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(短編集)

鬼平犯科帳 決定版5



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【この小説が収録されている参考書籍】
決定版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)

鬼平犯科帳 決定版5の評価: 4.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

池波文学は時代を超越

鬼平犯科帳、剣客商売、藤枝梅安 は、池波正太郎長編シリーズの
3大傑作です。
時代を超越して、何度読み返してもその都度新鮮で、面白い。
ところが、旧文庫では、活字が小さくて,後期高齢の私には読めません。
新装版は、活字も大きく読みやすいので、全巻、全編買いなおして、老後の読書を
楽しんでいます。
決定版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:決定版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)より
4167907968
No.2:
(4pt)

「お目こぼし」って、良いんじゃない?

根っから悪い奴もいれば、やむに已まれず悪事を働く者もいる。
悪い奴には容赦はしない鬼平だが、ときには人情の機微を
わきまえた「仏の鬼平」になることもある。
本書は、そんな鬼平の両面を描いた7編。

賊の逮捕に有力な情報を流したりして罪を減ぜられたりする、
今風に言えば「司法取引」だが、日本でも取り入れられたものの、
まだなかなか見られない。
現実ではすべてが白日の下に晒されるわけではないから、
胡散臭さがつきまとうが、ストーリーを追ってきた読者は裏まで
みんな分かっている。
だから鬼平が無茶しても、司法取引を存分に使いこなし、
お目こぼしをしても、読者は納得する。
証拠があろうがなかろうが、悪い奴は悪い、とのお裁きは、
痛快だ。
決定版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:決定版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)より
4167907968
No.1:
(5pt)

バラエティに富んでます。

これだけの短編を書いても、似たような話が1話も無いことに、
驚きです。

火盗改メの組織内の話って、少な目なので、出てくると嬉しいです。
「おしゃべり源八」・「鈍牛」が、今回はこれです。

「鈍牛」は冤罪を扱った話で、これが最後にきてるので、読後は
気が重くなります。
今回では1番好きですけどね。
決定版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:決定版 鬼平犯科帳 (5) (文春文庫)より
4167907968

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