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聖地巡礼



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【この小説が収録されている参考書籍】
聖地巡礼 (講談社ノベルス)

聖地巡礼の評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

パワースポットをモチーフにした風変わりなミステリー

聖地巡礼と内容が想像できないタイトルだが、各地の(海外含む)のパワースポットをモチーフに例のごとく癖のある女性達の風変わりなストーリーが展開する。
パワースポットミステリーと謳ってはいるが、あまり話の核にはパワースポットはあまり関係ないような感じである。収録作品もミステリーというよりはサスペンスと言った方がいい感じで、謎を巡る展開は魅力的だが、あまりミステリー的な解決は志向されていない。
最後の作品は劇中作という設定で珍しいSFものになっている。
著者の作品としては長編と比べると随分あっさりした薄味ではあるが、標準以上の出来で退屈はさせない。
聖地巡礼 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:聖地巡礼 (講談社ノベルス)より
4061827669
No.3:
(4pt)

真梨 さんの短編ってどんな感じだろうと、興味をそそられました。

彼女の短編は初めてです。「ふたり狂い」も短編のようですが、どこかでかすかに繋がっているので、本当の短編という意味では本作が初めてです。読みごたえをいう意味では、私は長編の方が好きですね。期待している「ドロドロ」の部分が、あっという間です。そこを想像力で補って・・・。長編のような後を引く読後感は少ないですが、面白く読みました。
聖地巡礼 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:聖地巡礼 (講談社ノベルス)より
4061827669
No.2:
(2pt)

ドロドロしてない

5編からなる連作短編集。
連作といいながら、それぞれの話の関連はとても希薄でそれらが
収束した感もない。

それに真梨幸子の真骨頂といえばやはり生々しい中年女の嫉妬に
狂った姿の描写だろう。真梨作品にドロドロのみを求めている方は
スルーしても差し支えない作品だと思う。
聖地巡礼 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:聖地巡礼 (講談社ノベルス)より
4061827669
No.1:
(3pt)

あっさりした怖さで読みやすいです

新書版で224頁の中短編集で以下の作品が収められ
ています。

グリーンスリーブス・・・書き下ろし
カンタペリー・テイルズ・・・小説現代2008年9月号増刊号「メフィスト」
ドッペルゲンガー・・・書き下ろし
ジョン・ドゥ・・・書き下ろし
シップ・オブ・テセウス・・・書き下ろし

 著者の長編はねっとりした怖さを感じさせ、読み
終わった後にも引きずる作品が多いですが、それに
比べると軽めであっさりした怖さの作品ばかりで読
みやすいです。

 著者の作品を初めて手に取る方にお勧めします。

聖地巡礼 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:聖地巡礼 (講談社ノベルス)より
4061827669

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