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密使
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密使の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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| エリカ・スピンドラーを読んだのは2作目ですが、今回もやはりなかなか奥深い作品でした。 犯人は早々に目星がつくのですが、それでは済みませんでした。まあ、びっくり!です。 物語の要点はDVで、加害者の男たちを”闇の天使”(=密使)が仕事人のように始末していること。 このことに気づいた警察官のメラニーがFBI捜査官のコナーと協力して、捜査していきます。 いつの時代でも、どこの国にでも、男たちによる虐待はあって、それに苦しめられる女たちがいて、でも司法制度による取締りや刑罰の限界はあって、決して満足できるものではありません。 なので、私も読みながらこの犯人を咎めることができませんでした。物語の中でもそのことは問われています。 最終的には、問題はそれだけでは済まなかったのですが。 3つ子姉妹の心の底。 ・・・他にも同性愛、BDSM、実子への性的虐待と、なかなかの内容が盛り込まれています。 サスペンス9対ロマンス1(それもあっさり)ほどでしょうか。ほとんどロマンス小説ではありません。 でもこういうのも好きです。読みたいジャンルが変わってきます。 | ||||
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| 家庭内暴力の犠牲者の三つ子。それぞれの生き方が事件と関わり物語が展開していきます。 兄妹愛 姉妹愛 夫婦愛 我が子への愛、それぞれの愛のもろさと力。 法は家庭内暴力の犠牲者たちを守る力があるのか。 | ||||
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| この本で初めてエリカ・スピンドラーを読みました。 最初の1ページを読んだら止まらなくなってしまって寝不足の日が続きました。それぐらい面白い作品です。 とにかく伏線が見事です。驚愕のラストをむかえた時に、あの時のあの事がこうなるのか!って思わず唸ってしまいました。 本書のテーマになってるのが暴力を振るう夫への対応です。闇の天使がそんな夫達を抹殺していきます。抹殺されて残された妻達の言動などから夫が殺されて良かったって思ってる節があります。司法制度の限界が問題になるけど、だからと言って仕事人のように法を無視して殺してはいけない気持ちと、あんな夫やから殺されて当然って気持ちがあります。そういう意味でも考えさせられる作品でした。 かなり面白かったのでスピンドラーのサスペンスを読み漁る事にします。 | ||||
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