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大奥二人道成寺
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大奥二人道成寺の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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歌舞伎好き、踊り好きの私にはとっても面白かったです。シリーズで読みたい。 | ||||
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杉本章子さんの作品はどれもそうですが、この作品も話の筋立てがよく練られている上、江戸文化の描写が繊細で細やか。娯楽小説ながら、一言一言を大切に噛みしめながら読みたい一冊です。本作品はお狂言師が主人公なので、鷺娘、道成寺等、有名な演目の演じ手の思いやポイント等も丁寧に書かれていて、歌舞伎などでこういった演目に馴染んでいる方には特にうれしいのでは。12代将軍の次期将軍の座を巡っての紀州水野家の陰謀、大奥の権力争いを背景に、想い合いながらも実らなかった恋、届かぬ想い、小さな芽となって芽吹いた恋等、複雑な人間模様、男女のこと、人間の欲望の浅ましさ等を描きながら、最後は人が人を大切に思い合う気持ちに心がほっくりとしました。「大奥二人道成寺」は「お狂言師歌吉うきよ暦」の続編で、前作のあらすじの説明が所々に盛り込まれています。私は前作を読まずに本作を読んだので、最初はちょっと読みづらいところがありました。「お狂言師歌吉うきよ暦」を読んでからの方が、本作はより楽しめるかと思います。 | ||||
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