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花宴



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【この小説が収録されている参考書籍】
花宴
花宴 (朝日文庫)

花宴の評価: 4.22/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

読みやすいですが

書きたいことや伝えたいことがわかりやすく、さ〜っと読めました。
ただ、少し物足りなさが残ります。
一人娘の紀江と父新佐衛門、亡き母との絆や、小太刀への想いなどはよくわかるのですが、
いつまでも一目惚れしたかつての許婚のことばかりにとらわれて、夫の勝之進との生活で自分で気づいていくことや、成長していくことが見受けられない。
子をようやく授かって娘が生まれてもエピソードも乏しく、娘が死んでしまってかえって空虚な日々になったことを強調するための演出だったにすぎない感が残ります。
主人公がいつまでも精神的に小娘のままでイラっとします。
夫 勝之進のことをもう少し描いてほしかったです。
ただ父が信頼している人物で、淡白な性質の人物だ、というだけでは都合がよすぎる人物と思います。

ラストの第7話だけは一気に読んで愉しめました。
やっと勝之進のなぞが解けて、哀しいけど、紀江の持ち味も活かされてよかったと思いました。
花宴Amazon書評・レビュー:花宴より
4022509902

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