魔球

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評判

魔球の評価:

3.94/5点 レビュー 87件。 B ランク

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平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全128件 121〜128 7/7ページ
No.8
(4pt)

悲しい結末

 最初に、高校野球をモチーフとしてミステリーを描くのに、どうして時代設定が昭和39年なんだろう、と思ったが、読んで納得。今の時代では、こんな高校生はいないし、殺人の動機も成り立たない。 殺された方はもちろんかわいそうだが、殺した方も、残された者もみんなかわいそうだった。外に道はなかったのかなと、読んでいる私まで哀しくなってきた。全体に重苦しい雰囲気が漂っているが、最後のページに救いを感じた。おかげで、苦しいまんまで終わらずに、これでよかったんだと納得してページを閉じた。 私は野球のグローブを買うのにも苦労するような暮らしをしたことはないけれど、登場人物に思いっきり感情移入してしまった。さすが東野圭吾。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.7
(4pt)

悲しい結末

 最初に、高校野球をモチーフとしてミステリーを描くのに、どうして時代設定が昭和39年なんだろう、と思ったが、読んで納得。今の時代では、こんな高校生はいないし、殺人の動機も成り立たない。 殺された方はもちろんかわいそうだが、殺した方も、残された者もみんなかわいそうだった。外に道はなかったのかなと、読んでいる私まで哀しくなってきた。全体に重苦しい雰囲気が漂っているが、最後のページに救いを感じた。おかげで、苦しいまんまで終わらずに、これでよかったんだと納得してページを閉じた。 私は野球のグローブを買うのにも苦労するような暮らしをしたことはないけれど、登場人物に思いっきり感情移入してしまった。さすが東野圭吾。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.6
(5pt)

さらば青春の光

 東野圭吾さんは、実は年末のベスト10投票などには、そのクオリティ、人気、評価の高さから鑑みると、今一つ縁が薄い作家さんです。というのも、多作の作家さんで、しかも発表された作品は軒並み好評をもって迎えられる、という素晴らしさを持っている人だからで、つまり個人の好みによって票が分かれるわけですね。その分というか、作家別投票では上位常連です。 で、どれが一体代表作といえるのか、という意見も当然様々に分かれるでしょうが、然しその中で、『魔球』には特別な位置を与えている、というファンの人も多いとのこと。 切なくて、熱くて、物悲しい青春ミステリ。 時にやるせなく、残酷ささえ感じますが、でも―― とても優しい物語です。 これが、そう、「幻のデビュー作」との事ですから。 東野圭吾、恐るべし。 
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.5
(5pt)

さらば青春の光

 東野圭吾さんは、実は年末のベスト10投票などには、そのクオリティ、人気、評価の高さから鑑みると、今一つ縁が薄い作家さんです。というのも、多作の作家さんで、しかも発表された作品は軒並み好評をもって迎えられる、という素晴らしさを持っている人だからで、つまり個人の好みによって票が分かれるわけですね。その分というか、作家別投票では上位常連です。 で、どれが一体代表作といえるのか、という意見も当然様々に分かれるでしょうが、然しその中で、『魔球』には特別な位置を与えている、というファンの人も多いとのこと。 切なくて、熱くて、物悲しい青春ミステリ。 時にやるせなく、残酷ささえ感じますが、でも―― とても優しい物語です。 これが、そう、「幻のデビュー作」との事ですから。 東野圭吾、恐るべし。 
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.4
(4pt)

魔球を読んで

野球をモチーフにしたミステリーな訳だが、その組織の中での人間関係の変化がとても面白い。そして、悲しいストーリーの中に、何かしら希望を持たせようとする手法も嫌味な感じがなくて成功していると感じた。甲子園決勝の息の詰まりそうなシーンも、悲しいエンディングも、全てが一気に駆け抜けていくスピード感がとても気持ちよかった。それゆえか、もう一度読んでみたくなる感覚を味わうことができる。この作品のもの悲しさは、序盤から予感させられるもので、ムードが全体的にくらかった気がする。ひしひしと感じるこの暗さの原因が、終盤に分かってくるにつれて、読者の涙の数が増えてくことになるだろう。あとはそれが快感か不快かの違いだけだと思う。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.3
(4pt)

魔球を読んで

野球をモチーフにしたミステリーな訳だが、その組織の中での人間関係の変化がとても面白い。そして、悲しいストーリーの中に、何かしら希望を持たせようとする手法も嫌味な感じがなくて成功していると感じた。甲子園決勝の息の詰まりそうなシーンも、悲しいエンディングも、全てが一気に駆け抜けていくスピード感がとても気持ちよかった。それゆえか、もう一度読んでみたくなる感覚を味わうことができる。この作品のもの悲しさは、序盤から予感させられるもので、ムードが全体的にくらかった気がする。ひしひしと感じるこの暗さの原因が、終盤に分かってくるにつれて、読者の涙の数が増えてくことになるだろう。あとはそれが快感か不快かの違いだけだと思う。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.2
(4pt)

蘇った応募作

高水準の本格推理、サスペンスを書き続けている東野圭吾氏の「幻のデビュー作」とも言える作品だ。というのも、オリジナルは江戸川乱歩賞の最終候補まで残った作品だからだ。もちろん、加筆修正を行なったのだろうが、初期の作風のエッセンスが詰まっている秀作と言えるだろう。しかし、この作品は単なる「青春推理」ではない。登場人物はしっかりと描けているし、昭和40年前後の生活感も存分に伝わってくる。悲しい結末にもかかわらず、爽やかな読後感を覚える東野作品の特徴も既に現れている。さらに、この作品の執筆時、東野氏はまだ20代中盤のはずだから驚きである。 東野圭吾恐るべし!改めてそんな思いを抱く小説だ。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.1
(4pt)

蘇った応募作

高水準の本格推理、サスペンスを書き続けている東野圭吾氏の「幻のデビュー作」とも言える作品だ。というのも、オリジナルは江戸川乱歩賞の最終候補まで残った作品だからだ。もちろん、加筆修正を行なったのだろうが、初期の作風のエッセンスが詰まっている秀作と言えるだろう。しかし、この作品は単なる「青春推理」ではない。登場人物はしっかりと描けているし、昭和40年前後の生活感も存分に伝わってくる。悲しい結末にもかかわらず、爽やかな読後感を覚える東野作品の特徴も既に現れている。さらに、この作品の執筆時、東野氏はまだ20代中盤のはずだから驚きである。 東野圭吾恐るべし!改めてそんな思いを抱く小説だ。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X