イレギュラー

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評判

イレギュラーの評価:

4.50/5点 レビュー 18件。 A ランク

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平均点4.50pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(5pt)

野球だけでない大きな物語

最初は単純に高校野球のさわやかな青春物語かと思って読み始めました。

でも、それだけでなかったです。

野球が好きなのに、できないニナ高野球部。
水害のせいで村は壊滅状態、希望もなにも見えない中で避難所暮らしをする蜷谷村の人々。
悶々とした序章は、ちょっと苦しい気持ちにさせられます。

監督同士が昔の監督・生徒という間柄だったことから、ニナ高野球部は甲子園出場校K高のグラウンドを借りることになります。

生徒同士は最初はぶつかり合います。ぶつかり合い、お互を認め合っていく中で、立ちはだかる「水害」という大きな壁。
「どうにかしてやりたい」K高のみんな。
「何もできないんだよ」というニナ高のみんな。

そのまっすぐな想い同士が、すごく辛いのです。

そんな中必然のように起きてしまう事件。
そして、K高が知ることとなる、蜷谷村にとってのニナ高野球部という存在の大きさ。
そこからクライマックスまでは、感動の一言です。

野球を通じてさわやかに描かれていますが、災害の被災者に対する自分の考え方を改めて考えさせる、奥深い作品でした。
最後がとても清清しい終わり方だったのがすごく良かったです。
水害が増え、甲子園も始まる夏に読むにはいい作品だと思います。ぜひ高校生に読んでもらいたい作品です。
いろんなことを考えさせられました。いい本に出遭えたことをうれしく思います。
イレギュラー Amazon書評・レビュー: イレギュラーより
4048736906
No.15
(5pt)

野球だけでない大きな物語

最初は単純に高校野球のさわやかな青春物語かと思って読み始めました。

でも、それだけでなかったです。

野球が好きなのに、できないニナ高野球部。
水害のせいで村は壊滅状態、希望もなにも見えない中で避難所暮らしをする蜷谷村の人々。
悶々とした序章は、ちょっと苦しい気持ちにさせられます。

監督同士が昔の監督・生徒という間柄だったことから、ニナ高野球部は甲子園出場校K高のグラウンドを借りることになります。

生徒同士は最初はぶつかり合います。ぶつかり合い、お互を認め合っていく中で、立ちはだかる「水害」という大きな壁。
「どうにかしてやりたい」K高のみんな。
「何もできないんだよ」というニナ高のみんな。

そのまっすぐな想い同士が、すごく辛いのです。

そんな中必然のように起きてしまう事件。
そして、K高が知ることとなる、蜷谷村にとってのニナ高野球部という存在の大きさ。
そこからクライマックスまでは、感動の一言です。

野球を通じてさわやかに描かれていますが、災害の被災者に対する自分の考え方を改めて考えさせる、奥深い作品でした。
最後がとても清清しい終わり方だったのがすごく良かったです。
水害が増え、甲子園も始まる夏に読むにはいい作品だと思います。ぜひ高校生に読んでもらいたい作品です。
いろんなことを考えさせられました。いい本に出遭えたことをうれしく思います。
イレギュラー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イレギュラー (角川文庫)より
4043943679
No.14
(5pt)

ギャグとシリアスのバランスが絶妙!

名門からダメ環境(orその逆)にひとり乗り込んだ主人公,という設定はありがちだけれども,この話の良さは蜷高メンバ(コーキ・モウ・神原・琴子)とK高メンバ(狭間・矢中・笹原・春菜)という“面の交流”が綿密に書かれていること。くすぐり満載のやり取り,電車の中で読む場合はご注意を。

イレギュラーが原因で現役を諦めたK高の青年監督・結城が,イレギュラーでセンバツが終わったK高ナインに足りなかったものを見抜き,天災という人生のイレギュラーに苦しむ蜷高ナインと正面からぶつかることで得たもの。それが説教ではなく,行動から感じさせてくれたところが最も良かった。

野球技術の記述は綿密で個人的には新鮮だったし,被災生活に関してもしっかり調査されている。口の悪い登場人物の中に垣間見える暖かさも良かった。今後も手に取りたい作家です。
イレギュラー Amazon書評・レビュー: イレギュラーより
4048736906
No.13
(5pt)

ギャグとシリアスのバランスが絶妙!

名門からダメ環境(orその逆)にひとり乗り込んだ主人公,という設定はありがちだけれども,この話の良さは蜷高メンバ(コーキ・モウ・神原・琴子)とK高メンバ(狭間・矢中・笹原・春菜)という“面の交流”が綿密に書かれていること。くすぐり満載のやり取り,電車の中で読む場合はご注意を。

イレギュラーが原因で現役を諦めたK高の青年監督・結城が,イレギュラーでセンバツが終わったK高ナインに足りなかったものを見抜き,天災という人生のイレギュラーに苦しむ蜷高ナインと正面からぶつかることで得たもの。それが説教ではなく,行動から感じさせてくれたところが最も良かった。

野球技術の記述は綿密で個人的には新鮮だったし,被災生活に関してもしっかり調査されている。口の悪い登場人物の中に垣間見える暖かさも良かった。今後も手に取りたい作家です。
イレギュラー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イレギュラー (角川文庫)より
4043943679
No.12
(4pt)

もう少し野球の試合を多くしてほしかった

これぞ青春!という感じでおもしろかった。水害で野球どころの環境じゃないニナ高野球部がグラウンドを貸してくれたK高野球部とお互いを刺激しあいながら成長していく様子はとてもよかった。個人的にはもう少し野球の試合を多くしてほしかった。結局ニナ高がまともに試合したのは千高との1試合だったし、K高の試合もあっさりしすぎていて野球の試合らしい緊張感がなかったのが残念だった。また、野球中心だからしょうがないが、恋愛も中途半端になっていたような気がする。
イレギュラー Amazon書評・レビュー: イレギュラーより
4048736906
No.11
(4pt)

もう少し野球の試合を多くしてほしかった

これぞ青春!という感じでおもしろかった。水害で野球どころの環境じゃないニナ高野球部がグラウンドを貸してくれたK高野球部とお互いを刺激しあいながら成長していく様子はとてもよかった。個人的にはもう少し野球の試合を多くしてほしかった。結局ニナ高がまともに試合したのは千高との1試合だったし、K高の試合もあっさりしすぎていて野球の試合らしい緊張感がなかったのが残念だった。また、野球中心だからしょうがないが、恋愛も中途半端になっていたような気がする。
イレギュラー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イレギュラー (角川文庫)より
4043943679
No.10
(5pt)

熱くて笑える野球青春物

基本的には熱血野球物。ライバルたちとの友情が深い。だが、とてつもなくギャグ調で書かれているのでわざとらしさや暑苦しさがない。野球エリートのライバルピッチャーが努力の末身につけた必殺スライダーは「うんこボール」と名付けられちゃう。投球のくせを見破られないために、ずっと悲しい顔で投げ続けるのも爆笑場面。
 「逆転」という小題も秀逸だった。えっそんなタイトルつけたら先が読めちゃうじゃない…と思わせられました。ははは。やるなあ。少年野球物としては名作です。
イレギュラー Amazon書評・レビュー: イレギュラーより
4048736906
No.9
(5pt)

熱くて笑える野球青春物

基本的には熱血野球物。ライバルたちとの友情が深い。だが、とてつもなくギャグ調で書かれているのでわざとらしさや暑苦しさがない。野球エリートのライバルピッチャーが努力の末身につけた必殺スライダーは「うんこボール」と名付けられちゃう。投球のくせを見破られないために、ずっと悲しい顔で投げ続けるのも爆笑場面。
 「逆転」という小題も秀逸だった。えっそんなタイトルつけたら先が読めちゃうじゃない…と思わせられました。ははは。やるなあ。少年野球物としては名作です。
イレギュラー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イレギュラー (角川文庫)より
4043943679
No.8
(3pt)

少年漫画誌にありそうな感じ

今どき村と町にこんな差があるか?!とか、替え玉とか、ありえないことがいっぱいで笑ってしまいましたが、いろいろなことを吹っ飛ばしてしまうようなくらいの青春小説でした。災害にあった人とそれに同情を寄せる町の人の気持ちの確執や、本音とたてまえの差には胸を付かれる思いがしました。

 「イレギュラー」ってふだん野球でしか聞かないけど、本当は日常に転がっている言葉なんだなって改めて思いました。
イレギュラー Amazon書評・レビュー: イレギュラーより
4048736906
No.7
(3pt)

少年漫画誌にありそうな感じ

今どき村と町にこんな差があるか?!とか、替え玉とか、ありえないことがいっぱいで笑ってしまいましたが、いろいろなことを吹っ飛ばしてしまうようなくらいの青春小説でした。災害にあった人とそれに同情を寄せる町の人の気持ちの確執や、本音とたてまえの差には胸を付かれる思いがしました。

 「イレギュラー」ってふだん野球でしか聞かないけど、本当は日常に転がっている言葉なんだなって改めて思いました。
イレギュラー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イレギュラー (角川文庫)より
4043943679
No.6
(5pt)

どうか読んで欲しい

野球を巡って、
主人公コーキや個性豊かなキャラクター達が生き生きと駆け巡ります。
ライバル校とのやり取りも面白く、素敵です。

文章のテンポもよく、
試合の描写では畳み掛けるように笑わせたり
はっとさせられたり。
一筋縄ではいかない展開ですが一気に読んでしまいました。

野球を扱ったものというと
漫画のような展開を思い浮かべるかもしれませんが、
笑いを織り交ぜながらも
「被災」という現実問題を私達に突きつけます。
物語の中であまりにもいろいろな問題が噴出し、
暗い場面もあります。
彼らが最後までどうなるか判りませんでした。

単なる情けだけで友を救えるほど現実は優しくはない、
それは自己満足になってしまう。
それでも自分達には何かができるんだということを
主人公達、ライバル校、大人たち、そして関わってきたすべての人が
理解し、次のステージへ進んでいくように思います。
最後もすがすがしくなりました。

他の方も書かれていらっしゃるように
参考文献を見て頂きたいなと思います。

爆笑しながらも考えさせられる。
エネルギーの塊のような
それでいて躍動感のある物語を是非読んでみて下さい。
イレギュラー Amazon書評・レビュー: イレギュラーより
4048736906
No.5
(5pt)

どうか読んで欲しい

野球を巡って、
主人公コーキや個性豊かなキャラクター達が生き生きと駆け巡ります。
ライバル校とのやり取りも面白く、素敵です。

文章のテンポもよく、
試合の描写では畳み掛けるように笑わせたり
はっとさせられたり。
一筋縄ではいかない展開ですが一気に読んでしまいました。

野球を扱ったものというと
漫画のような展開を思い浮かべるかもしれませんが、
笑いを織り交ぜながらも
「被災」という現実問題を私達に突きつけます。
物語の中であまりにもいろいろな問題が噴出し、
暗い場面もあります。
彼らが最後までどうなるか判りませんでした。

単なる情けだけで友を救えるほど現実は優しくはない、
それは自己満足になってしまう。
それでも自分達には何かができるんだということを
主人公達、ライバル校、大人たち、そして関わってきたすべての人が
理解し、次のステージへ進んでいくように思います。
最後もすがすがしくなりました。

他の方も書かれていらっしゃるように
参考文献を見て頂きたいなと思います。

爆笑しながらも考えさせられる。
エネルギーの塊のような
それでいて躍動感のある物語を是非読んでみて下さい。
イレギュラー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イレギュラー (角川文庫)より
4043943679
No.4
(5pt)

ヒューマンドラマ?

素質は全国レベル、態度ならメジャーレベル、どこかで聞いたような内容かと思いきや、想像以上に面白かったー。笑いアリ、涙アリ、友情アリ、事件アリ、興奮アリ、教訓アリ、バラエティに富んでいます!ネタにハマりました!続きが読みたくなるような終わり。続刊でないかなーと思いました。
イレギュラー Amazon書評・レビュー: イレギュラーより
4048736906
No.3
(5pt)

ヒューマンドラマ?

素質は全国レベル、態度ならメジャーレベル、どこかで聞いたような内容かと思いきや、想像以上に面白かったー。笑いアリ、涙アリ、友情アリ、事件アリ、興奮アリ、教訓アリ、バラエティに富んでいます!ネタにハマりました!続きが読みたくなるような終わり。続刊でないかなーと思いました。
イレギュラー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イレギュラー (角川文庫)より
4043943679
No.2
(5pt)

「おもしれー」とひとりで叫んでしまった

たら登場人物が多い。でも、「これ誰だったけ?」といったストレスを途中で感じることなく、一気に最後まで読めました。「太陽がイッパイいっぱい」もそうでしたが、ひとりひとりのキャラクターがとても魅力的だからです。

それぞれの性格がわかりやすいので、漫画的ですが、これはホメ言葉です。否、これだけの数のキャラクターを書き分けるのば、漫画でも難しいのではないでしょうか。

テーマはそれなりに深刻で、参考文献を見れば著者の真剣さがわかります。しかし、それを決して湿っぽく書くのではなく、「笑かしたる」という気構えで書いているのが伝わってきます。

あまり売れていないようですが、多くの人に読んでほしい作品です。
イレギュラー Amazon書評・レビュー: イレギュラーより
4048736906
No.1
(5pt)

「おもしれー」とひとりで叫んでしまった

やたら登場人物が多い。でも、「これ誰だったけ?」といったストレスを途中で感じることなく、一気に最後まで読めました。「太陽がイッパイいっぱい」もそうでしたが、ひとりひとりのキャラクターがとても魅力的だからです。

それぞれの性格がわかりやすいので、漫画的ですが、これはホメ言葉です。否、これだけの数のキャラクターを書き分けるのば、漫画でも難しいのではないでしょうか。

テーマはそれなりに深刻で、参考文献を見れば著者の真剣さがわかります。しかし、それを決して湿っぽく書くのではなく、「笑かしたる」という気構えで書いているのが伝わってきます。

あまり売れていないようですが、多くの人に読んでほしい作品です。
イレギュラー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: イレギュラー (角川文庫)より
4043943679