東京零年

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

東京零年の評価:

3.26/5点 レビュー 19件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21〜21 2/2ページ
No.1
(5pt)

近未来ではなく現在進行形になりつつある現実

我々は「見せかけの自由。まやかしの自由」(本書394ページ)の中で生きているのかも知れません。

街中に防犯カメラと呼ぶ監視カメラがあふれ始めたのはいつ頃からでしょうか。
犯罪捜査に適正に利用されていれば良いのですが、その保障はありません。
そこで集められた個人情報の管理は適正なのでしょうか。
不要になれば消去しているのでしょうか。

道路上にあふれるNシステムも盗難車捜査の為と言う触れ込みで導入されましたが、今や犯罪捜査への流用は当たり前になってしまいました。
Nシステムで集められた膨大な個人情報はどう処理されているのでしょうか。

携帯電話、スマホのGPS情報は大丈夫なのでしょうか。

本来は裁判所の許可などで収集すべき個人情報が無制限に安易に収集されている恐れはないのでしょうか。

それらの情報に簡単にアプローチ出きる立場の警察官や検察官の不祥事が後をたちません。

膨大な個人情報を集め、処理する事へのフリーハンドを国民は彼らに与えたのでしょうか。

本当に大丈夫なんでしょうか。

最近でもアメリカのNSAがドイツやブラジル、日本の首脳の電話や携帯電話を不当に盗聴して国際的非難を浴びたばかりです。

本書の帯には「近未来」とありますが、もうすでに現実の話かもしれません(本書の事件は別にして)。

個人情報に関して考えさせられる書です。

お勧めです。
東京零年 Amazon書評・レビュー: 東京零年より
4087716139