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千里眼験力比べ



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【この小説が収録されている参考書籍】
千里眼験力比べ-大富豪同心(14) (双葉文庫)

千里眼験力比べの評価: 4.50/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

水戸黄門的な安心して楽しめる

主人公の底抜けに明るく、前向きな性格、熱中するととことん突き詰めるもののそれがなんだか
明後日の方向?でありながら、最後は丸く収まる。
毎回同じ流れなので飽きるかと思いきや、いやいや、全然。

脇を固める個性豊かな面々、本当の姿を知る脇役と知らない脇役たちのボケ?とつっこみ。
大笑いはしないけど、クスッと笑ってしまう場面が多くて最後まで楽しく読んでしまう。
決して暗い気持ちにならないのは、水戸黄門に通じるのかも…
ちょっと暗くなりがちな今、読んで笑える一冊だと思う。
千里眼験力比べ-大富豪同心(14) (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:千里眼験力比べ-大富豪同心(14) (双葉文庫)より
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No.5:
(5pt)

八巻様の推理が冴え渡る!

験力のカラクリを解く卯之吉に惚れ惚れしてしまう美鈴孃……の気持ちがよくわかるほどに、格好いい名探偵っぷりの卯之吉でした。お祖父様でなくとも南の八巻様に心酔する人々の気持ちが分かります。きっと本当に素質があったんですね!と言いたいところですが放蕩の素質が上回り過ぎて自分のことを商人だの蘭方医だの言ってしまうところがまた可笑しい。すっかり銀八がツッコミ役になってきました。
江戸の時代では、ちょっと不思議な事や少し理解が及ばないことを見ただけで、神隠しやら祟りや千里眼などと騒ぎになったのかも知れませんね。現代でも変な宗教セミナーに引っ掛かる人がいるので、あながち時代とも言えませんが。ちょっと知識や考えが人の先を行くだけで祭り上げられるんだな~と面白可笑しく読みました。捕物の完全勝利が心地好い!次も楽しみです。
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No.4:
(5pt)

とても良かった

主人がこのシリーズにハマり全部購入しました。とても気にいっているようです。繰り返し読んでいます。
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No.3:
(5pt)

満足です。

速くて、とてもきれいでした。包装もきれいでした。
申し分ありません。
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No.2:
(4pt)

お決まりです

わずかなヒントから、偽行者の詐欺や悪巧みを暴いていくといった、おなじみの展開です。
悪く言えばマンネリ、よくいうと定番・・・安心して読めて、私は好きですが。
今回も少し、出雲守の治療場面が出てきますが、嬉々として治療をする卯之助の場面にはいつもニヤリとさせられます。
これからもっと、こういう場面が増えることを期待して★4つで。
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No.1:
(3pt)

今回はすこし大味かも

虚像の「切れ者同心」卯之吉。
今回は彼をねらう天満屋が、卯之吉の祖父(ということは秘密)三国屋が後押しをする本多出雲守を追い落とすべく、ライバルの松平相模守を抱き込もうと、千里眼行者を騙る金剛坊という山伏一味を使って、大もうけをたくらみます。

金剛坊は行方不明の人を探す千里眼として、市井の尊敬を集めますが、それには種もからくりもあり、豪商大和屋もだまされ、さらに相模守も、江戸の大火の予言にまどわされて、材木を買い占めようとします。

その裏をかくのが卯之吉です。が、今回は特に、いつもの「たまたまシンクロニシティ」に頼る度合いが高く、ちょっと物足りない気がします。
何も考えていないのに、天才的にたちまわってしまう卯之吉の神通力が、さほど感じられず、もっと胸がすくように(読者を)騙してほしかったというか。
金剛坊との対決もやや大味に感じられます。

しかしそのぶん、孫を溺愛し、芝居っけたっぷりの祖父三国屋、美鈴のひたむきな女心、そしていつもにまして、なさけない卯之吉の姿など、ユーモラスな人物描写に筆の多くが注がれ(たいこ持ち銀八の観察眼が冴えます)、シリーズもここらでちょっと箸休めかな、というところ。

というところで、大きく動きそうな次巻を待ちます。
千里眼験力比べ-大富豪同心(14) (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:千里眼験力比べ-大富豪同心(14) (双葉文庫)より
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