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日本論



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【この小説が収録されている参考書籍】
日本論 (河出文庫)

日本論の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

硬派なエッセイスト

私の偏見かもしれませんが、坂口安吾は小説家というよりも、社会評論家OR硬派なエッセイスト としていい仕事をした人だと思います。 宮本武蔵や志賀直哉への批判は辛辣です。 印象に残る言葉 ・「枯淡の風格」「さび」の逃避的な態度を自分は認めない。 ・寺がなくとも良寛は存在する。 民衆は生活の手段として政治を求める。 政治自体が目的ではない。 ・特に美を意識して成されたところから美は生まれてこない。 ・既成のモラルから堕落してこそ、新しいモラルは生まれる。 堕落は制度の母胎。 ・金閣寺や法隆寺などの国宝が消失しても結構。 文化にとって必要なのは、現実の生活だ。
日本論 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:日本論 (河出文庫)より
4309402372

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