十角館の殺人

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評判

十角館の殺人の評価:

3.75/5点 レビュー 763件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,460件 1,061〜1,080 54/73ページ
No.400
(5pt)

おもろい

俺、鹿門より島田の方が好きなんだよね。黒猫館から読み始めたにも関わらず、だ。
その理由はこの作品が良かったというせいもあるのかもしれないなあ。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.399
(5pt)

おもろい

俺、鹿門より島田の方が好きなんだよね。黒猫館から読み始めたにも関わらず、だ。
その理由はこの作品が良かったというせいもあるのかもしれないなあ。
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.398
(4pt)

面白い

まあまあ。
最後のトリックは驚きがあったが、全体的にダラダラ感があった。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.397
(4pt)

評価軸は2つある

この作品の評価軸は2つ。即ち、純粋なミステリ作品としての評価と、偉大なる先例に挑戦した結果としての評価とである。
私は、そのどちらも優れていたと思うし、それがこの作品が世にもたらした衝撃の理由だと思う。

これはアガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」に向こうを張った作品であり、そして一歩も引かずに全く新しい回答を見せてくれた作品である。
もちろんそれ自体ミステリとして良く出来た優れた作品なのだけど、でもそれ以上に、オールドミステリファンの心を掴んだのは
この作品のあまりに見事なオマージュっぷりで、これに皆快哉を叫んだのである。(当然私もその一人であった)
こんな料理の仕方で応えてきたのか!それが凄いのであり、世間に高く評価されてきたのだ。
低評価の人に言いたい事があるのだが、レビューを見ると、単純にシンプルすぎるとか、別に驚きは無いとか、そういった事で判断されているものがある。
もちろんそれも一つの評価なのだが、この作品にはミステリ史に一つの足跡を残した歴史的な意義のある作品であると言う一面がある事も理解して頂きたい。
そうして見た時に、評価がどうなるか?是非、これを機会に違った評価を下した人の考えをトレースしてみてもらいたい。
本家クリスティの作品を未読の方は是非そちらも読んでみて下さい。

さて、私がこの作品で惜しいと思うところが一つだけある。
それは犯人が判明する部分なのだが、ここをもうちょっと厚くして欲しかった。
恐らく衝撃の展開にするためさらっと処理したんだろうが、ここはもっとじわじわと行った方が、え!?まさか?というスリルとサスペンス感が高まって
明かされた時により怖く、衝撃的になったと思う。この部分だけが残念だ。
本家の「そして誰もいなくなった」がサスペンス要素の強い作品だけにここまできっちり押さえてくれていたら間違いなく文句無しの100点満点でした。
本家超えもあり得ただけに惜しい!
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.396
(4pt)

評価軸は2つある

この作品の評価軸は2つ。即ち、純粋なミステリ作品としての評価と、偉大なる先例に挑戦した結果としての評価とである。
私は、そのどちらも優れていたと思うし、それがこの作品が世にもたらした衝撃の理由だと思う。

これはアガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」に向こうを張った作品であり、そして一歩も引かずに全く新しい回答を見せてくれた作品である。
もちろんそれ自体ミステリとして良く出来た優れた作品なのだけど、でもそれ以上に、オールドミステリファンの心を掴んだのは
この作品のあまりに見事なオマージュっぷりで、これに皆快哉を叫んだのである。(当然私もその一人であった)
こんな料理の仕方で応えてきたのか!それが凄いのであり、世間に高く評価されてきたのだ。
低評価の人に言いたい事があるのだが、レビューを見ると、単純にシンプルすぎるとか、別に驚きは無いとか、そういった事で判断されているものがある。
もちろんそれも一つの評価なのだが、この作品にはミステリ史に一つの足跡を残した歴史的な意義のある作品であると言う一面がある事も理解して頂きたい。
そうして見た時に、評価がどうなるか?是非、これを機会に違った評価を下した人の考えをトレースしてみてもらいたい。
本家クリスティの作品を未読の方は是非そちらも読んでみて下さい。

さて、私がこの作品で惜しいと思うところが一つだけある。
それは犯人が判明する部分なのだが、ここをもうちょっと厚くして欲しかった。
恐らく衝撃の展開にするためさらっと処理したんだろうが、ここはもっとじわじわと行った方が、え!?まさか?というスリルとサスペンス感が高まって
明かされた時により怖く、衝撃的になったと思う。この部分だけが残念だ。
本家の「そして誰もいなくなった」がサスペンス要素の強い作品だけにここまできっちり押さえてくれていたら間違いなく文句無しの100点満点でした。
本家超えもあり得ただけに惜しい!
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.395
(4pt)

評価軸は2つある

この作品の評価軸は2つ。即ち、純粋なミステリ作品としての評価と、偉大なる先例に挑戦した結果としての評価とである。
私は、そのどちらも優れていたと思うし、それがこの作品が世にもたらした衝撃の理由だと思う。

これはアガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」に向こうを張った作品であり、そして一歩も引かずに全く新しい回答を見せてくれた作品である。
もちろんそれ自体ミステリとして良く出来た優れた作品なのだけど、でもそれ以上に、オールドミステリファンの心を掴んだのは
この作品のあまりに見事なオマージュっぷりで、これに皆快哉を叫んだのである。(当然私もその一人であった)
こんな料理の仕方で応えてきたのか!それが凄いのであり、世間に高く評価されてきたのだ。
低評価の人に言いたい事があるのだが、レビューを見ると、単純にシンプルすぎるとか、別に驚きは無いとか、そういった事で判断されているものがある。
もちろんそれも一つの評価なのだが、この作品にはミステリ史に一つの足跡を残した歴史的な意義のある作品であると言う一面がある事も理解して頂きたい。
そうして見た時に、評価がどうなるか?是非、これを機会に違った評価を下した人の考えをトレースしてみてもらいたい。
本家クリスティの作品を未読の方は是非そちらも読んでみて下さい。

さて、私がこの作品で惜しいと思うところが一つだけある。
それは犯人が判明する部分なのだが、ここをもうちょっと厚くして欲しかった。
恐らく衝撃の展開にするためさらっと処理したんだろうが、ここはもっとじわじわと行った方が、え!?まさか?というスリルとサスペンス感が高まって
明かされた時により怖く、衝撃的になったと思う。この部分だけが残念だ。
本家の「そして誰もいなくなった」がサスペンス要素の強い作品だけにここまできっちり押さえてくれていたら間違いなく文句無しの100点満点でした。
本家超えもあり得ただけに惜しい!
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.394
(4pt)

あまり期待しすぎると・・・

面白いミステリー小説を探していたところ、
ネットで多くの方が最高の評価をしていたので初めてこの作家の作品を購入しました。

普段は読むのが遅い私が正味3日ほどで読了するほど
ストーリーにはグイグイ引きこまれました。

読みやすくて面白いです。

ただ、最後の「例の1行」にはすぐに気づけない鈍感ぶりを発揮したことを差し引いても
はじめから犯人と思っていた人物が犯人でしたし、
多くの方の絶賛があったので、最後にもう1回どんでん返しがあることを期待していましたが
それも無くてあっさりと終わってしまいました。

でも、総合的には面白いストーリーですし、この作家の作品は続けて読んでみたいと思いました。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.393
(4pt)

あまり期待しすぎると・・・

面白いミステリー小説を探していたところ、
ネットで多くの方が最高の評価をしていたので初めてこの作家の作品を購入しました。

普段は読むのが遅い私が正味3日ほどで読了するほど
ストーリーにはグイグイ引きこまれました。

読みやすくて面白いです。

ただ、最後の「例の1行」にはすぐに気づけない鈍感ぶりを発揮したことを差し引いても
はじめから犯人と思っていた人物が犯人でしたし、
多くの方の絶賛があったので、最後にもう1回どんでん返しがあることを期待していましたが
それも無くてあっさりと終わってしまいました。

でも、総合的には面白いストーリーですし、この作家の作品は続けて読んでみたいと思いました。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.392
(4pt)

あまり期待しすぎると・・・

面白いミステリー小説を探していたところ、
ネットで多くの方が最高の評価をしていたので初めてこの作家の作品を購入しました。

普段は読むのが遅い私が正味3日ほどで読了するほど
ストーリーにはグイグイ引きこまれました。

読みやすくて面白いです。

ただ、最後の「例の1行」にはすぐに気づけない鈍感ぶりを発揮したことを差し引いても
はじめから犯人と思っていた人物が犯人でしたし、
多くの方の絶賛があったので、最後にもう1回どんでん返しがあることを期待していましたが
それも無くてあっさりと終わってしまいました。

でも、総合的には面白いストーリーですし、この作家の作品は続けて読んでみたいと思いました。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.391
(4pt)

あまり期待しすぎると・・・

面白いミステリー小説を探していたところ、
ネットで多くの方が最高の評価をしていたので初めてこの作家の作品を購入しました。

普段は読むのが遅い私が正味3日ほどで読了するほど
ストーリーにはグイグイ引きこまれました。

読みやすくて面白いです。

ただ、最後の「例の1行」にはすぐに気づけない鈍感ぶりを発揮したことを差し引いても
はじめから犯人と思っていた人物が犯人でしたし、
多くの方の絶賛があったので、最後にもう1回どんでん返しがあることを期待していましたが
それも無くてあっさりと終わってしまいました。

でも、総合的には面白いストーリーですし、この作家の作品は続けて読んでみたいと思いました。
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.390
(4pt)

ミステリー入門としても

ミステリーが久しぶりだったので、登場人物の名前が覚えられず、ひと苦労。

ストーリー展開などはとてもおもしろく読ませていただいた。

恐らく、読み手がきっかけを見つけるためのポイントを、いくつもわかりやすく出してくれているのが良いのだろう。

島という閉ざされた空間が自由な設定を可能にしており、犯人の動機もシンプル。

ミステリー入門としても、よいのでは。

名前や登場人物の多さだけはなんとかならないかなぁ
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.389
(4pt)

ミステリー入門としても

ミステリーが久しぶりだったので、登場人物の名前が覚えられず、ひと苦労。

ストーリー展開などはとてもおもしろく読ませていただいた。

恐らく、読み手がきっかけを見つけるためのポイントを、いくつもわかりやすく出してくれているのが良いのだろう。

島という閉ざされた空間が自由な設定を可能にしており、犯人の動機もシンプル。

ミステリー入門としても、よいのでは。

名前や登場人物の多さだけはなんとかならないかなぁ
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.388
(4pt)

ミステリー入門としても

ミステリーが久しぶりだったので、登場人物の名前が覚えられず、ひと苦労。

ストーリー展開などはとてもおもしろく読ませていただいた。

恐らく、読み手がきっかけを見つけるためのポイントを、いくつもわかりやすく出してくれているのが良いのだろう。

島という閉ざされた空間が自由な設定を可能にしており、犯人の動機もシンプル。

ミステリー入門としても、よいのでは。

名前や登場人物の多さだけはなんとかならないかなぁ
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.387
(4pt)

ミステリー入門としても

ミステリーが久しぶりだったので、登場人物の名前が覚えられず、ひと苦労。

ストーリー展開などはとてもおもしろく読ませていただいた。

恐らく、読み手がきっかけを見つけるためのポイントを、いくつもわかりやすく出してくれているのが良いのだろう。

島という閉ざされた空間が自由な設定を可能にしており、犯人の動機もシンプル。

ミステリー入門としても、よいのでは。

名前や登場人物の多さだけはなんとかならないかなぁ
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.386
(5pt)

衝撃の一行

ろくに推理もしないで読み進めていき(考えながら読んでも当たったことはろくにない)、終末近くのあの衝撃の一行を読んだとき、最初は意味が分からなかった。先に進む内に衝撃が体を突き抜けた。まさか、こんなトリックがあったとは、と驚愕した(当時はまだ叙述トリックものをろくに読んでいなかった)。
 館シリーズは時計館まで読んだけれど、この作品が一番好き。今までで一番記憶に残っている推理小説と言っても過言ではないと思う(何個も一番記憶に残ってる推理小説があるという事実は、置いといて)。 
 十角館の後にも何冊も叙述トリックものを読んだけれど同じくらい衝撃を受けたのは東川篤哉さんの烏賊川市シリーズのとある一作のみだった(個人の感想です)。
 ANOTHER、時計館もいいけれどやはりこちらがぼくにとっては一番。


十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.385
(5pt)

衝撃の一行

ろくに推理もしないで読み進めていき(考えながら読んでも当たったことはろくにない)、終末近くのあの衝撃の一行を読んだとき、最初は意味が分からなかった。先に進む内に衝撃が体を突き抜けた。まさか、こんなトリックがあったとは、と驚愕した(当時はまだ叙述トリックものをろくに読んでいなかった)。
 館シリーズは時計館まで読んだけれど、この作品が一番好き。今までで一番記憶に残っている推理小説と言っても過言ではないと思う(何個も一番記憶に残ってる推理小説があるという事実は、置いといて)。 
 十角館の後にも何冊も叙述トリックものを読んだけれど同じくらい衝撃を受けたのは東川篤哉さんの烏賊川市シリーズのとある一作のみだった(個人の感想です)。
 ANOTHER、時計館もいいけれどやはりこちらがぼくにとっては一番。


十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.384
(5pt)

衝撃の一行

ろくに推理もしないで読み進めていき(考えながら読んでも当たったことはろくにない)、終末近くのあの衝撃の一行を読んだとき、最初は意味が分からなかった。先に進む内に衝撃が体を突き抜けた。まさか、こんなトリックがあったとは、と驚愕した(当時はまだ叙述トリックものをろくに読んでいなかった)。
 館シリーズは時計館まで読んだけれど、この作品が一番好き。今までで一番記憶に残っている推理小説と言っても過言ではないと思う(何個も一番記憶に残ってる推理小説があるという事実は、置いといて)。 
 十角館の後にも何冊も叙述トリックものを読んだけれど同じくらい衝撃を受けたのは東川篤哉さんの烏賊川市シリーズのとある一作のみだった(個人の感想です)。
 ANOTHER、時計館もいいけれどやはりこちらがぼくにとっては一番。


十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.383
(5pt)

衝撃の一行

ろくに推理もしないで読み進めていき(考えながら読んでも当たったことはろくにない)、終末近くのあの衝撃の一行を読んだとき、最初は意味が分からなかった。先に進む内に衝撃が体を突き抜けた。まさか、こんなトリックがあったとは、と驚愕した(当時はまだ叙述トリックものをろくに読んでいなかった)。
 館シリーズは時計館まで読んだけれど、この作品が一番好き。今までで一番記憶に残っている推理小説と言っても過言ではないと思う(何個も一番記憶に残ってる推理小説があるという事実は、置いといて)。 
 十角館の後にも何冊も叙述トリックものを読んだけれど同じくらい衝撃を受けたのは東川篤哉さんの烏賊川市シリーズのとある一作のみだった(個人の感想です)。
 ANOTHER、時計館もいいけれどやはりこちらがぼくにとっては一番。


十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.382
(4pt)

『週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 』で国内ミステリーの第8位

1986年3月、K大学推理小説研究会の6人は九州の孤島にある十角形の館に泊まりがけで訪れる。そこはかつて館の主が家族を惨殺して自ら命を絶った現場だ。そして6人の学生は一人、また一人と他殺体となっていく。果たして犯人は学生のうちの一人なのか、それとも外部からの姿なき侵入者なのか…。

 『週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100』で国内ミステリーの第8位に選出された本格ミステリーです。2007年の新装改訂版ではなく、1991年刊のほうを手にしました。

 アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』と同じく本土からは隔絶され、通信手段をもたない孤島で、連続殺人事件が発生し、当事者たちは互いに疑心暗鬼に陥って行きます。『十角館の殺人』では第十章の最後の一行によって、それまでの私の想像が単なる浅はかな思いこみにすぎなかったことが一気に明らかになります。その驚きと戸惑いにはしてやられたという思いがしました。

 文章は良く言えば平易、悪く言えば平板。深みはありませんが、読みやすいだけに頁を繰る手は速くなり、短時日で読みとおすことが可能でしょう。
 ただし、2007年の新装改訂版ではかなり手を入れて文章を練っているように聞いていますので、私の評は新装版には当てはまらないかもしれません。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.381
(4pt)

『週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 』で国内ミステリーの第8位

1986年3月、K大学推理小説研究会の6人は九州の孤島にある十角形の館に泊まりがけで訪れる。そこはかつて館の主が家族を惨殺して自ら命を絶った現場だ。そして6人の学生は一人、また一人と他殺体となっていく。果たして犯人は学生のうちの一人なのか、それとも外部からの姿なき侵入者なのか…。

 『週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100』で国内ミステリーの第8位に選出された本格ミステリーです。2007年の新装改訂版ではなく、1991年刊のほうを手にしました。

 アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』と同じく本土からは隔絶され、通信手段をもたない孤島で、連続殺人事件が発生し、当事者たちは互いに疑心暗鬼に陥って行きます。『十角館の殺人』では第十章の最後の一行によって、それまでの私の想像が単なる浅はかな思いこみにすぎなかったことが一気に明らかになります。その驚きと戸惑いにはしてやられたという思いがしました。

 文章は良く言えば平易、悪く言えば平板。深みはありませんが、読みやすいだけに頁を繰る手は速くなり、短時日で読みとおすことが可能でしょう。
 ただし、2007年の新装改訂版ではかなり手を入れて文章を練っているように聞いていますので、私の評は新装版には当てはまらないかもしれません。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X