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チームビリーブの冤罪講義



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【この小説が収録されている参考書籍】
チームビリーブの冤罪講義 (リンダブックス)

チームビリーブの冤罪講義の評価: 2.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

題材を活かせず

『第3回TBS連ドラ・シナリオ大賞』受賞作をベースに加筆,小説化した作品になります.

大学生となる主人公らが冤罪事件を調査,それを晴らしていくという流れなのですが,
その彼らもみんなワケあり,そしてそれらの解決に重きが置かれる話の運びとなるため,
よく聞く痴漢冤罪など,せっかくの興味の引きそうな題材を活かせているとは言えません.

また,物語の着地点が早々に見え,語られるエピソードもキャラクタ設定もありがち,
賞の性質上,『テレビ的な見せ方(「続きはCMの後で!」のような)』を意識したのか,
各話の最後に用意された次の話へと繋がる『引き』も,ページをめくる意欲は湧きません.

さらには,どの事件も大きな失敗がなく,あっさりと解決されるためメリハリに乏しく,
終盤,解決される主人公の問題も何のひねりもなく,相手の間抜けな最後にもしらけます.
このほか,都合のよすぎる展開,寒々しいやり取りなど,残念ながら粗が気になる作品です.
チームビリーブの冤罪講義 (リンダブックス)Amazon書評・レビュー:チームビリーブの冤罪講義 (リンダブックス)より
4803004498

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