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レオナール・フジタのお守り



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【この小説が収録されている参考書籍】
レオナール・フジタのお守り (光文社文庫)

レオナール・フジタのお守りの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

題材はとても興味深いが…

時代背景やレオナール フジタさんとのくだりなど、大変興味深かったが、どうも男性目線というか、ご都合主義的というか、最後まで読んだ後全般に物足りない気がした。

ネタばれになるので書きにくいが、登場する男性たちの魅力がわかりづらい。登場人物が亡くなってからの回想シーンが多いが、行動の動機がいまいちピンとこない。プロローグが躍動感あっただけに、本編の説明調が残念。
レオナール・フジタのお守り (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:レオナール・フジタのお守り (光文社文庫)より
4334794912
No.1:
(4pt)

アイディアはおもしろい

実在の画家、実在する絵画を題材に、戦中・戦後・現代までを描く。運命に翻弄された男女とその子どもたち。鍵となるのは『ノルマンディーの春』。当事者が亡くなっていたり、遺族が口を閉ざしたりしているので、戦後のどさくさで何があったのかがはっきりしない。探偵役となるのは、主人公の元妻である画家。このあたりの人間関係もおもしろい。
 ただ、子や孫の代まで描くとなれば、このページ数では少なすぎると思った。佐々木譲『警官の血』が、三代にわたる謎を解明するのに、上下巻を費やしていることを考えると、もっと長くなっても良かった気がする。文庫書き下ろしではそれができなかったのかもしれないが。
レオナール・フジタのお守り (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:レオナール・フジタのお守り (光文社文庫)より
4334794912

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