硝子の塔の殺人

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評判

硝子の塔の殺人の評価:

3.54/5点 レビュー 240件。 A ランク

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平均点3.54pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全253件 1〜20 1/13ページ
No.253
(4pt)

ヒントがわかりやすすぎて勿体ない

ミステリの構成や探偵と助手のやり取りなどは面白いと感じたが、伏線と思われる箇所が露骨に目につき、最終的には驚きよりもやっぱりそうかという納得の方が強くなってしまった。ミステリは驚愕したい心持ちで読むので、そこだけが勿体なかった。
硝子の塔の殺人 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の塔の殺人 (実業之日本社文庫)より
4408559768
No.252
(5pt)

ミステリー小説のお祭り的なネタ作品として読むと吉

自称名探偵の性格があまりにもエキセントリックで受け入れられず、最初は読むのが苦痛でした。
しかし名探偵が話を途中で脱線させて、空気も読まずにミステリー談義を延々と喋り続けるシーンが繰り返されるたびに、この作品はギャグなんだな!と割り切って読むようにしたら、不思議と楽しくなってきました。

都合が良すぎたり強引な展開も度々見受けられますし、真犯人の動機も弱いというか酷いので、ガチガチの本格ミステリーを期待したまま読み続けていたら、きっと肩透かしを食らっていたと思います。
登場人物の名前も変なのが多いですし、人物造形もラノベに出てきそうなタイプばかりなので、細かいことは気にせずミステリー小説のお祭り的なネタ作品として読むことをおすすめします。
私は何度か声に出して笑ってしまったくらい、楽しく読めました。
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No.251
(3pt)

あまりにも

新本格ミステリーという言葉や中味にこだわりすぎている作品、というのが読んでる途中から読み終えての感想で他の作家さんに対する尊敬の念が強すぎてちょっとくどかったかな。設定、トリック共にある程度は推察出来る親切設定でしたがやはり動機があまりにも弱いというかその言い訳みたいなのも本編にくどいくらい描かれていてまぁなんというか嫌いじゃないけどあまり自分の好みではなかったかな。
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No.250
(2pt)

さざえ堂

これまで私が読んだ似たタイトルの小説には、アイラ・レヴィンの「硝子の塔」とロバート・シルヴァーバーグの「ガラスの塔」があるが、レヴィンの作品の原題が“Sliver(細っ)”なのに対して、シルヴァーバーグの方が“Tower of glass”で、正にそのままだ。ちなみに前者は高層マンションで、後者は異星人と通信するための電波塔だ。
奇っ怪な場所で奇っ怪な登場人物が奇っ怪な方法で犯罪をする。この手の作品は随分たくさん読んできた。そういう物語が好きな人にはいいかもしれないが、私はもうお腹いっぱいだ。あまりにも絵空事すぎて、どれだけどんでん返しても、何の感慨もない。
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4408559768
No.249
(5pt)

面白かったです

ミステリーは好きなのですが、読解力、考察力が乏しくいつも【???】って感じになってしまうことが多くあります。
ですが、こちらはそんな私でもすんなり理解出来て、読みやすかったです。
個人的に、あらためてミステリーって面白いと実感する一冊でした。
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No.248
(3pt)

プロット9割

種明かしをモチベーションに最後まで読み切ることはできたので、まったくつまらないわけではないと思う。
キャラクターは変人も凡人もいるが、どちらにしろ皆作者の人形感があり感情移入はできないため死んだり追い詰められてもハラハラドキドキはしない。
心に残る作品ではないがワンコイン分の娯楽にはなった。
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No.247
(4pt)

あれ?早くない?

最初から犯人わかっちゃう、例のよれよれコート(かな?)の刑事系?って思って読みましたが、「早っ!」って感じた瞬間から別物のにおい(あえてかんじでかくのはやめます。)。

先が読めて、おもしろいか、つまらないかは個人の感じかたなので、なんともいえませんが、わたしは、伏線とか大好物なので、ご飯三杯いけるかんじでした。

エラリー、アガサといった有名作家ネタとかたくさん出てくるので、よんでないより、読んでいた方が良いかもですが、それらが出すぎると、ちょっとコミカルになっちゃうきらいが。

普通の文庫より厚いこの本ですが、途中でやめたらもったいないかなあ。

追記
読者への挑戦が二回ある本は初めて読んだし、怪物がすごい怪物だった。

登場人物がみんな推理オタクだったりするから、すぐに話がそれて、他の推理もののうんちくが長くなるんだけど、これもある意味必要だったのかな……
ということを書き加えさせてください。
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No.246
(3pt)

そこまでして隔絶系が書きたかったのか…

途中なかなかページが進まなかったが、一応最後まで読み切れた。謎解き部分はまあまあ楽しめた。

ページが進まなかった理由は幾つかある。
まず定年の特許長者が住む珍奇構造の注文住宅、構造が特殊すぎて実像がイメージできない。ぜひ3D画像化して欲しい。円錐形の建物にワンフロアが90度ずつずれていくので十階以上の床があっても20メートルを超すことは無いと思うが、昇降機の無い建物で定年オヤジが低層の食堂と最上階の居室を歩いて行き来するという設定には疑問を感じなかったのだろうか。

出てくる名探偵が東川篤哉系でうんざり、それっぽい展開になるところで例外なく読書ペースが落ちた。最後まで読めたので東川よりマシだが。出てくる探偵が悩み始めるところは阿津川辰海系だが、探偵を生業として生活が成り立つ理由を説明した点は上手い。もっとも探偵の実績語りで「客船のバラバラ密室事件」というくだりがあり、海上で死体をバラバラにする労力を惜しまない犯人ならなぜ魚の餌にせず密室にバラバラ死体を残したのかという疑問も無いではない。まあ探偵を目立たせるためには色々小細工が必要ということで。

主人公の医者をはじめ登場人物にミステリーマニアが多いため、必然的に台詞や地の文がミステリー蘊蓄で埋め尽くされやすくなる。こういう読みづらさは芦辺拓や二階堂黎人に通じるところがあるが、登場人物の多数をミステリー好きか業界人という設定にしつつ脱線する蘊蓄をミステリーに限定したところは、芦辺の映画論や二階堂のオタク談義などのような字数稼ぎ疑惑をギリギリ回避する際どい味付けとして機能している。書き手はただの脱線でもその分野に興味の無い読み手はそこで脱落するので(出版社は連載原稿を落とされるよりは増しと考えているみたいだが)脱線分野を読者の許容範囲に留めた点はやっぱり上手い。

犯行を告白した人物が自殺するところでまだ1/3くらい残ってたので、てっきり珍妙屋敷の所在地が曰く付きの土地とされた神隠し事件との関係が解明されるのかと期待し肩透かし。神隠し事件は登場人物中の霊感タレントと相性が良く、事件をオカルト前提の解決にするための助言者にするのか科学的に説明するための当て馬にするのか、或いは神隠しも霊能も殺人事件をかき回すための単なるカモフラージュかと読者を悩ませる。初見作家でどういう作風か知らないことと相まって謎を深めていた。神隠しが本作事件と密接に関わっているともっと面白みが出たのに。

種も仕掛もある特注屋敷は、ある意味事件の主人公だ。特注の時点で何か仕込まれているのは想定内なので、事件の根幹をなす仕掛けについては何も言わない。ただ部屋ごとに階層の変わる個室に壱の間弐の間は無いだろうと思った。部屋番号が若いほど階層が上になることで生じる勘違いをトリックに組み込むのでなければ無用の混乱が生じるだけ。家主の歪んだ感性を表すなら、むしろもっとぶっ飛んだ部屋名で良かった。なにしろ金に不自由していない推理小説オタクの特注別荘なのだ。ホテルじゃあるまいし、心血注いだオタク屋敷にそんなぞんざいな部屋名付けるわけ無いだろう。部屋名をシンプルな表記で済ませたいなら、狂言回しの医師の回想として事件を語る体にすれば「部屋名は便宜的にA室からJ室としておこう」の一言で片付くのに。

こうして不自然に感じたところを突っ込みながら読み進めると、家主の死因と真犯人は当たってしまった。せっかくの設定をもうひと練りして不自然な点を潰す方便を捻じ込めれば、結構な傑作になりそうな予感はするのに勿体ない。映画が記録媒体の進歩に乗じて、ゲームが次世代機種の普及に乗じて旧作リメイクが企画されることと比べ、一度刊行すると未来永劫図書館で原型を晒され続ける小説は不憫である。それでも一読で満腹膨満の小説も多い中、不満点不自然点を解消したリライト版が出たら読んでみようかな…と感じる程度に気になる作品だった。

なんとなく著者が気になり、二冊ほど 図 書 館 で 読んでみた。螺旋手術室とレゾンデートル。なんだよ作者さん普通の本も書けるじゃん、あっち二冊を購入で本作を図書館にすれば良かったよ…
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4408559768
No.245
(5pt)

読みやすい!

ミステリー初心者でしたがとても読みやすく楽しめました。他の作品を見た後なら尚更楽しめただろうなと思います。
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No.244
(5pt)

ミステリーオタクのための

ネタバレ注意。
ミステリーマニアの大富豪がミステリーの舞台にふさわしい建造物を作り、そこに集められたのは探偵や刑事や医者や小説家や霊能力者?もちろん起こる連続殺人。作者自身も相当なミステリー好きらしく、古今東西の数多のミステリー作品をオマージュし登場させるメタミステリーです。読んでいくと密室のトリックとかに稚拙なところが出てきて「?」と思ってたら、それさえも伏線だったという最後の大どんでん返しもあり。読者への挑戦状も2回あるし、エンディングもまた素晴らしかった。
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No.243
(5pt)

ミステリ・ファンへのサービス満点なエンタメ傑作

クローズド・サークルものの王道本格ミステリではあるが、メタ要素、読者への挑戦状、多重解決などの要素もあり、サービス満点。作中、過去の名作ミステリも多数言及されるので、黄金期の海外ミステリや国内の新本格ムーブメントのファンには応えられないだろう。
犯人目線から語られる倒叙形式でスタート、その後名探偵とワトソン役というバディものにかわりしばらく淡々と進行するが、中盤から物語の様相がガラッと変わり、結末に向けて一気にスピード感を増していく。
先人である島田荘司氏や綾辻行人氏へのオマージュ度も高い。一部の謎が放置されたままのようにも思うが、最後のどんでん返しを含めエンタメ性がとても高く、とても楽しめる。
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4408559768
No.242
(1pt)

わけがわからない

帯の称賛コメントに騙された気分。
真犯人の意図もわけがわからず、とにかく最後がしつこかった。
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4408559768
No.241
(1pt)

しんどい

自称、名探偵の女性?のキャラクターが痛々しくてうすら寒かったです。
著者の他の作品でも、主要な女性キャラのタイプが似通っているから、きっと理想の女子像を描きたいんだろうな……と、どんどん物語に集中できなくなりました。

あとは、説明が長すぎる、セリフも畳み掛けるように長文が襲いかかってきて
他のレビューにもありましたが、苦行のようでした…

人気ある著者さんですから、きっとラノベ界隈の方に需要があるんでしょう。

どんなすごい仕掛けがあるんだろうかと、ワクワクしていましたが……
肩透かしというか…ええ…となりました。ガッカリです。

本格派とは何でしょうね。
よく分かりませんが、この作品については、ミステリ・ライトノヴェル と紹介されていた方が楽しめる方は多いのでは無いかと思いました。
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4408559768
No.240
(3pt)

これを読む時間があるなら「占星術殺人事件」を読みましょう

本書で描かれる連続する密室殺人事件は大きく3つの様相で展開される。
まず名探偵が謎を解き明かす「序」が物語の大部分を占める。
自称「名探偵」をはじめとする登場人物への嫌悪感が拭えず、惨劇の雰囲気を損なう安っぽい会話の応酬や殺害理由の非現実性等にまるで共感できないものの、密室トリックの解明は論理的に鮮やかで、嫌というほど繰り返される古今東西ミステリーの蘊蓄話も興味深く、ここまでなら星4つだった。
ところがここから話は急転し、最終盤の「破」で事件そのものの存在が根底から覆り、その実態の検証や証明もきちんとされぬまま、最後の「急」で本当の真犯人が判明して物語は終結する。
だが、この複雑怪奇な「破」と「急」における論理展開は不可解で説得力がなく、面白さが一気に消失する。
更に不快に感じたのは、読者が長々読んできた「序」の内容が作中で貶され、真相である「急」により美しいミステリーが完成したと真犯人が自画自賛するところである。これは読者への冒涜であり、作者が創出した密室トリックの出来栄えに対する言い訳に思える。
作中に頻出する「占星術殺人事件」を読んだ時の興奮と面白さを10点とすれば、2点くらいの作品だと思う。
帯にある著名作家のコメントもよくよく読めば「面白い」とは誰も言っていませんね。
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4408559768
No.239
(4pt)

読んでいる途中で申し訳ありませんが

本書自体には満足です。

ただ、自宅のポストが悪いのか、Amazonの配達(配送業者はAmazonでした)の仕事が雑だったのかはわかりませんが、右上が折れ上がっていた状態で届きました。
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No.238
(4pt)

読みやすい

乃木坂 太郎先生の漫画を思い出させる世界感でした。自分の中にあった違和感みたいなものが最後に判明したり、気分転換にはよかったです。作者も普通のミステリーだとつまらないので、新しい試みをとりいれようと思ったのかなと思いました。
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No.237
(5pt)

恋文と挑戦状

これまでのミステリー作品とミステリーを愛する全ての人に捧ぐ恋文と挑戦状であるように思えた。
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No.236
(2pt)

期待はずれ、、

緊迫感や先の読めない展開はあり、ところどころに楽しめる部分はあったもののの、全体としての満足感は期待より遥かに低い。少なくとも、この本を人に薦めることはないだろう。話の展開以上に気になったのはメインキャラクターのキャラクター造形だ。名探偵役として登場する女性の外見的にも内面的魅力が全く分からない。いや、むしろ鬱陶しささえ感じる人物で、物語が盛り上がりを見せる展開の時でさえ、この探偵役の独善的な言動がいちいち邪魔をしていて、全体の質を損ねてくる。探偵役にも関わらず、推理をするシーン以上にミステリの蘊蓄を語るシーンが圧倒的に長く、肝心の名探偵らしい爽快な謎解きや知性の輝きに欠いている。高尚な知性を拝めることを求めて見ると不完全燃焼のままこの本を閉じることになるだろう。ミステリ小説ではなく、ミステリあるある集話を眺めて見たい人はこの本を読んでみてもいいだろう。
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No.235
(5pt)

ミステリオタクが欣喜雀躍、狂乱乱舞しそうな一冊。

古今東西のミステリを読み漁ったことのある人なら、本格、新本格、パズラー、●●ダニット好きなら、間違いなくはまりそうな作品です。いやあ、面白かった。
密室殺人をめぐるフーダニット、ハウダニットが読みどころですが、「読者への挑戦」が二回出てくるどんでん返しのケレン味たっぷりな作品です。特に名探偵碧月夜(あおいつきよ)の口走るぺダンティックなミステリ小説ネタを楽しめそうな方には強くお勧めします。
PS.納得の結末でしたが、この結末からどうつなげるのか?と思いつつ続編が楽しみで仕方がありません。
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4408559768
No.234
(3pt)

なんとなく既読感がある構成

少しネタばれ。
漠然とした印象ですが、
探偵の構成は「星降り山荘…」、
物語の舞台は「人狼城…」等々、
全体的な「長さ」感は「ギリシャ棺…」、等々を思い起こさせる内容。
その他、「まがたしき」とかを連想する登場人物も。

文庫の帯に「まるで本格ミステリのテーマパーク」との一文がありましたが、
テーマパークというより「幕の内弁当」の方が適切かも。
読後の爽快な「カタルシス」感を感じることはできず、
続編を狙ってるのかな、というエピローグ。

読みやすいことは読みやすいし、謎解きは、それなりに楽しめました。
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4408559768