室町少年倶楽部

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評判

室町少年倶楽部の評価:

4.58/5点 レビュー 19件。 A ランク

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平均点4.58pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 1〜20 1/2ページ
No.33
(4pt)

違った見方で見る歴史

記録された歴史の隙間にファンタシーを嵌め込むのは山田風太郎の得意。人が変わるのがテーマと文中にもあるが、応仁の乱に至る、作者の作ったドラマは興味深く読めて面白い。
室町少年倶楽部 Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部より
4163157603
No.32
(4pt)

違った見方で見る歴史

記録された歴史の隙間にファンタシーを嵌め込むのは山田風太郎の得意。人が変わるのがテーマと文中にもあるが、応仁の乱に至る、作者の作ったドラマは興味深く読めて面白い。
室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15) Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15)より
4167183153
No.31
(4pt)

バサラの時代を読み解く

佐々木道誉を主人公にした「婆沙羅」は鎌倉幕府滅亡から3代将軍義満の代まで生き残った道誉の生涯をバサラという当時の時勢から読み解いたもの。今日の敵は明日の友となんでもありの南北朝時代において、その象徴ともいう道誉の哲学の一端が読み解けて面白い。一方後醍醐天皇から始まるバサラの系譜が将軍義満に受け継がれそれに道誉が降参するという展開も面白い。中編ながら南北朝時代の通史のようにもなっているのも見事。
婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫)より
4309417701
No.30
(5pt)

足利家の物語として締まったものになったと思う。

「婆沙羅」「室町の大予言」「室町少年倶楽部」の3編所収。
「~大予言」と「~倶楽部」は『室町少年倶楽部』(文春文庫)を読んでいたのだれど、「婆沙羅」が読みたくて購入。
「婆沙羅」は佐々木道誉を狂言回しに南北朝時代を描いた作品、といってよいかと思うのだが、理屈で収まらない破天荒な時代への興味深さを沸き立たせるとともに、「~大予言」「~倶楽部」の室町時代へと繋がる破滅的絢爛さの予兆も感じられてとても面白かった。
『~倶楽部』の2編に「婆沙羅」が加わることで、足利家の物語として締まったものになったと思う。
また、『~倶楽部』を読んだ時に印象をもった、文化がただの美しいものではなく、その成り立ちには何かの犠牲やおどろおどろしさのようなものがあることも改めて感じた。
婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫)より
4309417701
No.29
(5pt)

山風に間違いなし

ストーリーもそうだけど、山田風太郎の語り口が最高。
読んでて「気持ちいい」
婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫)より
4309417701
No.28
(5pt)

室町期の人物が、目の前に現れる!

教科書で習った歴史観
では味わえない太平記、室町期の時代の人物が目の前に現れる感じ!
山田風太郎観は楽しい!
婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫)より
4309417701
No.27
(5pt)

ドキュメンタリーのようなノベルだと思う。

頭休めのつもりで読んだのですが、山田風太郎に
ハマりまくった。
こんな作家に出会えて嬉しい!
婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 婆沙羅/室町少年倶楽部: 山田風太郎傑作選 室町篇 (河出文庫)より
4309417701
No.26
(1pt)

これはアマゾン以外では入手できなかった

山田風太郎は故人となっているために、過去の作品は文庫本を手に入れがたい。
室町少年倶楽部 Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部より
4163157603
No.25
(1pt)

これはアマゾン以外では入手できなかった

山田風太郎は故人となっているために、過去の作品は文庫本を手に入れがたい。
室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15) Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15)より
4167183153
No.24
(5pt)

読了後にタイトルの意味がわかりました

室町時代、とくにドロドロの応仁の乱に至る経緯などは、歴史音痴には近寄りがたく、文化面以外はずっとスルーしてきましたが、この作品で一気に魅力が増しました。誰もが利権獲得のために血眼の醜い形相で争う世の中を、幼いころに心ならずも将軍にされてしまった足利義政が、狂気をはらんだ少年の眼で俯瞰する姿は、日野富子ならずとも、恐ろしく感じたことだろうと思います。
室町少年倶楽部 Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部より
4163157603
No.23
(5pt)

読了後にタイトルの意味がわかりました

室町時代、とくにドロドロの応仁の乱に至る経緯などは、歴史音痴には近寄りがたく、文化面以外はずっとスルーしてきましたが、この作品で一気に魅力が増しました。誰もが利権獲得のために血眼の醜い形相で争う世の中を、幼いころに心ならずも将軍にされてしまった足利義政が、狂気をはらんだ少年の眼で俯瞰する姿は、日野富子ならずとも、恐ろしく感じたことだろうと思います。
室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15) Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15)より
4167183153
No.22
(5pt)

遠い少年の日々

「戦争はすべてを破壊する。人間が残せるものは芸術だけだ」という先生の言葉。『室町少年倶楽部』の最後のヒョーロク将軍(=足利義政≒山田風太郎)の嘆きがその言葉に重なり、はっとした。遠い少年の日々。
室町少年倶楽部 Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部より
4163157603
No.21
(5pt)

遠い少年の日々

「戦争はすべてを破壊する。人間が残せるものは芸術だけだ」という先生の言葉。『室町少年倶楽部』の最後のヒョーロク将軍(=足利義政≒山田風太郎)の嘆きがその言葉に重なり、はっとした。遠い少年の日々。
室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15) Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15)より
4167183153
No.20
(5pt)

読後感

足利義光から義政の時代を経て応仁の乱に至るまでの細川、山名、日野等の人間模様が描かれていていました。
安定期の時代の人間模様を観察出来る読み物でした。
室町少年倶楽部 Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部より
4163157603
No.19
(5pt)

読後感

足利義光から義政の時代を経て応仁の乱に至るまでの細川、山名、日野等の人間模様が描かれていていました。
安定期の時代の人間模様を観察出来る読み物でした。
室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15) Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15)より
4167183153
No.18
(5pt)

破滅へ向かう無常感

山田風太郎さんの室町モノが読みたいなと思っていたところ、あるではないか、Kindleに。

「室町の大予言」「室町少年倶楽部」の2編が収められていて、ともに足利将軍の姿を追いながら、
その周辺の人々も含め「人はどう変わるか」を描いている。

どちらも面白いのだが、衝撃的なのは表題作。
冒頭、ジュブナイルと思わせるような描写で始まり、タイトルも「~少年倶楽部」だし・・・、
と呑気に思っていると、いやいや大変なことになる。
将軍の後継問題を軸に物語はドロドロとした展開に。史実をベースにしている(だろう)だけに、
語り口が冷静なだけに、その凄まじさがグイグイと迫ってくる。

そして、人々のそれぞれの欲、夢と挫折、偶然と必然により作られていく時代の流れに、
その人々が飲み込まれ、追い込まれていく。
破滅へ向かう無常感。戦中派の風太郎さんならではの室町時代観・文化論と言っていいかもしれない。
室町少年倶楽部 Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部より
4163157603
No.17
(5pt)

破滅へ向かう無常感

山田風太郎さんの室町モノが読みたいなと思っていたところ、あるではないか、Kindleに。

「室町の大予言」「室町少年倶楽部」の2編が収められていて、ともに足利将軍の姿を追いながら、
その周辺の人々も含め「人はどう変わるか」を描いている。

どちらも面白いのだが、衝撃的なのは表題作。
冒頭、ジュブナイルと思わせるような描写で始まり、タイトルも「~少年倶楽部」だし・・・、
と呑気に思っていると、いやいや大変なことになる。
将軍の後継問題を軸に物語はドロドロとした展開に。史実をベースにしている(だろう)だけに、
語り口が冷静なだけに、その凄まじさがグイグイと迫ってくる。

そして、人々のそれぞれの欲、夢と挫折、偶然と必然により作られていく時代の流れに、
その人々が飲み込まれ、追い込まれていく。
破滅へ向かう無常感。戦中派の風太郎さんならではの室町時代観・文化論と言っていいかもしれない。
室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15) Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15)より
4167183153
No.16
(5pt)

やるか、やらるるか。熱き下克上の室町時代

部下が将軍を自宅の庭に招いて豪快に首をはねちゃうんだからすごいよね。サラリーマンには溜飲が下がる(スッキリ)!変に小説ぽく脚色しなくても史実だけで十分面白い。
中編2話の構成で、「室町の大予言」は嘉吉の乱を下敷きにしたストリで、表題作は応仁の乱に至る過程を下敷きに解りやすく描かれている。当然、両編とも山風でしか書けない仕上がりになっている。
室町少年倶楽部 Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部より
4163157603
No.15
(5pt)

やるか、やらるるか。熱き下克上の室町時代

部下が将軍を自宅の庭に招いて豪快に首をはねちゃうんだからすごいよね。サラリーマンには溜飲が下がる(スッキリ)!変に小説ぽく脚色しなくても史実だけで十分面白い。
中編2話の構成で、「室町の大予言」は嘉吉の乱を下敷きにしたストリで、表題作は応仁の乱に至る過程を下敷きに解りやすく描かれている。当然、両編とも山風でしか書けない仕上がりになっている。
室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15) Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部 (文春文庫 や 6-15)より
4167183153
No.14
(4pt)

美に殉じる“デカダンス将軍”義政

表題作と「室町の大予言」の中篇2作を収める。室町ものは著者最晩年の仕事で、初出はともに1989年の文芸誌。
 両作とも軽い書き方だが、史実に沿って進行していく歴史小説に近い叙述で、創作キャラはほとんど登場せず、伝奇度はあまり高くない。 

 「室町の大予言」。
 何とくじ引きで後継に決まった足利6代将軍、義教(よしのり)。この時の「楠木くじ」は今でいう「あみだくじ」で、本書では楠木正成が発明したとしている(史実かどうか不明)。戦陣で採用する兵法もこれで決めたことが多々あったというからビックリ。本来のあみだくじは別の形式だったと著者は書いている。
 
 物語を推進する大予言は二つあり、どちらも謎めいた書き方で(ノストラダムスの影響か?)一定の解釈はむつかしい。
 一つ目は天王寺に伝わる聖徳太子が書いたという「天王寺未来記」で、正成が読む。二つ目は本能寺に伝わる日蓮の予言「本能寺未来記」。その予言に導かれるようにして赤松満祐(みつすけ)が義教を暗殺し、そして滅んでいく。
 解説の鹿島茂は2本とも史実ではないかと推測しているが、本能寺未来記は風太郎の創作ではないか。謎めいた文言だが、素人が読んでも誰の出現を予告しているのかわかる書き方だ。

 「室町少年倶楽部」。
 8代将軍義政と周辺の人々、特に細川勝元(後の管領)との関係をその幼児期から歴史小説風に描く。創作キャラはほとんど登場しないが、登場する実在キャラが濃いので展開はとても面白い。

 義政が政治に背を向け“デカダンス将軍”へと変貌して銀閣寺を遺し、一方で時代が応仁の変へとなだれ込んでいく過程が説得力をもって描かれる。鹿島が言うように、時代の進展に目を背け“少年倶楽部”にとどまって美に殉じる義政を描き切って、時代をも描くことに成功している。
 ただ、非常に良い出来ではあるが、全盛期に比べ文章の粘りのようなものが薄れているという感を免れないのが惜しい。
室町少年倶楽部 Amazon書評・レビュー: 室町少年倶楽部より
4163157603