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砂の王宮
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砂の王宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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ダイエー創業者・中内功氏をベースにしたフィクションのようで、 商売の面白さが前面に描かれていて、とても引き込まれました。 ただ、物語中の真実を明確にせず曖昧に描いている手法は、私の思考には合わない。 また、OLDSの発想は商売として弱く、商才を感じさせるものではなかった。 | ||||
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著者の作品は、すべてみょんだつもりでいたが、子の作品だけ、読み損じていたので、読んだ、やはり、予想に、そぐわず、面白い、中内功の伝記ではない、フイクション小説の傑作。 | ||||
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事業意欲の旺盛な塙とセンスは良いが表に出られない深町のコンビは絶妙。 「現金」の威力、「信用」の大切さがリアルに伝わってきて良かった。 最後はバタバタ感があり、非現実な展開が残念でしたが、総合的に見れば満足度は高かった。 | ||||
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普段当たり前に生活している中に様々な関わりがあり興味深く読みました。 | ||||
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時代背景が経験ある事柄が多く懐かしく、かつドキドキしながら楽しみました! | ||||
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戦後のどさくさの中、闇屋で儲けた塙太吉は、その資金を元に大阪で スーパーを開店、瞬く間に店舗数を拡大し一躍、時代の寵児となった。 いよいよ東京に進出という時に、パートナーに思わぬトラブルが発生。 太吉をも巻き込んで、物語は時空をまたぎ、意外な方向へ展開する。 昔の勝シンの兵隊ヤクザみたいな連中やら、本当のヤクザさんやら、 金は持っていても、どう見ても堅気ではなさそうな胡散臭い人たちが いっぱいいたあの時代。 そんな時代感があふれている一冊。 | ||||
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戦後のどさくさ期に薬の闇商から成り上がる序盤がリアリティーたっぷりで、臨場感あふれる描写にしびれます・・癖のある仲間・地回りのヤクザ・(金子信夫みたいな)したたかな問屋衆などのキャラが生き生きと動き回ります。当時を描いた映画や漫画(どおくまんの「暴力大将」を思い出しました)を彷彿させるひりひり感があります。 中盤に相棒のフカシンや腹心の川端、沖縄の花城などに支えられてグイグイのしていくところは「項羽と劉邦」を一瞬思わせるほどでしたが・・あまりに順調すぎるかな、と思ったところで敵役・久島が登場、一転絶体絶命に追い詰められ・・ 終盤はそんな窮地がいつの間にかうやむやになり(最後に種明かしはありますが・・)、かつての愛人の子・瀬島が登場し跡継ぎ問題に展開していきます。こいつが継ぐのだろうなぁ・・という読者の思惑を微妙にずらしてくれますが、最後はやや勢いを失ってしまった気がします。(宅配サービスってそんなに画期的なものじゃないだろってツッコミは当然あるでしょう) とはいえ、ダイエーの中内氏をモデルにして、ホテルニュージャパン社長の横井氏をモデルとした買収王久島など魅力的な人物が動き回る面白い娯楽小説でした。ずっとわくわくしてページをめくって、読了しました! | ||||
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戦後の混乱の中、己の才覚のみで成り上がった男の一世一代の物語。 塙と深町、お互いアイディアを出し合って次々と新しいことを始めて、さらに大きな商いに挑戦していく展開は一気に読ませる。 薬屋からスーパーマーケット誠実屋のオーナーに転進し、関西地方で大成功を収めて東京に進出するも、不動産業を営む久島に騙され、さらに深町の死に関わることになり、一転してピンチに陥るまでを描いた第一部。 県議会議員の瀬島の視点から山梨に誠実屋が出店することを巡る地元住民との対立と塙のその後を描いた第二部。 第一部の布石が第二部で収束するようにうまく描かれていた。巨大化した誠実屋の跡取り問題、塙の実業家人生の集大成の案件、そして瀬島の出生の秘密と読みどころが満載だった。 最後のエピローグもよく考えられていて、読後感もよかった。商売をやっている人にぜひすすめたい一冊。 | ||||
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ダイエー創業者 中内功の半生に 殺人事件を絡ませたストーリーは 先を読ませない。 血沸き肉躍る圧倒的なリーダビィリティはいつものとおり ぐいぐい引き込まれているうちに、 小売り、流通について多角的な知識が得られる。 一粒で二度美味しいとはこのことか。 ビジネス書を読むぐらいなら、(読んでますが) 楡周平を読もう。 | ||||
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