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駆込寺蔭始末
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駆込寺蔭始末の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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満足しています。早速読みました | ||||
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週刊誌に掲載されるような小説です. 好き好きあると思いますが,軽く読めますのでその手のものがお好きな方にはお勧めできます. | ||||
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隆慶一郎ですので、やはり、おもしろいですが、力作のほうが好きです。 | ||||
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昭和62年に「小説宝石」に発表された連作4篇を、著者の没後一冊にまとめたもの。数が少ないのは、たぶん、もっと書く予定だったのが死によって中断されたのだろう(経緯はまったく知らないが)。 「影武者徳川家康」と同じ著者とは思えないくらい内容が薄い。構想・アイディアは非常に冴えているが、文章・展開にまったく粘りがないのは病を得て気力が薄れていたのだろう。痛ましく感じる出来だ。単行本化にあたって手を入れるべき箇所が散見されるが、その時間はなかったようだ。 改行が多く文章にも切れがなく、展開に工夫なく、ミステリーとしてはあっさりしすぎているので、170頁くらいを30、40分で読んでしまった。あらすじを考えるメモに毛の生えた程度と言おうか。未読のファンにお勧めするのは躊躇してしまう。変態性欲がテーマとなっている一篇では、その描写がくどくて下品な感じさえした。病のせいでバランス感覚が崩れているように思った。 主人公の設定など基本的なアイディアが素晴らしいだけに、せめて10篇くらい作る時間が残されていたらと、ファンとして悲しくなった。 | ||||
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前からすきな作家でほとんど手元にありましたが他人に貸したりしててもとからなくなりました もう一度読み始めたらなくたものも手に入れたくもとめました 男のロマン満載です。実力があれば。。。。昔の男はいいな | ||||
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尼住職の心を慰めるために殺人をする 裏の仕事人の話を、それぞれに一話完結として 楽に読めました | ||||
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鎌倉の東慶寺を扱った題材に興味を惹かれて読みました。 京から寺に住持として入った玉渕尼は前中納言の息女。 純真な心を持つ玉渕尼を助け支える麿と呼ばれる元許婚の剣士との物語。 玉渕尼と麿、麿の配下の忍びの夫婦が織り成す関係は良いのですが、 駆け込んで来る女性達のその駆け込み理由に感心できません。 旦那が性的変態だったり、性的な虐待を受けている幼妻であったりと.....。 まぁ、そういうこともあったかも知れませんが、 男尊女卑の江戸時代ですから、好きでもない男のところに嫁がされ、 旦那の暴力や姑の苛めに泣かされた女性がそれこそ沢山いた筈。 したがって題材には事欠かなかった筈なのに何故この題材?と思ってしまいます。 残念な作品です。 | ||||
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四話の連作。駆込寺として有名な東慶寺を舞台にした忍者ものである。東慶寺は「アジール」であり、網野史学を踏まえた隆氏の世界には欠かせない舞台装置だ。 小品ながらエンターテイメント性は例によって高い。隆氏の愛読者なら一読されたし。 | ||||
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女性からの離縁はいっさい認められなかった時代、唯一の方法は、全国に数カ所あった駆込寺・離縁寺に入ることだった。そんな駆込寺の一つ、鎌倉の東慶寺を舞台に、元は貴族の娘だった住持の玉渕尼、その婚約者だった御所忍び(天皇家に仕える忍者)の麿(まろ)、その配下の八兵衛らが、駆込んできた女のために蔭の仕事をつとめる。ワケありの女性4人の事件が語られる、大作の多い隆慶一郎の作品の中では小品といってもいい本作ですが、そこに書かれている人間のあさましさ、男女間のどろどろした感情はどの作品よりも凄まじくおぞましい。麿の優しさ、玉渕尼の純粋さ、八兵衛の人柄などホッとするものはあるものの、読み終わった後どうしても苦いものが残ってしまいます。作者の代表作に挙げられることはないでしょうが、一度読んだら忘れられない一作です。 | ||||
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