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秘密結社の野望を阻止せよ!
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秘密結社の野望を阻止せよ!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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パシフィカ⇒新潮文庫が出版していた頃のダーク・ピット・シリーズは、ワクワク感が堪らなかったですね。現代+近未来に伝奇的世界を加味して、自然、特に海を舞台に、武器、車の薀蓄を盛り込んで語られるシリーズは、登場人物たちの晴朗さもあって、とても素敵な冒険小説群でした。 カッスラーは、2000年以降は今回のファン・カブリーヨのような他のシリーズを並行して展開しており(アパレル業界のブランド網のように)、どれを読んで、どれを読んでいなくて、どれを途中に投げ出してしまったのか覚えていないほどです(笑)。どれもストーリー展開、思想の中核は、ダーク・ピットの頃と変わっていませんね。オリジンは、イアン・フレミングにあるのだと思っています。血湧き肉躍る現代+近未来の「講談」なのだと思います。 ファン・カブリーヨ(<コーポレーション>)シリーズは、ボイド・モリソンと組んだ前作「ハイテク艤装船の陰謀を叩け」は面白かった。今回のこの「秘密結社の野望を阻止せよ!("Shadow Tyrants")」(クライブ・カッスラー&ボイド・モリソン 扶桑社ミステリー文庫)もまた、アショーカ王と9人のTyrantsによる伝奇をベースに、いつものように少し荒唐無稽な(笑)オレゴン号の活躍(ブガッティも登場)とカブリーヨのヒーローぶりが楽しめます。特に、開巻から現在、イタリア、ナポリ、西インド洋へと至る謎とアクションは絶好調だと思います。 テーマは、「自力で考える本物のAIを開発すること。自分で自分のソフトウェアのコードを書けるようなAIよ。。。。」(Kindle の位置No.91-93)というある人の台詞によく表されていると思います。 突っ込みどころ満載だとは思いますが(笑)、四の五の言わずに、Enjoy! | ||||
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