末枯れの花守り

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評判

末枯れの花守りの評価:

4.46/5点 レビュー 13件。 B ランク

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平均点4.46pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(5pt)

飴玉の力

「老松」に出てくるフサばあちゃんは豪の者で

全ての登場人物の中でも特に好きです。

主人公の青葉の鬼も永遠に性根の曲がった姫様方も

たじたじになるくらいなんですから。

そのばあちゃんから飴玉もらえる彼らが

うらやましく思えました。

おばあちゃん、那智黒おくれ〜。
末枯れの花守り (スニーカーブックス) Amazon書評・レビュー: 末枯れの花守り (スニーカーブックス)より
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No.5
(5pt)

幻想と美+現実

最初は表紙買いでしたが、この作品では大正解。挿絵と内容が異様に合っています。両者が引き立てあう感じ。文章は表現が最高に綺麗で、人物・世界の双方の幻想と美を支えています。ただしそれだけではなく、各話で現代の人間がでてくるし、花の意味する内容が少々痛い場面もあります。
印象に残る場面・文章・人物が必ず見つかるので、とてもお奨めです。
文庫版の解説で夢枕獏さんが書いていたように、泉鏡花と似た所があります。(天守物語とか?)鏡花の好きな人なんかにもいいですね。
個人的なお奨めの話は「曼珠沙華」。
末枯れの花守り (スニーカーブックス) Amazon書評・レビュー: 末枯れの花守り (スニーカーブックス)より
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No.4
(4pt)

妖かしの者達が織り成す、なんとも、妖しくも美しい物語です

私はこの話は、雑誌に連載されている頃、読みました。
確か「曼珠沙華」の話の回で、ちょうど、この話のサイドストーリーの、
青葉時実の主人の、何処とも知れぬ場所に住まう、
滅びの帝、日照間と、その妻、朧の悲劇の話が出てきた頃だった気がします。
しかし、その後、その雑誌が廃刊になってしまい、
ずっと続きが気になっていました。妖しくも美しい世界が
描かれている物語です。永世姫・常世姫という名前も、雅で素敵ですし、
日照間と朧の話も魅力的だと思います。
「朝顔」と「寒牡丹」と「山百合」では、それぞれの花が象徴する
要素を内包した三人の女性達が登場します。私は「寒牡丹」の話が
最も印象的でした。その回の主人公の、勝気で牡丹が好きな少女には、
あまり感情移入する事はなかったのですが、彼女と、時実の部下の
五郎とのやり取りが面白いです。それに、遊郭の花形だった、
美しき二人の女性が登場したりして、一番、能や歌舞伎を
思わせる場面が多く、華やかな話だったような気がします。
「山百合」の、百合依という少女が登場する話は、
話の始まり方が、とても面白いと思いました。
かなり切なさを感じる話でした。百合依のような人は、
多いんじゃないでしょうか? それから、私も空木の花は好きです。
だから、いい花として取り上げられていて良かったです。
この漢字の名前も好きですし。
また、確かに、妖しく美しく幻想的なだけ
ではなく、考えさせられる物語でもあると思います。
菅浩江氏は、京都出身だそうで、だから、こんな情感ある話が
書けたのかな?と思いました。ただ、時実と日照間と朧の過去については、
まだ謎も多く、そこはかなり気になりました。
末枯れの花守り (スニーカーブックス) Amazon書評・レビュー: 末枯れの花守り (スニーカーブックス)より
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No.3
(4pt)

おしまいの「老松」の話が抜群に良かった!

表紙の装画を飾っている波津彬子さんの絵に惹かれて本書を購入、早速手にとって読んでみました。
人の心を花に籠めて封じてしまう異界のふたりの姫と、そうはさせじとする花守りの青葉時実(あおば・ときざね)、しもべの五郎、十郎との戦い。そこに、人間の欲や見栄、執着心を織り込んだ話が全部で五つ。「朝顔」「曼珠沙華」「寒牡丹」「山百合」「老松」の話が収められている作品集。
第一話「朝顔」の話を読んだ限りでは、いまいちぴんと来ないし、どうもなあ、あんまし面白くないなあと挫折しそうになりました。でも、もうちょっと我慢して読んでみっかと、第二話、第三話と読んでいくに連れて、これはなかなかいいじゃないかと話の中に徐々に引き込まれて行きました。
登場人物の姫様や花守りたちの衣装、台詞回しなどが、歌舞伎の世界を思わせるものなんですよね。てなこと言っときながら、私、歌舞伎を見たことはまだないんだけれど。ま、そこはそれ、歌舞伎の醍醐味とか雰囲気が伝わってくるような風情が話にありました。
話の中では、最後に置かれた「老松」が抜群に素晴らしかったです。第一話を読んで、これ、もういいやと投げ出してしまわなくて、ホント良かった。
で、この「老松」の話に素敵なお婆ちゃんが出てきます。このお婆ちゃんの頼もしいこと、心優しいことったらなかった。素敵な婆ちゃんだなあと、すごく気に入ってしまったです。
末枯れの花守り (スニーカーブックス) Amazon書評・レビュー: 末枯れの花守り (スニーカーブックス)より
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No.2
(4pt)

好きな花は?

はじめは表紙の智内兄助の絵が目当てで購入しました。
けれど、読み始めてみて「内容も当たりだな」と思いました。
私好みの世界観である、ということが一番の理由でしょう。
着物の美しさなどを微細に表現しているのですが、このときばかりは自分の想像力の無さを悔やみましたね。
読み終わった後、自分の好きな花を思い浮かべ、花言葉を調べてみると、「清楚・可憐」でした。
・・・私には似合わない? と内心思ったことは内緒。
末枯れの花守り (スニーカーブックス) Amazon書評・レビュー: 末枯れの花守り (スニーカーブックス)より
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No.1
(5pt)

表現が美しい!

色々と考える作品だと思いました。表現がとてもキレイですらすらと読むことが出来ると思います。少し切なくなるお話でしたが楽しく読むことが出来ました!
末枯れの花守り (スニーカーブックス) Amazon書評・レビュー: 末枯れの花守り (スニーカーブックス)より
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