あやかしの鼓
評判
あやかしの鼓の評価:
4.40/5点 レビュー 5件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
あやかしの鼓の評価:
4.40/5点 レビュー 5件。 D ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
しかし、ブックオフでは、うまくすれば100円で入手できるかもしれない。
久作入門書としては、出版芸術社「死後の恋」とともに、格好の短編集である。
本書収載の短編は表題作の他、
死後の恋
瓶詰地獄
悪魔祈祷書
支那米の袋
難船小僧
幽霊と推進機
怪夢
白菊
いなか、の、じけん
木魂
以上、全11作品である。
久作作品としては「ドグラ・マグラ」があまりにも著名だが、本書の解説にもあるように、独特の文体に慣れるためには、短編から入ったほうが良いかもしれない。
この、独特の文体は、同時期に三一書房で全集が刊行された久生十蘭と比較すると、あまりにも自由闊達に見える。
十蘭は、非常に研ぎ澄まされた、実にきちんと計算されつくした、高尚な文体である。
それと対照的に、久作は非常にドロ臭い、いかにも低俗に見える文体なのだ。
しかし、その低俗に見える文体の陰に、実に緻密な計算があること、そして実は一言一句無駄がないことは、本書一冊を読破すれば良く分かる。
さらに、「ドグラ・マグラ」や「犬神博士」等の長編作品を読んでみれば、それがもっと良く分かるだろう。
本書はホラー文庫の一冊であるため、比較的ホラー風味の強い作品がチョイスされている。
それでも、名作「瓶詰地獄」は、外すことができない。
さまざまなアンソロジーに収載されている作品ではあるが、本作、そしてその他の久作作品も、読んだときの年齢や環境によって、感動の度合いが違う。
今、改めて本書で「瓶詰地獄」を読んで、運命の残酷さというものを感じた。
本書のような短編集は、作品の幅が広い分、さまざまな楽しみ方ができる。
「死後の恋」などは、何度読んでも本気なのかヨタなのか、迷わされてしまう。
また、「あやかし〜」は、実に恐ろしい、日本的な怪談である。
かつてNHKのラジオドラマで「あやかし〜」が放送されたことがあった。
あの、ポ、ポ、ポという鼓の音が、大変印象的だった。