あの日にドライブ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

あの日にドライブの評価:

3.76/5点 レビュー 62件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(3pt)

1人でドライブしてれば。

重松清を読んだばかりなので期待が大きすぎたようだ。
扱っている題材には共感する物があるのでこれも直ぐに手に取ったんだが。
期待は、裏切られた。
どうしてもこの主人公に共感できなかったからだ。勝手な白昼夢ばかりに終始し、挫折した男の切なさ、無念さが全く感じられなかった。
人生から与えられる事を期待するだけの主人公は家族との溝を真剣に埋めようともせず、小賢しいテクニックを学んでまっとうなタクシードライバーになっていくだけだ。
つまりは、独り言の多いタクシーの運ちゃんの話。
そして、ドライブしたい、あった筈の人生の何と薄っぺらい事か。
ラストのエピソードも、ただ後味が悪いだけ。
次のドライブに期待。
あの日にドライブ Amazon書評・レビュー: あの日にドライブより
4334924727
No.2
(3pt)

曲がり角あってこその人生

エリート銀行員だった主人公は上司への“ある一言”のおかげで
キャリアを閉ざされ、現在はタクシードライバー。
もう一度人生をやり直せたら・・・と夢想する日々の中で
彼が見つけたものとは・・・・・。
もう一度やり直せたら・・・
これはどんなに成功している人間でも、
誰もが思う“永遠に叶わない夢”
特に主人公の過去の振り返りや夢想は度が過ぎていて、呆れてしまうほど(笑)
こんなお父さんじゃ冷たくしてしまう家族の気持ちもわかるものです。
前半は主人公のめめしさが情けないけど、
最後は荻原さんらしい爽快感がありました。
人生とは、ちょっとした出来事で変わっていくもの。
この主人公もほんのちょっとだけ仕事のコツをつかんだだけで
すべてが良い方へ転がりはじめた。
人生なんてそんなものです。
人生は一本道じゃない。
多くの曲がり道があってこそ人生なのですよね。
あの日にドライブ Amazon書評・レビュー: あの日にドライブより
4334924727
No.1
(3pt)

かろやかな追憶と妄想の日々

終盤まで物語は起きない小説です。
元銀行員のタクシードライバーの追憶と妄想の日々です。
流石の筆致で読者をぐいぐい引っ張りますが,
いかんせん,この小説は荻原浩にしては展開の練りこみが足らない気がしてしまいます。
荻原浩の小説には,困難な,これ以上なく困難な状況にいる人間に心の開放を与える力があります。
彼の小説ならばはずれがないとずっと私に思わせていてほしい方なので,どうか筆を荒らさないペースで出版を進められますようにとお祈りしております。
あの日にドライブ Amazon書評・レビュー: あの日にドライブより
4334924727