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心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔
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心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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いつもこのシリーズは楽しく読ませていただいています。 今回は晴香ちゃんが殺人の容疑をかけられてしまうという衝撃的な設定で物語りは緊張感をもって進行してゆきます。作中で八雲に「自分は彼女のことを実は何も知らない」と言わせているのも、今後のシリーズの展開にとってプラスになるシーンなんでしょうね。 しかし、今回の作品は残念ですが、楽しく読めるものの良い出来とはいえないように思いました。物語の設定に無理があるのではないかと思うし、この謎は別に八雲の超能力がなくても解けていた謎なのではないかと思ってしまうからです。加えて諸事が現実離れしてしまっているのが娯楽作品としても少しゆきすぎではないかと思われました。 あまり書き込むとネタバレになってしまうので慎みますが、要はこの物語は登場人物たちに過去に起こったことがらが決定的な意味を持つのですが、その程度のことを現実の日本の警察が見落とすとはとても思えません。また大学組織が薬物がらみで死亡事故を起こした人物を夜警として雇用する訳がありません。ラスト近くで隠しカメラがみつかったりするのですが、警察が現場検証してそんなものを見落とすわけないですよね。それともその後にわざわざ据え付けたということなのでしょうか?また晴香の両親は長野でそば屋としてご盛業中のはずですが、娘が殺人の罪を問われているのに物語中に両親の影が見えないのは全く不自然としかいえないと思います。 というわけで、久しぶりのお馴染みのメンバーの活躍を楽しませてはもらいましたが、作品に出来としては☆3とするしかないように思いました。 | ||||
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