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眠り姫
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眠り姫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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あまりにも読みやすいベストセラー作家であり代表作が目立ちやすいが、ナルコレプシーの描写はヘタな精神医学本よりも迫真に迫る部分がある。もちろん全てではないが。このような作品が広く読まれもっとこの難病に対する一般の理解いや興味でもいい、現在の躁鬱病や統合失調症くらいには意識に上がることを切に望む。安易な感動や小説としての面白さより、個人的に主人公同様の症状に苦しみ続ける者として他作品の中に埋もれて欲しくないので星5つ。 | ||||
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催眠術をテーマにした小説でした。 ナルコレプシーの治療をずっと受けているキャロルがショックによる昏睡状態に陥る。 そしてキャロルの娘とそのボーイフレンドの他殺体が発見された。 誰が犯人かは読者に最初から明らかにされているんだけど、その後の展開は非常にドラマチックです。 キャロルの夫ロジャーが逮捕されて、死刑判決を受ける。 その控訴審を通して事件の真実が徐々に明らかにされていきます。 黒幕は意外な人物であることは事実なんだけど、動機が意味不明なだけにフィクション感が強い。 催眠術や人の記憶にかかわる脳理学の部分は興味深かった。 | ||||
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いつものダニエル・キイス節を期待するとあれ? かも知れないが、ミステリとして読めばかなり面白いし、これはそう読むべき作品だと思う。ああ、こういうのも書けるんだ〜とミステリ好きの私としてはニヤニヤしながら読みました。某検死官シリーズなんかよりよっぽどミステリしている。生温いと言えば生温いけど、ダニエル・キイスってそういう作家でしょ。私も嫌いじゃない。ミステリで温いのは嫌な人は読まない方がいいかも知れない。 ネタバレになるので詳しく書きませんが、犯人に自白させるシーンはおいおい、と突っ込みつつニヤニヤして読んだ。お母さん面白すぎます。 | ||||
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ダニエル・キイスのミステリ小説。こんな小説も書くのね、っていう感じでした。催眠術を使って殺人を起こさせる、というのは、ミステリ作家なら(ミステリ作家でなくても)だれでも考えそうなネタですが、それをうまくあつかっていました。さすがに、しっかりと勉強していたと思います。 ただ、ラストがいただけません。まぁ、ああでもしないと罪に問えない=裁判で勝てないからあのラストにもっていくしかなかったのだろうけれど。 | ||||
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回答を先に読まされた感があり、ハラハラ、ドキドキが全然無かった。意外性も乏しい。怪しい人物はやっぱり悪党だったし、眠り姫は純粋無垢で美しいまま。 それでも一気に読めたのは、ナルコレプシー(睡眠障害)という、一風変わった病気を題材にしていたから。「催眠」に関するエピソードも専門的でぐいぐい読めた。 魅力的な素材で読める小説もあるのだな、と実感させられるお話。専門用語も多少出てくるが、全然難しくなく、気軽に読める。これらは、翻訳が上手いのだと思う。 ストーリー展開自体はありきたりで、それほど面白くないと思う。 文章の読みやすさ、素材の魅力で読める一作。 | ||||
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「眠れる森の美女」の伝説がモチーフになっている点に関心を抱き購入した。 アルジャーノンの著者ということもあり、 期待値が高かった分、落胆も大きかった。 暗い過去を抱えている人物が多数登場して、詰め込み過ぎの感有り。 確かに物語には引き込まれて読み進めるのだが、読了して心に残るものが無いように感じた。 | ||||
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「アルジャ-ノンに花束を」がキイスの最高傑作に思います。そして、彼の作品は、フィクションの方が読みやすいです。「5番目のサリ-」の方が、「24人のビリ-・ミリガン」に較べて、一気に読めてしまうように。そういう点から考えると、この、作品はフィクションなので、ミステリ-っぽく感じながら、一息で読みきってしまいます。「最後」(期待してください)まで。でも、「アルジャ-ノンに花束を」ほど、感動することはできないのです。 | ||||
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