(短編集)

押入れのちよ

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評判

押入れのちよの評価:

3.85/5点 レビュー 61件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 21〜40 2/4ページ
No.45
(5pt)

楽しめました

ラジオでこの本の話を聞き、早く読みたくて発注し、中古品とは思わない程綺麗で気持ちよく読ませて頂きました。
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.44
(5pt)

楽しめました

ラジオでこの本の話を聞き、早く読みたくて発注し、中古品とは思わない程綺麗で気持ちよく読ませて頂きました。
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.43
(5pt)

恵太&ちよ、連作化を望む!

秀作揃いの短編集ですが、表題作が頭抜けて良いです。普段は一読しかしない僕も(押入れのちよ)のみ何度も読み返しました。とにかく(ちよ)のキャラが素晴らしい。どこか婆さん臭くて、ビーフジャーキーとカルピスが大好物。クイズと動物番組を愛する・・恨みを忘れた幽霊。このキャラだけで読ませます。是非とも続編を望みます。

色々な事件を通して現代っ子(恵太)の成長→(ちよ)の過去解明→アパートの取り壊し→別れ→心温まるエピローグ

上記の様にベタ過ぎる展開でも構いません。それでも僕は読むでしょう。もっとこの二人の物語が読みたいから。それくらい魅力のあるキャラですので短編の使い捨てでは勿体ないです。続編を望みます。
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.42
(5pt)

恵太&ちよ、連作化を望む!

秀作揃いの短編集ですが、表題作が頭抜けて良いです。普段は一読しかしない僕も(押入れのちよ)のみ何度も読み返しました。とにかく(ちよ)のキャラが素晴らしい。どこか婆さん臭くて、ビーフジャーキーとカルピスが大好物。クイズと動物番組を愛する・・恨みを忘れた幽霊。このキャラだけで読ませます。是非とも続編を望みます。

色々な事件を通して現代っ子(恵太)の成長→(ちよ)の過去解明→アパートの取り壊し→別れ→心温まるエピローグ

上記の様にベタ過ぎる展開でも構いません。それでも僕は読むでしょう。もっとこの二人の物語が読みたいから。それくらい魅力のあるキャラですので短編の使い捨てでは勿体ないです。続編を望みます。
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.41
(4pt)

優霊小説とは不思議な物語

荻原さんらしいユーモアはあまりなく、どちらかというと物語そのものにフォーカスされているのが印象的。

ちょっと怖いストーリーながらも悪いお化けたちの物語ではないから、楽しく読める。
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.40
(4pt)

優霊小説とは不思議な物語

荻原さんらしいユーモアはあまりなく、どちらかというと物語そのものにフォーカスされているのが印象的。

ちょっと怖いストーリーながらも悪いお化けたちの物語ではないから、楽しく読める。
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.39
(4pt)

どれも怖い

表紙からして、不気味ですねえ。

赤いオベベの女の子。
よく心霊特集に出てくるでしょ、髪の毛が伸びる日本人形。
日本人のDNAに訴えかける土俗的なホラーだ、心して読めよ!

と、覚悟を決めて読み始めたんですが。

ほんとにどれもこれも怖い。
スープの中身、考えたら飲めなくなっちゃう。双子姉妹の顔を想像したら、トイレにいけない。
道端にうずくまってる年寄り猫、道の反対側を歩いてでも避けたくなる。
大きな木の下にたって上を見上げたら、もう帰れない。


表題作はこの中では怖さはマイルド、哀しさは1番。
子どもの幽霊はやっぱり、その子の人生を考えるとつらいね。

そして、私が一番怖かったのは「介護の鬼」
これどちらの立場になっても怖いですよ。。。。

押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.38
(4pt)

どれも怖い

表紙からして、不気味ですねえ。

赤いオベベの女の子。
よく心霊特集に出てくるでしょ、髪の毛が伸びる日本人形。
日本人のDNAに訴えかける土俗的なホラーだ、心して読めよ!

と、覚悟を決めて読み始めたんですが。

ほんとにどれもこれも怖い。
スープの中身、考えたら飲めなくなっちゃう。双子姉妹の顔を想像したら、トイレにいけない。
道端にうずくまってる年寄り猫、道の反対側を歩いてでも避けたくなる。
大きな木の下にたって上を見上げたら、もう帰れない。


表題作はこの中では怖さはマイルド、哀しさは1番。
子どもの幽霊はやっぱり、その子の人生を考えるとつらいね。

そして、私が一番怖かったのは「介護の鬼」
これどちらの立場になっても怖いですよ。。。。

押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.37
(4pt)

ホラー短編集というふうになるのかな

この本はホラー短編集というふうになるのかな。ブラックあり、怪談話あり、ハートウォーミングを感じるものありというように喜怒哀楽が楽しめる短編だと思う。9つの短編を紹介します。「お母さまのロシアのスープ」:中国で暮らす母と双子の姉妹の話。最後のページはこういうオチだったのかとぞっとする。「コール」:男性陣(岳、雄二)は共に美雪に惹かれている。告白する順番を決めるポーカーで雄二が勝つが、岳は抜け駆けし、美雪と結婚。しかし、岳は病死することになる。味わい深い短編だと感じた。「押入れのちよ」:住んでいる格安アパートの押入れから明治39年生まれの14歳の少女がいた。「老猫」:家族が老猫に支配されるようになる恐ろしい話である。「殺意のレシピ」:夫婦共にお互いを毒殺しようとして食事を出す。「介護の鬼」:姑の節子に嫌味を言われ続けた妻の苑子が、その姑ないしは舅の善三の介護の傍ら、思う存分復讐をしてやるのだが...「予期せぬ訪問者」:平岩隆三は、愛人の里美を殺してしまった。死体をどう始末するか悩んでいるときに、次々に訪問者が現れる。「木下闇」:十五年前にかくれんぼをしている最中、妹の弥生が行方不明になった現場を姉が訪ねる。私たち姉妹のかくれんぼは終わっていないので、弥生を探す。「しんちゃんの自転車」:30年前の話。真夜中にしんちゃんがやって来て自転車で遊びに誘いにきた。
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.36
(4pt)

ホラー短編集というふうになるのかな

この本はホラー短編集というふうになるのかな。ブラックあり、怪談話あり、ハートウォーミングを感じるものありというように喜怒哀楽が楽しめる短編だと思う。9つの短編を紹介します。「お母さまのロシアのスープ」:中国で暮らす母と双子の姉妹の話。最後のページはこういうオチだったのかとぞっとする。「コール」:男性陣(岳、雄二)は共に美雪に惹かれている。告白する順番を決めるポーカーで雄二が勝つが、岳は抜け駆けし、美雪と結婚。しかし、岳は病死することになる。味わい深い短編だと感じた。「押入れのちよ」:住んでいる格安アパートの押入れから明治39年生まれの14歳の少女がいた。「老猫」:家族が老猫に支配されるようになる恐ろしい話である。「殺意のレシピ」:夫婦共にお互いを毒殺しようとして食事を出す。「介護の鬼」:姑の節子に嫌味を言われ続けた妻の苑子が、その姑ないしは舅の善三の介護の傍ら、思う存分復讐をしてやるのだが...「予期せぬ訪問者」:平岩隆三は、愛人の里美を殺してしまった。死体をどう始末するか悩んでいるときに、次々に訪問者が現れる。「木下闇」:十五年前にかくれんぼをしている最中、妹の弥生が行方不明になった現場を姉が訪ねる。私たち姉妹のかくれんぼは終わっていないので、弥生を探す。「しんちゃんの自転車」:30年前の話。真夜中にしんちゃんがやって来て自転車で遊びに誘いにきた。
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.35
(5pt)

伝統的な恐怖小説

ホラーという言葉ではなく、伝統的な恐怖小説といった趣のある短編集です。殺人、のろい、幽霊屋敷といった題材を描くことに主眼があるのではなく、心霊の背景にある人間関係だったり、心の機微や愛情を描いているからです。読み終わって、恐怖でぞくぞくするのでなく、考え去られたり、練られた結末ににやりとします。簡単に作品に触れると、幽霊潭「押し入れのちよ」、「しんちゃんの自転車」の2つが好きです。死者が登場するのですが、筆者の視点の暖かさを感じます。「老猫」は気持ちの悪さがだんとつです。古い一軒家の描写がヴィヴィッドで、それが映像的に怖い。筒井康隆風な「介護の鬼」。恐怖と笑いが紙一重とよく言いますが、まさにそんな作品です。非常に面白くつぶぞろいな短編集です。
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.34
(5pt)

伝統的な恐怖小説

ホラーという言葉ではなく、伝統的な恐怖小説といった趣のある短編集です。殺人、のろい、幽霊屋敷といった題材を描くことに主眼があるのではなく、心霊の背景にある人間関係だったり、心の機微や愛情を描いているからです。読み終わって、恐怖でぞくぞくするのでなく、考え去られたり、練られた結末ににやりとします。簡単に作品に触れると、幽霊潭「押し入れのちよ」、「しんちゃんの自転車」の2つが好きです。死者が登場するのですが、筆者の視点の暖かさを感じます。「老猫」は気持ちの悪さがだんとつです。古い一軒家の描写がヴィヴィッドで、それが映像的に怖い。筒井康隆風な「介護の鬼」。恐怖と笑いが紙一重とよく言いますが、まさにそんな作品です。非常に面白くつぶぞろいな短編集です。
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.33
(5pt)

不思議の語り、語りの不思議 ほか

私の思う、荻原氏の作品の魅力を、二つ紹介する。 荻原氏の作品の魅力、その一つは、語りの不思議、あるいは不思議の語り、が実現されていることにある、と私は思う。 九つの短篇が収められた本書冒頭、「お母さまのロシアのスープ」においては終盤に差しかかってから、二篇目「コール」では中盤あたり、八篇目「木下闇」では冒頭から、ラスト「しんちゃんの自転車」では終盤から、それぞれ私は荻原氏の語り、に驚かされた。 とりわけ驚かされたのは、二篇目「コール」だ。どのような仕掛けが施されているか、それは、紹介を省く。八篇目「木下闇」で私が感じた驚きは、ひょっとすると、私だけのものかもしれない。こちらは、紹介してみる。 「木下闇」の語り手〈私〉の語り。まだ六歳の妹がここに隠れているはずがない。私でさえ怖くて、足を踏み入れることができないのだから。 と語り、懐かしい土地の名を、バスの車内放送が告げた。私は登山靴の重い音を響かせて昇降口へ急ぐ。ザックの中でコッヘルがかしゃかしゃと鳴った。 と語る。「私でさえ怖」い、「登山靴の重い音」、などの情報から私は、この語り手は、かつては少年、いまは青年なのだろう、と思い込んでいた。が、違った。「あの、お久しぶりです」口ごもりながら言う。「山崎です……山崎聡子の娘の……」 女性だったのか! 私の思い違いでしかなかったわけだが、常識・固定概念にとらわれていると、真相から遠ざかってしまうはめに陥る。それが著者の意図したミス・リーディング(誤誘導)であることもあるだろうし、私が勝手にミス・リーディング(誤読)していることもあるだろう。一見、なにげない言葉でつづられたなにげない文章。だから、なにげない日常が書かれている、と錯読する。真相が明らかになったとき、一見すると、なにげなかった言葉が、文章が、新たな意味を投げかけ、作品全体の印象をごりごり強調しはじめる。 いま、ごりごり、という言葉を使ったが、荻原氏の作品の魅力、その二つ目は擬音語・擬態語のうまさにある、と私は思う。ラスト「しんちゃんの自転車」から一部を紹介することで、その一端が垣間見えたら、幸いだ。ざわざわざわ。/月の光に白く照らされたすすきの穂は、たくさんの腕が手招きをしているよう。/ゆらゆらゆら。/私の胸もざわざわ、ゆらゆらしてきて、しんちゃんの自転車の後ろで小さく体をまるめていました。 「しんちゃんの自転車」で、気に入ったフレーズがあった。これを紹介して、私のレヴューを閉じよう。曰く、――「がってんしょうたくん」。
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.32
(5pt)

不思議の語り、語りの不思議 ほか

私の思う、荻原氏の作品の魅力を、二つ紹介する。 荻原氏の作品の魅力、その一つは、語りの不思議、あるいは不思議の語り、が実現されていることにある、と私は思う。 九つの短篇が収められた本書冒頭、「お母さまのロシアのスープ」においては終盤に差しかかってから、二篇目「コール」では中盤あたり、八篇目「木下闇」では冒頭から、ラスト「しんちゃんの自転車」では終盤から、それぞれ私は荻原氏の語り、に驚かされた。 とりわけ驚かされたのは、二篇目「コール」だ。どのような仕掛けが施されているか、それは、紹介を省く。八篇目「木下闇」で私が感じた驚きは、ひょっとすると、私だけのものかもしれない。こちらは、紹介してみる。 「木下闇」の語り手〈私〉の語り。まだ六歳の妹がここに隠れているはずがない。私でさえ怖くて、足を踏み入れることができないのだから。 と語り、懐かしい土地の名を、バスの車内放送が告げた。私は登山靴の重い音を響かせて昇降口へ急ぐ。ザックの中でコッヘルがかしゃかしゃと鳴った。 と語る。「私でさえ怖」い、「登山靴の重い音」、などの情報から私は、この語り手は、かつては少年、いまは青年なのだろう、と思い込んでいた。が、違った。「あの、お久しぶりです」口ごもりながら言う。「山崎です……山崎聡子の娘の……」 女性だったのか! 私の思い違いでしかなかったわけだが、常識・固定概念にとらわれていると、真相から遠ざかってしまうはめに陥る。それが著者の意図したミス・リーディング(誤誘導)であることもあるだろうし、私が勝手にミス・リーディング(誤読)していることもあるだろう。一見、なにげない言葉でつづられたなにげない文章。だから、なにげない日常が書かれている、と錯読する。真相が明らかになったとき、一見すると、なにげなかった言葉が、文章が、新たな意味を投げかけ、作品全体の印象をごりごり強調しはじめる。 いま、ごりごり、という言葉を使ったが、荻原氏の作品の魅力、その二つ目は擬音語・擬態語のうまさにある、と私は思う。ラスト「しんちゃんの自転車」から一部を紹介することで、その一端が垣間見えたら、幸いだ。ざわざわざわ。/月の光に白く照らされたすすきの穂は、たくさんの腕が手招きをしているよう。/ゆらゆらゆら。/私の胸もざわざわ、ゆらゆらしてきて、しんちゃんの自転車の後ろで小さく体をまるめていました。 「しんちゃんの自転車」で、気に入ったフレーズがあった。これを紹介して、私のレヴューを閉じよう。曰く、――「がってんしょうたくん」。
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.31
(5pt)

久しぶりに、引き込まれた作品

久しぶりに、 話の世界に引き込まれて、あっというまに、読んでしまいました!続きが気になってワクワクしながらo(^o^)o!読んで損はなしです! 主人公の住むアパートの住人も面白いです!最後にちょっとしたオチが…(^_^)v
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.30
(5pt)

久しぶりに、引き込まれた作品

久しぶりに、 話の世界に引き込まれて、あっというまに、読んでしまいました!続きが気になってワクワクしながらo(^o^)o!読んで損はなしです! 主人公の住むアパートの住人も面白いです!最後にちょっとしたオチが…(^_^)v
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.29
(5pt)

傑作短編集

小説ならではの面白さを見事に凝縮した一冊だと思う。
村上春樹や高村薫が文学ならば、本書はまさに正統派一般文芸だといえる。
読みやすく、素直に面白いのだ(それでいてライトノベルや山田悠介ほどはっちゃけていないのも良い)。
短編集なので色々なお話が楽しめるのもポイントかな。
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.28
(5pt)

傑作短編集

小説ならではの面白さを見事に凝縮した一冊だと思う。
村上春樹や高村薫が文学ならば、本書はまさに正統派一般文芸だといえる。
読みやすく、素直に面白いのだ(それでいてライトノベルや山田悠介ほどはっちゃけていないのも良い)。
短編集なので色々なお話が楽しめるのもポイントかな。
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X
No.27
(5pt)

「怖さ」の中に「優しさ」と「哀しさ」

どの一編を取っても素晴らしい9編の短編ホラーです。
如何にも荻原浩らしいのは、やはり表題作の「押入れのちよ」です。
「しんちゃんの自転車」も同じ傾向の作品と言えるでしょう。
「怖さ」と言うよりも人間的な「優しさ」を感じてしまいます。
もちろん、その裏側には「哀しさ」があります。
この「優しさ」と「哀しさ」の綯い交ぜたところに作者の真骨頂があるように思います。
私自身は、これとは別に「怖さ」が前面に出ている「老猫」が好きです。
猫好きと言うこともありますが、「猫」が人間を「家」全体を次第次第に取りこんでゆく「怖さ」に魅了されました。
もう一編、気に行った作品があります。
それは「お母さまのロシアのスープ」です。
終わりが見えない語り口で進行し、ラストで一気に「怖さ」を感じさせます。
この文章力は流石です。
押入れのちよ Amazon書評・レビュー: 押入れのちよより
4104689025
No.26
(5pt)

「怖さ」の中に「優しさ」と「哀しさ」

どの一編を取っても素晴らしい9編の短編ホラーです。
如何にも荻原浩らしいのは、やはり表題作の「押入れのちよ」です。
「しんちゃんの自転車」も同じ傾向の作品と言えるでしょう。
「怖さ」と言うよりも人間的な「優しさ」を感じてしまいます。
もちろん、その裏側には「哀しさ」があります。
この「優しさ」と「哀しさ」の綯い交ぜたところに作者の真骨頂があるように思います。
私自身は、これとは別に「怖さ」が前面に出ている「老猫」が好きです。
猫好きと言うこともありますが、「猫」が人間を「家」全体を次第次第に取りこんでゆく「怖さ」に魅了されました。
もう一編、気に行った作品があります。
それは「お母さまのロシアのスープ」です。
終わりが見えない語り口で進行し、ラストで一気に「怖さ」を感じさせます。
この文章力は流石です。
押入れのちよ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 押入れのちよ (新潮文庫)より
410123034X