イヴの七人の娘たち
評判
イヴの七人の娘たちの評価:
4.37/5点 レビュー 43件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全156件 121〜140 7/8ページ
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イヴの七人の娘たちの評価:
4.37/5点 レビュー 43件。 A ランク
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軽い気持ちで読める本をと思って手にしたし、実際面白くてスラスラ読んでいけたのだが、その一方で、著者の研究内容について、またヒトのルーツについて、わかりやすくそして詳しく知ることができとても勉強になった。
それに、著者が研究を進めていった内容、学問の流れの内容を時系列で追体験していったので、著者と同じようなスリルでドキドキしながら読み進めることができた。著者が求めていた結果が出て喜んだこと、その分野の確立された知見に挑戦したときの緊迫したやりとり、ミトコンドリアDNAの信頼性が揺るがされたときの不安感、学会の場において、激しいやりとりののち、その信頼性を回復したこと。そして、著者の主張するヨーロッパ人のルーツは大半が狩猟民族だったという説が反対派からも指示されたとき・・・。そういったドラマがこの本からは伝わってきた。研究者の人生を知るものとしても面白かった。
しかし、ずっと気になっていたのだが、現代人にネアンデルタール人の母方直系が残っていないということは、彼らが交わらなかったということを示しているわけではないのでは・・・、とか、直系の残っている割合が、他の遺伝子の交わり具合も正確に反映しているのか?とか、そもそも7人の母ってどうやって決めたんだ?その7人もたどれば、さらに共通祖先に行き着くのに・・・とか、重要な点で疑問が残ったのは、その分が邦訳で削除されたからなのだろうか。
また、7人の娘が生きていた時代や、地域の様子を具体的に描写してみたのはとても面白い試みだと思うのだが、例えば、ネアンデルタール人とは交戦しなかったとか、そういうところまで具体的にしてしまっているので、どこまで確かなのか読んでて不安だった。