魔球

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

魔球の評価:

3.94/5点 レビュー 87件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全128件 81〜100 5/7ページ
No.48
(5pt)

泣けるミステリー

ミステリーだけど、泣けます。
あまりに哀しい展開に涙しました。
やっぱり東野圭吾の小説ってただの推理ものじゃなくて、背景にしっかりと“人間”が描かれているからすごい魅力的だと思います。
「魔球とは?」「犯人は誰か?」という事よりもここに描かれた“愛”が一番印象的。
それも恋愛じゃなくて、家族愛。
なので読み終わったあとも「犯人がわかってすっきり!」ではなくいつまでも切ない余韻が心に残りました。
映像では見たくないけど、またいつか読み返してみたい一冊です。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.47
(5pt)

泣けるミステリー

ミステリーだけど、泣けます。
あまりに哀しい展開に涙しました。
やっぱり東野圭吾の小説ってただの推理ものじゃなくて、背景にしっかりと“人間”が描かれているからすごい魅力的だと思います。
「魔球とは?」「犯人は誰か?」という事よりもここに描かれた“愛”が一番印象的。
それも恋愛じゃなくて、家族愛。
なので読み終わったあとも「犯人がわかってすっきり!」ではなくいつまでも切ない余韻が心に残りました。
映像では見たくないけど、またいつか読み返してみたい一冊です。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.46
(5pt)

東野氏の隠れた名作

題材が高校野球ということで、書店で人目惚れし購入。
クールでぶっきらぼう、そしてどこが陰のあるエースピッチャーの武志。
彼に自然と感情移入し、すんなりと世界に入ることができた。
終始暗い雰囲気で、ふと『パワプロクンポケット4』の日の出島を舞台にしたサクセスを彷彿させた。
結末付近で嫌な予感を感じさせる展開が続き、ページを繰る手が鈍っていることに気づいた。恐かった。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.45
(5pt)

東野氏の隠れた名作

題材が高校野球ということで、書店で人目惚れし購入。
クールでぶっきらぼう、そしてどこが陰のあるエースピッチャーの武志。
彼に自然と感情移入し、すんなりと世界に入ることができた。
終始暗い雰囲気で、ふと『パワプロクンポケット4』の日の出島を舞台にしたサクセスを彷彿させた。
結末付近で嫌な予感を感じさせる展開が続き、ページを繰る手が鈍っていることに気づいた。恐かった。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.44
(4pt)

先が読めないとはまさにこの作品

正直今まで読んだ小説の中で一番ハマったと思う作品です。
一見無関係に見える2つの事件の接点
大黒柱を失った後の野球部の反応
複雑にもつれ合う人間関係
一度読み出すと止まらない、というほど読者を引き付ける小説はこれ以外に出会ったことはないです。
あえて不満を上げるならば締め方が悪かったという点。
様々な人間を巻き込んだ事件でありながら、彼等の後日談ともいえる節がほとんどなかったのは非常に残念である。
特に事件の核心のすぐそばにいた野球部の田島が、事件後どの様な人生を歩んだかという点が語られていなかったのが私的には一番残念と言える。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.43
(4pt)

先が読めないとはまさにこの作品

正直今まで読んだ小説の中で一番ハマったと思う作品です。
一見無関係に見える2つの事件の接点
大黒柱を失った後の野球部の反応
複雑にもつれ合う人間関係
一度読み出すと止まらない、というほど読者を引き付ける小説はこれ以外に出会ったことはないです。
あえて不満を上げるならば締め方が悪かったという点。
様々な人間を巻き込んだ事件でありながら、彼等の後日談ともいえる節がほとんどなかったのは非常に残念である。
特に事件の核心のすぐそばにいた野球部の田島が、事件後どの様な人生を歩んだかという点が語られていなかったのが私的には一番残念と言える。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.42
(4pt)

パズルとしても、小説としても秀作

 「天才」須田武志謎の暴投、東西電気爆弾未遂事件、北岡明殺人事件、須田明殺人事件と多数の事件がひとつの作品の中で起こる。
 一作品で全く別の事件をとりあげて、それをつなげていく手法は東野圭吾作品でもよう見られるのだが本書ほど事件の数が多かったものはなかったのではないだろうか。
 
 まったく違う事件の点と点をつなげて船にしていく過程が、「さすが東野圭吾」と思わされた。
 点と点が結びつくまでは読みながら読者は「ここはこういうことなんじゃないか」と読んでみるのだが、その「応え」を見てみると、「あー、そういうことね」と思わず声を出してしまう。
 しかし、本作が素晴らしいのはこういった「パズル性」だけでなく「小説」として素晴らしいからだと思う。
 本書の解説に「ミステリーは謎解きの面白さと同時に小説的な魅力を併せ持つべきだと考えている」と書かれている。
 これはまさにその通りで、「犯人当て」よりも、むしろ犯人の「動機」だったりその「背景」にこそミステリーの魅力があると思う。
 
 「パズル性」と「小説性」がうまくまじりあっている作品なので多くの人に読んでもらいたい。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.41
(4pt)

パズルとしても、小説としても秀作

 「天才」須田武志謎の暴投、東西電気爆弾未遂事件、北岡明殺人事件、須田明殺人事件と多数の事件がひとつの作品の中で起こる。
 一作品で全く別の事件をとりあげて、それをつなげていく手法は東野圭吾作品でもよう見られるのだが本書ほど事件の数が多かったものはなかったのではないだろうか。
 
 まったく違う事件の点と点をつなげて船にしていく過程が、「さすが東野圭吾」と思わされた。
 点と点が結びつくまでは読みながら読者は「ここはこういうことなんじゃないか」と読んでみるのだが、その「応え」を見てみると、「あー、そういうことね」と思わず声を出してしまう。
 しかし、本作が素晴らしいのはこういった「パズル性」だけでなく「小説」として素晴らしいからだと思う。
 本書の解説に「ミステリーは謎解きの面白さと同時に小説的な魅力を併せ持つべきだと考えている」と書かれている。
 これはまさにその通りで、「犯人当て」よりも、むしろ犯人の「動機」だったりその「背景」にこそミステリーの魅力があると思う。
 
 「パズル性」と「小説性」がうまくまじりあっている作品なので多くの人に読んでもらいたい。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.40
(4pt)

青春推理の傑作

昭和39年のセンバツ、九回2死満塁。主人公の須田は「魔球」を投げた。それが勝負を決める1球になった。その後、その試合でキャッチャーをしていた北岡が殺される。
南海の野村(現楽天の監督)の名前が出てくるところや、赤電話、家に電話がないといった設定に時代を感じる。やはり、少し古臭い感じは否めない。
ダイイング・メッセージが出てくるのだが、それにも時代を感じざるを得ない。推理小説には時にダイイング・メッセージが出てくるが、今はケータイがある。そんなメッセージを書く前に、家族か救急車を呼べばいいのだ。だいたい、死ぬ前に事件解決に役立つようなメッセージを書こうなどと思うはずがない。家族や恋人へのメッセージにしたほうが、よほど自然である。…と途中までは思っていたのだが、実際はそれはダイイング・メッセージではなかったのだ。著者の説明は、もっと自然であり、十分に納得できる。
主人公の人物像はよく描けている。その顔や姿のイメージまで浮かんでくるほどに。とても、作者が書いた2作目のミステリーとは思えない。本当によくできている。乱歩賞受賞作の「放課後」も読んだのだが、あまりすごいとは思えなかった。殺人の動機には光るものがあったが。私なら、「魔球」のほうを乱歩賞に選びたい。野球好きとしては特に楽しめる作品である。ただ、前述のように設定が古すぎるので、ちょっと物語に入り込めない部分があった。その部分がなければ星5つをつけられただろう。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.39
(4pt)

青春推理の傑作

昭和39年のセンバツ、九回2死満塁。主人公の須田は「魔球」を投げた。それが勝負を決める1球になった。その後、その試合でキャッチャーをしていた北岡が殺される。
南海の野村(現楽天の監督)の名前が出てくるところや、赤電話、家に電話がないといった設定に時代を感じる。やはり、少し古臭い感じは否めない。
ダイイング・メッセージが出てくるのだが、それにも時代を感じざるを得ない。推理小説には時にダイイング・メッセージが出てくるが、今はケータイがある。そんなメッセージを書く前に、家族か救急車を呼べばいいのだ。だいたい、死ぬ前に事件解決に役立つようなメッセージを書こうなどと思うはずがない。家族や恋人へのメッセージにしたほうが、よほど自然である。…と途中までは思っていたのだが、実際はそれはダイイング・メッセージではなかったのだ。著者の説明は、もっと自然であり、十分に納得できる。
主人公の人物像はよく描けている。その顔や姿のイメージまで浮かんでくるほどに。とても、作者が書いた2作目のミステリーとは思えない。本当によくできている。乱歩賞受賞作の「放課後」も読んだのだが、あまりすごいとは思えなかった。殺人の動機には光るものがあったが。私なら、「魔球」のほうを乱歩賞に選びたい。野球好きとしては特に楽しめる作品である。ただ、前述のように設定が古すぎるので、ちょっと物語に入り込めない部分があった。その部分がなければ星5つをつけられただろう。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.38
(5pt)

初期作品の最高傑作

高校野球の天才ピッチャーを主人公にした青春ミステリー。
彼らの純粋さ、ひたむきさ、情熱や友情がとても丁寧に描かれており好感を持てた。
わりとマイナーな作品だがこれは多くの人に読んでいただきたいと思う。
冒頭に野球のワンシーンを持ってきているため、
あまりそちらに詳しくない人は一瞬怯んでしまうかもしれない。
しかし、そこを越えれば後は特に野球の知識がなくても問題はないので、
頑張って読み進んでもらいたいたい。
天才エースの野球にかける思いの裏には一体何が隠されているのか?
それが全ての鍵になり、謎めいた雰囲気プンプンでストーリーが展開する。
そして、最後にパズルのピースがひとつずつはまり始めた時に受ける衝撃と感動は抜群。
お勧めの1冊。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.37
(5pt)

初期作品の最高傑作

高校野球の天才ピッチャーを主人公にした青春ミステリー。
彼らの純粋さ、ひたむきさ、情熱や友情がとても丁寧に描かれており好感を持てた。
わりとマイナーな作品だがこれは多くの人に読んでいただきたいと思う。
冒頭に野球のワンシーンを持ってきているため、
あまりそちらに詳しくない人は一瞬怯んでしまうかもしれない。
しかし、そこを越えれば後は特に野球の知識がなくても問題はないので、
頑張って読み進んでもらいたいたい。
天才エースの野球にかける思いの裏には一体何が隠されているのか?
それが全ての鍵になり、謎めいた雰囲気プンプンでストーリーが展開する。
そして、最後にパズルのピースがひとつずつはまり始めた時に受ける衝撃と感動は抜群。
お勧めの1冊。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.36
(4pt)

エースが最後に投げた1球の意味を問う、高校野球部を舞台に展開される事件簿!

 東野作品のファンには、『魔球』という本書が乱歩賞受賞作『放課後』よりも前に書かれたものであることは周知の事実であろう。著者自身、「25歳でこの作品を書けたことで少し自信がついた」とエッセイ集で語っている。スポーツにも造詣の深い著者が、高校野球を主題に描き出した作風は斬新であり、もうすぐ始まる高校野球を待ち遠しくさせるものであった。タイトルも「謎」めいており、読者を惹き付ける。
 本書はエースが土壇場の状況で最後に投げた「魔球」がもつ意味をめぐって展開される事件簿だが、主人公とその弟を含む家族、教師など、醍醐味はやはり「人間ドラマ」であるということだろう。高校野球というと、そこに「汚れのない純粋さ」を想起する人が多いに違いないが、本書の主人公は「純粋さ」とは別次元で野球をやっている(ある意味で主人公にとっては異なる意味での「純粋さ」なのであろうが)。少なくとも「爽やかさ」とは異なる風格を秘め、泥臭さを感じさせる。高校生であって高校生ではないような、実に大人びた精神年齢の高い主人公が設定されている。金銭感覚も生々しい。とはいえ、彼が自らの人生を野球に賭けた意気込み・気迫―執念といったほうが適切か―は違和感を覚えるどころか、逆にとても共感できる(「右腕」という章はその意味でも魅力的だった)。貪欲なまでに野球に打ち込む姿勢は清々しい。
 古い作品ゆえ、文章や作風が十分に練り上げられているとはいえないが、そこに新鮮さを感じる読者もいるだろう。そしてまた、「家族」というテーマが、東野作品にとって今もなお脈々と引き継がれているものであることにも留意しておきたい。本書は東野圭吾にとって「魔球」となったのか。「少し自信がついた」という述懐の言葉からして、それはYESなのかもしれない。余韻を醸し出すエンディングも「魔球」の締めくくりとして相応しい印象をもった。多くの人に読んでもらいたい作品だ。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.35
(4pt)

エースが最後に投げた1球の意味を問う、高校野球部を舞台に展開される事件簿!

 東野作品のファンには、『魔球』という本書が乱歩賞受賞作『放課後』よりも前に書かれたものであることは周知の事実であろう。著者自身、「25歳でこの作品を書けたことで少し自信がついた」とエッセイ集で語っている。スポーツにも造詣の深い著者が、高校野球を主題に描き出した作風は斬新であり、もうすぐ始まる高校野球を待ち遠しくさせるものであった。タイトルも「謎」めいており、読者を惹き付ける。
 本書はエースが土壇場の状況で最後に投げた「魔球」がもつ意味をめぐって展開される事件簿だが、主人公とその弟を含む家族、教師など、醍醐味はやはり「人間ドラマ」であるということだろう。高校野球というと、そこに「汚れのない純粋さ」を想起する人が多いに違いないが、本書の主人公は「純粋さ」とは別次元で野球をやっている(ある意味で主人公にとっては異なる意味での「純粋さ」なのであろうが)。少なくとも「爽やかさ」とは異なる風格を秘め、泥臭さを感じさせる。高校生であって高校生ではないような、実に大人びた精神年齢の高い主人公が設定されている。金銭感覚も生々しい。とはいえ、彼が自らの人生を野球に賭けた意気込み・気迫―執念といったほうが適切か―は違和感を覚えるどころか、逆にとても共感できる(「右腕」という章はその意味でも魅力的だった)。貪欲なまでに野球に打ち込む姿勢は清々しい。
 古い作品ゆえ、文章や作風が十分に練り上げられているとはいえないが、そこに新鮮さを感じる読者もいるだろう。そしてまた、「家族」というテーマが、東野作品にとって今もなお脈々と引き継がれているものであることにも留意しておきたい。本書は東野圭吾にとって「魔球」となったのか。「少し自信がついた」という述懐の言葉からして、それはYESなのかもしれない。余韻を醸し出すエンディングも「魔球」の締めくくりとして相応しい印象をもった。多くの人に読んでもらいたい作品だ。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.34
(5pt)

魔球

同じピッチャーだったものとしては、一回はこんなボール投げてみたいなぁと思ってみたり(・ω・)ノ
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.33
(5pt)

魔球

同じピッチャーだったものとしては、一回はこんなボール投げてみたいなぁと思ってみたり(・ω・)ノ
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.32
(4pt)

青春の光と翳

タイトルに見覚えがあったが、あれは宮部みゆきさんの「魔球はささやく」
だったかと勘違いして、一度読んでいたのにまた読んでしまった。
途中でそのことに気付いたが、最後まで引き込まれて一気に読みきった。
高校野球という青春の象徴のようなさわやかなイメージと殺人事件とを
どう結びつけるのかといぶかしんだが、恨みや憎しみとは違った位相で
みごとに結実させていた。
東野圭吾氏の最高傑作「白夜行」を髣髴とさせる、陰のある主人公の造形がみごと。
単なる謎解きではない物語がここにはある。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.31
(4pt)

青春の光と翳

タイトルに見覚えがあったが、あれは宮部みゆきさんの「魔球はささやく」
だったかと勘違いして、一度読んでいたのにまた読んでしまった。
途中でそのことに気付いたが、最後まで引き込まれて一気に読みきった。
高校野球という青春の象徴のようなさわやかなイメージと殺人事件とを
どう結びつけるのかといぶかしんだが、恨みや憎しみとは違った位相で
みごとに結実させていた。
東野圭吾氏の最高傑作「白夜行」を髣髴とさせる、陰のある主人公の造形がみごと。
単なる謎解きではない物語がここにはある。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X
No.30
(5pt)

東野氏の作品は本当にはずれがない。

 本書も氏の他作品と同じように緊張感にあふれるスピーディーな、とても面白い作品でした。私は最後の最後まで犯人―事件の真相―が誰(何)だかわからず、最後までドキドキしながら読むことができました。
 タイトルの通り、魔球を投げる高校生が登場しますが、現実から離れない程度にフィクションで、リアリティーたっぷりに楽しめます。全体的には暗いイメージが漂っていますが、高校生らしい爽やかな感性、若い身体能力、部活という競争原理の渦巻く社会の葛藤などがうまく表現できていたと思いました。
 2、3時間で読めてしまうそれほど重くはない文章量の本なので、東野氏の作品をまだ一度も読んだことがないという人にも、抵抗なく読めるのではないでしょうか。
魔球 Amazon書評・レビュー: 魔球より
4062039036
No.29
(5pt)

東野氏の作品は本当にはずれがない。

 本書も氏の他作品と同じように緊張感にあふれるスピーディーな、とても面白い作品でした。私は最後の最後まで犯人―事件の真相―が誰(何)だかわからず、最後までドキドキしながら読むことができました。
 タイトルの通り、魔球を投げる高校生が登場しますが、現実から離れない程度にフィクションで、リアリティーたっぷりに楽しめます。全体的には暗いイメージが漂っていますが、高校生らしい爽やかな感性、若い身体能力、部活という競争原理の渦巻く社会の葛藤などがうまく表現できていたと思いました。
 2、3時間で読めてしまうそれほど重くはない文章量の本なので、東野氏の作品をまだ一度も読んだことがないという人にも、抵抗なく読めるのではないでしょうか。
魔球 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔球 (講談社文庫)より
406184931X