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夢の夢
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夢の夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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彦四郎の淡い恋を藩の事件に絡めてストーリーが進んでゆくが、江戸時代の厳しい現実が垣間見える。 | ||||
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面白い | ||||
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帰りの電車の乗り過ごし予防を兼ねて、ワクワクしながら読んでいます。 | ||||
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政次と結婚したしほに好意を抱いていた彦四郎だからこそ、振り切る思いもあって幼馴染に魅かれて行ったのだと思う。 | ||||
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今回は彦四郎が主役なのかな。 このシリーズはとても好きですが、 ”恋”という心理描写は弱い気がします。 しほと政次の恋も、はっきりメインで描かれることは無かったような。 なんとなくの流れはあったけれど 互いに恋焦がれる様な、そういうのは無かったと思うので、 彦四郎の気持ちなど そこがもう少し前々からのフリとかがあると良かったかなぁ。 もっと気持ちが入って読めたかもしれません。 今回は彦四郎の”恋” でもこれって恋なのかな。 恋っていうよりは、捨てきれなかった”情”なのかなって読み終わって思いました。 なんとなく、全部を捨てて行くには弱い気がしますし、 最後の終わり方に、もう少し余韻が欲しかったなぁと思いましたが、 大好きなシリーズなので★は5つで。 | ||||
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江戸が舞台の青春群像劇、「鎌倉河岸捕物控」 これまで語られるようで語られなかった恋愛模様が 今回の主題。 政次としほの仲も、はっきりした恋心が描かれていたわけではなく、 いつの間にか惹かれあう二人が周りのお膳立てで結婚した感じだったけど。 今回は、静かにしほへ恋をしていたはずの彦四郎の前に、 幼馴染みの女の子が妖艶な美女へと成長して現れて。 あっという間に彦四郎の心を奪ってしまう。 そして二人で恋の逃避行・・・と思いきや。 いろんな思惑や騒動が乱れ飛び・・・ 彦四郎を追いかけていく政次、亮吉の二人がそんな事件を解決し・・・ というお話。 追いつきそうで追いつけないハラハラ感に、 いったい何が起こっているのかわからないドキドキ感。 おもしろくはあったけど、 結局、二人の本当の気持ちは見えなかった気がする。 もう少し、逃げた二人の心理描写もして欲しかった気がして、☆4つです。 | ||||
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この『鎌倉河岸捕物控』シリーズ、言っちゃ悪いが、中子供向けライトノベルの水準。 だが、本編『夢の夢』は一皮剥けたというか、一段レベルが上の大人の読み物になっている。 現代物であれ、時代物であれ、こういう推理もの分野の小説は、やはり、「悪役=本編では、秋乃という名の女性」が読者を引きつける魅力のある「悪(わる)」なことが面白く読ませるキーポイント。本編、このシリーズ一連のなかで一番の出来といってよく、文庫本1冊が一つ物語の長編だが最後まで一気に読み通してしまった。 むろん、例によって、おかしなところも些かディテールの部分になくはないが、このレベルになっていると、そんな時代考証の細かい傷など大して気にならないほど読ませる魅力があるし、何よりも評価したいのは、ちゃんとストーリーの舞台になった現地を作者がロケハンして本編を書いている点。小学校1年の遠足で行ってからこっち、あのあたりは何十遍となく足を運んで好く知ったところ。コチトラの土地勘にピタリ嵌って、地図の上の知識だけで書いた「道行き」じゃないリアリティーを感じるね。 この鎌倉河岸シリーズ、毎度、「金座裏ご一統様」の「お江戸の地理不案内」にウンザリさせられていた読者の一人としては、著者に、ご足労賃をあげても良いかな、くらいの気持ちになった。 だから、お武家の言葉遣い、TPOでの政次、彦四郎の言葉の使い分けがなっちゃないとか、六人組の押込事件なんか、まるで蛇足で削ったほうがスッキリするとか、多寡が職人風情の娘に「秋乃」なんて凝った名前は不自然だとか、あそこの険しい峠道を女性が馬の背で越えられるわけがないとか、前半後半で話の辻褄が微妙に喰い違っているとか、色恋の道を描くのが本当に下手くそだとか、イチャモンを付ける気なら付けられないこともないけれど、本編の上質さに免じて、このさい止めとくことにするわ。 シリーズ第16作『八丁堀の火事』に続く。 | ||||
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