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犬と鴉



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【この小説が収録されている参考書籍】
犬と鴉
犬と鴉 (講談社文庫)

犬と鴉の評価: 2.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

一気に3作読めました

何が言いたいのかわからないところは、自分で答えを見つけ自分で理解すれば良いと思い、
評価される星の低いこの本を購入。
長距離列車の中で一気に読みました。
自分の捜し求めた作品ではないので、次のページが予想外。
しかし、このような内容は、自己啓発本より遥かに説得力のある表現に出会える。
読み終えたときの脱力感は、やはり田中さんらしい作品。
犬と鴉Amazon書評・レビュー:犬と鴉より
406215773X
No.3:
(1pt)

期待ハズレでした。

著者の作品は共喰いが初めて読む小説でしたので
期待が大きすぎたのかもしれませんが、この文庫
本に関しては見事にスカされました。
面白くなりそうな断片はあるのですが、構成や文章が
荒削りで発展途上の作家の手によるものとあきらかに
分かってしまいます。

漱石の「趣味の遺伝」という作品を読んだときに、難解
さは感じましたが、どことなくまた読んでみたいと思った
記憶があるのですが、「犬と鴉」には単なる冗長さ以外は
感じず、戦争に対する感性にも共感できませんでした。

個人的には「聖書の煙草」が最も読み応えがありましたが
世界観が狭すぎて尻すぼみ的作品だと思いました。
解説の平野氏は、田中作品と三島由紀夫氏を比較して論じて
おられますが、どうも作品のレベルが違いすぎて頓珍漢な
印象が拭えませんでした。
犬と鴉Amazon書評・レビュー:犬と鴉より
406215773X
No.2:
(3pt)

イメージの流れに乗れるかどうかが……

犬と鴉(『群像』2009年7月号)
 幻想の二回目の戦争での父と子の相克なのか? 鯨のヘリコプターから腸のような筒が降りて、その中から出てきた黒い玉が犬になって……とかいう感じ。悲しみがあれば満腹になれるとか面白いテーゼもあったが失敗作だろう。
血脈(『群像』2006年5月号)
 キールと呼ばれる竜骨を作る家系の出来損ないの六代目と父との相克。こっちの方が面白い。
聖書の煙草(『群像』2008年2月号)
 これが吉田修一だったら「パレード」になるんだろうが、田中さんだから聖書の一ページを破ってお仕舞い。普通の狂気が巧みか?
犬と鴉Amazon書評・レビュー:犬と鴉より
406215773X
No.1:
(1pt)

難解です

確か新聞のレビューで見て、読んで見ようとおもったはずです。
レビューに載るぐらいだから、注目作なのでしょう。
しかし比喩が多く、何の意味かわかりません。
読み通すのが苦痛で、1/3程度であきらめました。
ケルベロス第五の首、以来ですね、挫折してしまったのは。
犬と鴉Amazon書評・レビュー:犬と鴉より
406215773X

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