そして背筋が寒くなるような描写も用意されている。
『砦なき者』『魔笛』もそうだけれど、この人の作品には
まったくと言っていいほど絶対的な「正義」が出てこない。
すべての登場人物にそれぞれの(そうは見えなくても)正義があり、
どれを正しいと言い切っても一抹の苦味が残る。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.30
(5pt)

母性の強さを描いた無冠のエンターテインメント

 母親の勇気と行動力を描いた名作だと思う。ジャンルは違うが「ターミネーター」「エイリアン」で表現される母性を彷彿とさせる。
 子供を対象にした卑劣な誘拐と、蛇頭を絡めた臓器密売を結びつけたストーリーは、スケールが大きくてすごく刺激的である。その背景には臓器移植をめぐる日本の法制度への憤りなど、社会派としての視点も感じられる。細かい点では、巨大テーマパークの都市伝説や拉致問題を思わせる誘拐方法や、主人公が逃走するルートでは警察と言う巨大組織の縄張り争いにつけ込むところなど、非常に上手くできている。
 犯人グループの若い男女のボニー&クライド気取りの軽口には作者のこだわりが感じられたが、やや演出過剰な気がした。銃撃シーン以降、台風の中での対決シーンというクライマックスも、刑事ドラマのような雰囲気はやや物足りなかった。しかしストーリー構成やキャラクターの設定、そして大団円後のどんでん返しと十分楽しめる作品だ。正直言って「破線のマリス」に対してこちらが無冠の作品とは思えない。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.29
(5pt)

母性の強さを描いた無冠のエンターテインメント

 母親の勇気と行動力を描いた名作だと思う。ジャンルは違うが「ターミネーター」「エイリアン」で表現される母性を彷彿とさせる。
 子供を対象にした卑劣な誘拐と、蛇頭を絡めた臓器密売を結びつけたストーリーは、スケールが大きくてすごく刺激的である。その背景には臓器移植をめぐる日本の法制度への憤りなど、社会派としての視点も感じられる。細かい点では、巨大テーマパークの都市伝説や拉致問題を思わせる誘拐方法や、主人公が逃走するルートでは警察と言う巨大組織の縄張り争いにつけ込むところなど、非常に上手くできている。
 犯人グループの若い男女のボニー&クライド気取りの軽口には作者のこだわりが感じられたが、やや演出過剰な気がした。銃撃シーン以降、台風の中での対決シーンというクライマックスも、刑事ドラマのような雰囲気はやや物足りなかった。しかしストーリー構成やキャラクターの設定、そして大団円後のどんでん返しと十分楽しめる作品だ。正直言って「破線のマリス」に対してこちらが無冠の作品とは思えない。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.28
(4pt)

ジェットコースター的小説

この作者はテレビの脚本家だけに、どの作品も非常に映像的で、テンポがいい。特にこの「リミット」はジェットコースター的なドラマが進行し、スリリングな読書が楽しめる一冊だ。
連続幼児誘拐事件の犯人の次のターゲットは、なんと捜査を担当していた警視庁の女性警官の1人息子だった。息子の命を救うため、女性警官は捜査本部を出し抜き、誘拐犯と接触。裏切り者として警視庁からも追われながら、孤独な戦いで息子を救出しようと奮闘する。
この設定からして、ドラマ向き。
読者はこの女性刑事に共感しながら、ハラハラどきどきと次の展開に気をもむことになる。
終盤には、あっと驚く落ちも用意されているし、読んだ後は満腹感が大きいはず。
ただ、ちょっと長いので、緊張感が続かない人もいるだろう。この筆者の力量なら、もう少しコンパクトにまとめられたんじゃないかという気もする。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.27
(4pt)

ジェットコースター的小説

この作者はテレビの脚本家だけに、どの作品も非常に映像的で、テンポがいい。特にこの「リミット」はジェットコースター的なドラマが進行し、スリリングな読書が楽しめる一冊だ。
連続幼児誘拐事件の犯人の次のターゲットは、なんと捜査を担当していた警視庁の女性警官の1人息子だった。息子の命を救うため、女性警官は捜査本部を出し抜き、誘拐犯と接触。裏切り者として警視庁からも追われながら、孤独な戦いで息子を救出しようと奮闘する。
この設定からして、ドラマ向き。
読者はこの女性刑事に共感しながら、ハラハラどきどきと次の展開に気をもむことになる。
終盤には、あっと驚く落ちも用意されているし、読んだ後は満腹感が大きいはず。
ただ、ちょっと長いので、緊張感が続かない人もいるだろう。この筆者の力量なら、もう少しコンパクトにまとめられたんじゃないかという気もする。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.26
(5pt)

文学好きな方もどうぞ

普段から好んでミステリーを読むわけではないのでミステリーとしての評価は他の方に任せるとして、ミステリー初心者の感想を伝えたいと思います。
話の展開は常にスピード感があり、次から次へと新しい展開に進んでいきます。常にヒヤヒヤさせられ、手に汗を握りそうです。そんなペースで進めたら人物のキャラクターをしっかり書き出す暇がないのではと思うほどですが、ここに作者の力量が現れているのでしょう。それぞれのキャラクター達にそれほこ紙面を割かずに、人間の内面の奥深くまで炙り出すことに成功しています。
特に印象的であったのが、話全体から伝わってくる強い「母性」でした。ここまで深い「母性」に辿りつき、あますことなく表現している筆者にほんとうに驚かされます。
ミステリーとしても、人の内面を抉る文学としても、読んで損はないと思います。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.25
(5pt)

文学好きな方もどうぞ

普段から好んでミステリーを読むわけではないのでミステリーとしての評価は他の方に任せるとして、ミステリー初心者の感想を伝えたいと思います。
話の展開は常にスピード感があり、次から次へと新しい展開に進んでいきます。常にヒヤヒヤさせられ、手に汗を握りそうです。そんなペースで進めたら人物のキャラクターをしっかり書き出す暇がないのではと思うほどですが、ここに作者の力量が現れているのでしょう。それぞれのキャラクター達にそれほこ紙面を割かずに、人間の内面の奥深くまで炙り出すことに成功しています。
特に印象的であったのが、話全体から伝わってくる強い「母性」でした。ここまで深い「母性」に辿りつき、あますことなく表現している筆者にほんとうに驚かされます。
ミステリーとしても、人の内面を抉る文学としても、読んで損はないと思います。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.24
(5pt)

母は強し!すごいぞ!

昔、安田成美が主人公で、田中美佐子が悪役でドラマやってました。
あまり見ていなかったので、全く先入観無く読んだのですが、子供を奪還するために、仲間をも敵に回して立ち向かっていく主人公に、同じ子供を持つ母親として、ものすごく共感しました。
どんどんいやな展開になっていくので、読んでいくのがつらくなってくるのだけれど、やめられない!ラストが心配になって、思わず最後の方をパラパラ読んでしまいたくなる!
悪人であるはずの、智永、泉、泰史、そしてフィリピン人のグエンでさえも切ない悲しい壮絶な人生。愛情持って描かれていますね。
最後は読者自身もボロボロになって、へとへとになって、ラストを迎えることでしょう。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.23
(5pt)

母は強し!すごいぞ!

昔、安田成美が主人公で、田中美佐子が悪役でドラマやってました。
あまり見ていなかったので、全く先入観無く読んだのですが、子供を奪還するために、仲間をも敵に回して立ち向かっていく主人公に、同じ子供を持つ母親として、ものすごく共感しました。
どんどんいやな展開になっていくので、読んでいくのがつらくなってくるのだけれど、やめられない!ラストが心配になって、思わず最後の方をパラパラ読んでしまいたくなる!
悪人であるはずの、智永、泉、泰史、そしてフィリピン人のグエンでさえも切ない悲しい壮絶な人生。愛情持って描かれていますね。
最後は読者自身もボロボロになって、へとへとになって、ラストを迎えることでしょう。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.22
(4pt)

スリリングな展開

なぜ子供たちが誘拐されるのか?なぜ身代金の要求がないのか?
そして、楢崎あゆみはなぜ身代金を要求されたのか?犯人たちの
目的が明らかになるに従い、犯人たちへの怒りが大きくなる。
お金のためなら手段は選ばない彼らのやり方は、残酷極まりない。
そんな彼らに、公子は敢然と立ち向かう。その姿は、警察官と
いうよりひとりの母親だ。文庫本で500ページとかなり長いが、
作者は巧みな構成と筆力で、最後まで読者を作品に釘付けにする。
サスペンスドラマを見ているような緊迫感があり、とても楽しめる
作品だった。ただ、子供たちを連れ去る目的が残酷で、胸が痛く
なる思いもした。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.21
(4pt)

スリリングな展開

なぜ子供たちが誘拐されるのか?なぜ身代金の要求がないのか?
そして、楢崎あゆみはなぜ身代金を要求されたのか?犯人たちの
目的が明らかになるに従い、犯人たちへの怒りが大きくなる。
お金のためなら手段は選ばない彼らのやり方は、残酷極まりない。
そんな彼らに、公子は敢然と立ち向かう。その姿は、警察官と
いうよりひとりの母親だ。文庫本で500ページとかなり長いが、
作者は巧みな構成と筆力で、最後まで読者を作品に釘付けにする。
サスペンスドラマを見ているような緊迫感があり、とても楽しめる
作品だった。ただ、子供たちを連れ去る目的が残酷で、胸が痛く
なる思いもした。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.20
(5pt)

ある意味「深紅」よりスゴい。

野沢さんの作品で評価が高い「深紅」よりも以前に書かれた本作品、ある意味本書のほうがスゴいな、というのが読後の率直な感想。人身売買目的の幼児誘拐事件の捜査員本人の子が誘拐されるという意表をつくプロットは「深紅」同様すごすぎですが、我が子を取り戻さんとする捜査員の執念・後半の息つく暇も無いアクションで途中一切ダレなし。ストーリーのキモの部分なので詳述は避けますが胸の悪くなるような幼児虐待の描写を含め、犯人像の描写も巧みで人質となった幼児とその親との心理戦がテンポのよいアクションと相俟ってスパイラルにストーリーを盛り上げます。完成度高し。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.19
(5pt)

ある意味「深紅」よりスゴい。

野沢さんの作品で評価が高い「深紅」よりも以前に書かれた本作品、ある意味本書のほうがスゴいな、というのが読後の率直な感想。人身売買目的の幼児誘拐事件の捜査員本人の子が誘拐されるという意表をつくプロットは「深紅」同様すごすぎですが、我が子を取り戻さんとする捜査員の執念・後半の息つく暇も無いアクションで途中一切ダレなし。ストーリーのキモの部分なので詳述は避けますが胸の悪くなるような幼児虐待の描写を含め、犯人像の描写も巧みで人質となった幼児とその親との心理戦がテンポのよいアクションと相俟ってスパイラルにストーリーを盛り上げます。完成度高し。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.18
(4pt)

テンポの良い作品

野沢尚の作品には、実際に起きた事件・事故をベースにして、それに起因する問題を喚起する傾向がある。『破線のマリス』では、マスコミが独断性の危うさを訴えていたし、『魔笛』では組織犯罪の構造を浮き彫りにしてみせた。そして、本作では臓器移植法案の抱える矛盾と、法的な不備に対して鋭い視点を向ける。この作品がすばらしいのはそれを告発するだけでなく、秀逸なサスペンスとして成立させていることだ。それから、広域捜査の盲点を突いた、カーチェイスも読み応え充分だ。前半部でみせる取調べ調書による進行方法をひとつとっても、主観を排した文章が事件を無機質で冷酷なものとして印象付けさせるとともに、よいアクセントとなっている。登場人物もよく練られた上で造形されていて、冷淡で破滅的な思考をもつ主犯格の女と、本能的にわが子を守るために行動する女性刑事を対比的に描いている点がおもしろい。取材で裏打ちされたディテールと、無駄のない文章は、読者に力強くアピールしてくる。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.17
(4pt)

テンポの良い作品

野沢尚の作品には、実際に起きた事件・事故をベースにして、それに起因する問題を喚起する傾向がある。『破線のマリス』では、マスコミが独断性の危うさを訴えていたし、『魔笛』では組織犯罪の構造を浮き彫りにしてみせた。そして、本作では臓器移植法案の抱える矛盾と、法的な不備に対して鋭い視点を向ける。この作品がすばらしいのはそれを告発するだけでなく、秀逸なサスペンスとして成立させていることだ。それから、広域捜査の盲点を突いた、カーチェイスも読み応え充分だ。前半部でみせる取調べ調書による進行方法をひとつとっても、主観を排した文章が事件を無機質で冷酷なものとして印象付けさせるとともに、よいアクセントとなっている。登場人物もよく練られた上で造形されていて、冷淡で破滅的な思考をもつ主犯格の女と、本能的にわが子を守るために行動する女性刑事を対比的に描いている点がおもしろい。取材で裏打ちされたディテールと、無駄のない文章は、読者に力強くアピールしてくる。
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.16
(4pt)

ドラマ化

昔、日テレでドラマ化されました。主人公は安田成美、高校教師に田中美佐子、誘拐する実行犯には新山千春と妻夫木聡でした。他にも佐藤浩一や陣内孝則と豪華メンバーですごいドラマでした。親としては子供を誘拐されて・・・なんて残酷で今では見られるかわかりませんが、当時は結婚もしていなかったので毎週かかさず見ていました。独身の方は面白いと思いますが、子持ちの方はちょっとつらいかも・・・。なので星4つです!
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298
No.15
(4pt)

ドラマ化

昔、日テレでドラマ化されました。主人公は安田成美、高校教師に田中美佐子、誘拐する実行犯には新山千春と妻夫木聡でした。他にも佐藤浩一や陣内孝則と豪華メンバーですごいドラマでした。親としては子供を誘拐されて・・・なんて残酷で今では見られるかわかりませんが、当時は結婚もしていなかったので毎週かかさず見ていました。独身の方は面白いと思いますが、子持ちの方はちょっとつらいかも・・・。なので星4つです!
リミット (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: リミット (講談社文庫)より
406273172X
No.14
(4pt)

おもしろいっ!

 まるで上質のサスペンス、アクション映画を見ているかのようなストーリー展開に思わず引き込まれてしまいました。ラストを読むまで全く予想していなかった真実に驚愕・・・。とにかくおもしろいの一言です。
リミット Amazon書評・レビュー: リミットより
4062092298