あの日にドライブ

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評判

あの日にドライブの評価:

3.76/5点 レビュー 62件。 B ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全103件 101〜103 6/6ページ
No.3
(4pt)

これから?

金融機関のおぞましさが如実に描かれている。どこの企業でもこんなもんさ。これでいいのか。日本の経済。金融機関が経済の主役だとみんな勘違いしている。銀行は渋沢栄一が日本の復興のため企業に血を流そうとつくった。しかし、今や骨肉身体になってしまった。俺達銀行があるからお前ら企業が成り立っているんだろとでかい顔をしている。銀行が経済の顔になってはいけない。血になれ。このままでは日本の経済は衰退する一方だ。この話は銀行の拙さがおもしろおかしく描かれている。著者も銀行に恨みがあるのだろう。タクシー運転手の難しさおもしろさも楽しく描かれている。読んでいて飽きない話だ。青春を回避する話は淡く胸がくすぐられる。しかし、42歳でこの話は設定に無理がある。せめて50歳ぐらいなら現実味がおびてくる。前作の明日の記憶ほどの良さはないがまあ楽しめる。こんな銀行が存在する日本で生きている僕らにこれからはあるのだろうか?
あの日にドライブ Amazon書評・レビュー: あの日にドライブより
4334924727
No.2
(5pt)

最後にモチベーションを高めさせられる

「あの時こうしていたら」と何度も主人公は思う。そして、もしかしたら、こんなことが起きるのではないかと夢想する。等身大の、ありのままの、普通の人間の煩悩の、赤裸々な描写が、胸に迫りつまる作品だった。誰もが何度となく味わう感覚を呼び起こさせる。そして、最後には、「こんなことをしていられない」「ポジティブにならねば」と、モチベーションを高めさせられる気分になった。著者の意図はそこにあるのではないか。
あの日にドライブ Amazon書評・レビュー: あの日にドライブより
4334924727
No.1
(4pt)

またしても、荻原浩のテクニック全開

この主人公は恐ろしいほどめめしい。前半はげんなりします。更にサラリーマンの悲哀がリアルで、まさにサラリーマンである私は、一層げんなりします。以前NHKBS「週刊ブックレビュー」のインタビューで、作品の終局は必ず書く前に決めている、と著者は話していました。終局に向かう潔さ筆致のブレのなさが、最大の武器だと感じます。この作品でもその武器を如何なく発揮しています。私のげんなりした気分をポジティブな意識へいつのまにか転換させています。やや終局が綺麗すぎる感はありますが、四十過ぎの挫折したサラリーマンを巧妙に描いていると思います。前半で挫けなければ、荻原浩の世界が堪能できるはずです。
あの日にドライブ Amazon書評・レビュー: あの日にドライブより
4334924727