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玉三郎の「風を得て」
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玉三郎の「風を得て」の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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| 一気に読めました | ||||
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| 役者の生きた芸を言葉で表現するのは難しい。特に女形の最高峰である坂東玉三郎の美と芸を言葉で伝えるのは、注目され続けている役者だけに、さらに難しいと思う。それだから、多くの表現者は身構えてしまい、自ら差し控えてしまう。その為に、坂東玉三郎に関する本というのは想像以上に少なく、役者として神秘に包まれてしまう。そのような中で、坂東玉三郎のリアルに迫る本書の価値は高いし、歌舞伎愛好家は是非接したい本だろうと思う。 | ||||
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| 玉三郎さんがより身近になった | ||||
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| なかなか玉三郎様の、個人的なお話って、無かったので、とっても楽しませていただきました。 | ||||
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| 二部は必要なのか? 坂東玉三郎と作者より前の世代は何もかも良くて、今の時代は幸せでないとか魂が無いと扱き下ろす。まぁそうやって嘆いてフェードアウトしていけばいい。そう言って無くなっていった伝統は数多くあるんだから。 | ||||
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| 内面に肉薄。 フィクションと言いつつ、玉三郎の真実に迫っている。 若い頃から、老いて尚、これほどの美しさ華やかさと、実力を蓄えている秘密がわかった気がする。 | ||||
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| 坂東玉三郎の歌舞伎を見たのは、2020年10月のことだった。 演目は、夢枕獏作の楊貴妃。まさに、玉三郎は、楊貴妃になっていた。 その舞台を見ながら、美しいとは、こういうことだと思った。女形であるという境界を超えて、神々しいほどの美しさ。 楊貴妃の姿の凛々しさとキラキラと輝く髪飾りと伸びやかな黒髪が、しずしずと幻想的であり、繊細な動きを伴って歩き舞う。歩いているのと舞うことが混然一体となる。あぁ。玉三郎を見ておいてよかった。 本書は、真山仁が、1993年のインタビューの出会いから始まる。じっと、玉三郎をインタビューして、その中から本書が生まれた。確かに、星の王子様が言うように「大切なものは、心でしか見えない」 真山仁は、玉三郎の見えないものを心で見ようとし、言語化する。言葉がもはや生れ出ないほどの苦闘の上での本書の構成。 真山仁はいう。 玉三郎の舞踊は、立ち姿から一挙手一投足に魂が籠もっている。肉体のみならず、衣裳の端々までが、生を得たようにその場を支配する。やがて、それは劇場を飲み込み、その時空をまるごと無我の境地に誘う。 玉三郎はいう 「美を感じる器は、魂だと私は思います。自らの醜さを自覚した上で、魂のあり方で美を感じる必要があります。」 真山仁は「美とは現象の一片を切り取って誇るものではない。もっと人間の根源的な部分=魂で感じ取ってこそ、美は輝きを放つ。 美を追求する人は、己の醜さを自覚している。 それは、辛いことではないのだろうか。 「辛いですね。だから、何かに憧れたり、ひととき、我を忘れる時間を作ろうとする。それによって、醜い自分や居心地の悪さから飛躍できる」 芸術家は、己の醜さからの解放を求め、結果的に美を生み出す。 自分自身の醜さを認め、自覚することで、美は解き放たれる。 「地球上の生物の中で、人間だけが醜い」と玉三郎は続ける。「自らが醜いから、美しいと感じる」のだという。 玉三郎は、「本当は、魂は自由なはずなんですが、日々の拘束によって魂も縛られていく。そこから一瞬飛躍するというか、飛ぶ、あるいは飛ぶことによって解放される。舞踊とは、ある種の引力からの解放なんです」 楊貴妃の美しさは、空間さえも変える。なんという所作なのだ。 確かに、引力から解放された無垢のままの美しさが、目に焼きついた。 見えているもの以上の何かが存在する。それは、恐れに近いものだ。 その静々と歩く姿、そして舞う姿。まさに、風を得て、解き放たれる。 玉三郎の魂を言語化した本だった。 | ||||
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| 玉三郎さんの思想に触れられる一冊 | ||||
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| 歌舞伎界で活躍している方の考え方が少し理解できると思います。 | ||||
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| 二部は途中で辟易してしまった。筆者は私より少し年下なのに、何故ここまで説教クサいものにしてしまったのでしょう??残念でした。 | ||||
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| 安田会長へのインタービューが最悪でした | ||||
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| 真山仁さんの思い込みが強すぎて玉三郎さんの凄さが表現されていない様な気がする。思いが伝わってこなかった | ||||
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| 最高の書籍です。玉三郎さんの幼い頃から現在まで友人ならではのタッチが素晴らしいです。玉三郎ファン納得しました。 | ||||
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| 文藝春秋』最新号の作者と玉三郎さんの対談を読んでAmazonに注文した。 両者は30年来の交流があるという。最初のインタビューの時に、作者は歌舞伎に対する無知を率直に伝えた。 世阿弥の「離見の見」の精神を大事にしていた玉三郎さんは彼に胸襟を開いた。世にいう相性が良かったようだ。 「坂東玉三郎とは何者なのか?」という帯の挑戦的な問いが素敵だ。前半では『国宝』のストーリー展開を意識して、シンイチという一人の下町育ちの少年の病気から、日本舞踊の稽古、森田勘弥への弟子入りと、小説風に語られている。天才的な女形役者玉三郎さんの人生の出発点が見えてきた。 壮年期に家元制度の経験で博士論文を書いた。渡辺保氏の黙阿弥論や西山松之助氏の家元論を読んだ。国立劇場で先代中村又五郎さんにインタービューをした。 今回の作者の玉三郎論は、作者が歌舞伎評論家でないことで、玉三郎さんが一回性、身体性に基づく伝統芸能演者として深めてきた独自の世界観、自然観、文化観を見事に引き出している。 一億総AI賛美者化している感のある現代日本社会に、玉三郎さんは警鐘を鳴らしている。 これは立派な文明論だ、思った。吉田修一氏の小説や映画の「国宝」はフィクションだが、本物の国宝の玉三郎さんの生き様や思索の一端を後世に残すことになった本書の文化的歴史的価値は実に大きい。 | ||||
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