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ビザール・ラヴ・トライアングル
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ビザール・ラヴ・トライアングルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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死者がこの世に残していった深い想いを感じ取ったり、 失った人への想いを抱えて生きていく人々を描く死にまつわる短編集です。 ホラーっぽいものもあれば、ハートウォーミングなものまで 一言で「死」と言っても様々な切り口の話がそろってます。 失ってしまった人の記憶やその人への想いは 時間が薄めてくれるものなのでしょうか。 けど、だからといって消滅させてしまえば楽でいいというわけでもなく、 いつまでも大切に大切にしていかなければならないもの。 そして、決して自分の一方的な想いだけでなく、 その人がどんな想いで、何を残して逝ってしまったのかも考える優しさも必要。 そんなことにふっと気付かせてくれます。 表題作の「ビザール・ラヴ・トライアングル」にこんな文章がありました。 「生きている者にはどれほど逃れたくても明日が襲ってくる。」 何があっても、そして何もなくても私たちは悲しみを乗り越えて生きていかねばならない。 それだけは事実です。 どう生きるかは自分にかかってるんですね。 浅倉卓弥さんの本は正直言っていつも退屈です。 のめり込ませてくれるような面白さはない。 けど繊細で、美しい文章を書く人でだからつい手にしてしまいます。 | ||||
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