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人間の本性を考える
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【この小説が収録されている参考書籍】
人間の本性を考えるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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文章も内容も難解で、タイトルの意味を体感するに至りませんでした。 ただ、高評価者のレビューもあり、腰を据えて格闘するか、ピンカーに通じる易しい本からステップアップするのがいいかと思いました。 ……タイトルは、とても食指を動かすものなんだけどなあ。 | ||||
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確かに読み出したら止まらない部分もあった。70年代の「社会生物学」を巡る論争は面白かった。「人間の行動が遺伝する」と発言しただけで、「反動」「ナチス」と決め付けられて糾弾される様子は、いかに政治の時代のできごとであったとはいえ、アメリカで起きたことだとは信じがたい。ピンカーの洒脱で辛らつな文章とあいまって、良質の科学史研究として読めた。 でも私が本書に期待していたのは、客観的で、しかも驚くべき事実の積み重ねによって「空白の石版」派を論破すること。人間と進化に関する最新の科学的発見をたくさん盛り込んで、「へーっ」と言わせてほしかった。でもこれでは「人間って空白の状態で生まれてきていなければならない」とする道徳派に対して、「科学的にはこうなっていなければならない」と諭しあっている感じ。 『言語を生み出す本能』は、脳と言語の関係ってこうだったのか!という感動を、ほんとに笑えるアメリカンジョーク連発で伝えてくれた。本書にその妙が少なかったのは残念。そして誤解を避けるためだとは分かっているけれど、「私は遺伝だったら何をしてもいいと言っているわけではない」という繰り返しにちょっとうんざりした。 ピンカーの未訳の本が何冊かあるみたいなので、その出版に期待したい。 | ||||
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