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魔法少女育成計画 restart
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魔法少女育成計画 restartの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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※前・後編をまとめた感想となります。 魔法少女達が無慈悲なゲームに巻き込まれる「魔法少女育成計画」の続編となる本作。「続編」と言っても、キャラクターはある一人を除いて一新されており、その「ある一人」も今作で行われるゲームの参加者ではないため、前作を読んでいないという方もある程度は理解できる内容になっていると思います(ただし、その「ある一人」とは前作のゲームの「生き残り」なので、それを先に知りたくないという方は前作から読んだ方が良いかと)。 さて、そのゲームの内容についてですが、今作は「魔法少女達がRPG風の電脳空間に飛ばされ、その空間にいる「魔王」を倒すと莫大な賞金を得られる」というものになっています。前作のように「魔法少女が数人以下になったら終了」と宣言されているわけではないので、一見そこまで殺伐とした展開にならなそうなものですが、前編の中盤辺りで、ある魔法少女の死をきっかけに「他の参加者に殺されたかもしれない」という疑念が参加者達の間で渦巻き、不穏な空気が濃くなっていきます。そして、後編ではゲームの「真の目的」が明らかになり、それと同時に怒涛の展開が迎えられ、最終的には読者が納得できうる結末を迎えます。(最後の展開については勘の良い人ならばある程度予想がつくかもしれませんが、変にひねって「超展開」になってしまうよりは良いでしょう) 前作とは異なり前・後編と二巻分あるため、その内容の濃さは半端ではありません。ゲームの舞台となる電脳空間の設定もかなり細かく作り込まれていますし、それに加えて、魔法少女達が「犯人」は誰なのかと推理したり、読者をミスリードさせるような表現があったりとミステリーの要素も織り込まれており、物語としての複雑さも増しているのですが、その複雑さとは対照的に、参加者となる16人の魔法少女達の個性は前作同様に非常に「分かりやすく」設定されています。手にしたものを様々な料理に変えることができる「ペチカ」だったり、探偵のような出で立ちで建物と会話できる能力を持つ「ディティック・ベル」だったりと一言で説明できるほどの個性があり(まあ、実際に冒頭のカラーページで一言で説明されているのですが)、そういった「複雑さ」と「分かりやすさ」のバランスの良さがこの作品の魅力と言えるでしょう。もちろん、そういった個性、特に魔法少女としての固有の能力についてはただ設定されているだけではなく、時には思いもよらない方法で物語を動かすキーとなっているのも多く、作者の構成力の巧みさがうかがえます。 また、今回のゲームにおいては「メンテナンス」という名目で何回か現実世界に戻ることになるのですが、そこで何人かの魔法少女の変身前の様子が細かく描写されているのも面白いところ。智香(ペチカの変身前)については、同級生に対する恋心やゲームに対する恐怖感等、時期によって感情が移り変わっていく様子が興味深いですし、忍(ディティック・ベルの変身前)は実際に探偵として活動しているだけあって現実世界における他の参加者の状況を探ります。前作のレビューの繰り返しになりますが、こういった描写が物語の「厚み」を増幅させていると言えるでしょう。 「ポップなキャラクターとハードな世界観」「内容の濃さ」といった前作の特徴を引き継ぎながらも新しい要素を取り入れて上手くまとめ上げられた本作。設定が細か過ぎて「ここまでやらなくても」と少し思うところもあったのですが、読んだ後の満足感は非常に高いものとなっています。前作が気に入った方なら今作もそう思えるのではないでしょうか。 | ||||
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アニメが面白く原作も読んでみたくなり購入。特別編集版も読みました。 ラノベは久しぶりなのですがいやはや楽しませてもらっております。 restartも魅力的な魔法少女たちがいっぱいです。 私の様にアニメから入った方もまずは特別編集版から読むことをお勧めします。 挿絵や扉絵のマルイノさんのイラストも◎。 | ||||
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1巻目と同様、多数の魔法少女が極限状態に追い込まれながら奮闘する構図で作者の本領が発揮されている。 ストーリーはよりミステリー色に重きをおいた形で、謎が多重に配されている。 第二シリーズから設定はより厚みを増し、深まり、作品世界の魅力を高めている。おすすめ。 | ||||
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正直、初見では前作(無印)はあまり凄いとは感じなかったのですが。今作は初見でも物凄いものだと感じました。怒涛の展開と読者を騙す謎は素晴らしいの一言です。何も知らない友人に読ませると絶賛されました。ただ、残念なのは今作のアニメ化がアニメの売り上げがあまりよろしくなかったため望み薄なことです。加えて本シリーズの知名度はかなり低いように感じます。こんな名作が評価されないのが本当に悔しいばかりです。 | ||||
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キャラも魅力的で、引き込まれる展開で、挿絵も可愛くて安心して読み進められます。 巻末の引きも続きが気になるもので、発売当時に読んでいたら一ヶ月間悶々としそう(笑) | ||||
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怒涛の展開で読んでいてハラハラ・ドキドキでした。 魔王の正体が全く予想外で、終盤は作中のキャラと同じような心境だったので、まさしく意表を突かれました。 あとペチカが踏まれたり頑張ったりしてて嬉しくなりました。 | ||||
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無印の魔法少女育成計画はページの都合か、 スポットライトが当たることなく退場した魔法少女が多かったが 今作は皆それなりに活躍の場が与えられています 口絵キャラ紹介でこいついいなと思ったキャラがどんなキャラかもわからぬまま すぐいなくなって…ということは、たぶんないはず たぶん主人公のペチカは前作のスノーホワイトと同じく 何もせず「戦いなんてしたくないよぉやめようよぉ><」タイプの 個人的には大嫌いなやつなんだろうなぁ~…作者引き出しねぇな!と思いながら読んでいましたが どうやら違うようで… 個人的に口絵で「この子可愛いなぁ」と思った のっこちゃんがどうなるか…わくわく | ||||
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後編10章から物語は急展開、ここからが本当の本編といっても過言ではありません ページをめくる手が止まりませんでした ペチカ!お前は何もできないうじうじめそめそちゃんじゃない…! やればできるやつだ!見直した!カッコいいぞ! 魔法少女の個性である魔法も、要所で活かされていて 「ここでこいつが魔法使わなかったら死ななかったのに…」 「あ、こいつの魔法はこのためにあったのか」というシーンがいくつかあり面白いです 能力バトルものはこうじゃなくちゃ! あと、捨てキャラがいません。これは素晴らしい 正直、無印でこの作者には16人もキャラ扱わせるのは無理だろと 思いながら読んでいたので、いい意味で裏切られました 魔王が誰か、というところに伏線がもう少しあれば良かったなというのと、 リオネッタをはじめ、数人、魔法少女のときの姿しかわからないキャラがいくつかいて、人間の時はどんな人なのか? を掘り下げてもらえるともっと物語に入りこめた (その後に出る短編集などで補填されているキャラはいるようですが…) そこが残念です | ||||
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この本を読んでいると、ご飯を食べてるシーンを見てほっこりして ラピスラズリーヌを疑いの眼差しで見て プフルの事を黒幕なんじゃないか?って思ってしまいます。 まさにシャドウゲールとディテックベルと同じ状態になるのです。 それだけに最後のシーンもすごく共感できます、悲しくなります。 読んでから一週間くらいぼーっとしてると「のっこちゃん」という名前が頭に浮かんでくる 「のっこロス」状態になりました・・・。 | ||||
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一気に読み終えました。無印のようなバトルロワイアルの枠をはるかに超え、某モノクマゲームのような豊富な謎解き、かつ心理描写の丁寧な描きに、つい心動かされました。特に謎解きの方では、前作との関連も踏まえ、確かに!言われてみれば!ということが何度もあり、非常に楽しめました。 ライトノベルのままでは勿体無いなと思えた作品です。 ただ、超個人的に困っていたことは、登場人物の名前が殆どカタカナで覚えにくく、カラーページのキャラクター紹介を何度も見直さないと混乱ししまうということでした笑 | ||||
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後編まで読んだ上での感想。 前作は言ってしまえばただのバトルロワイアル・・・殺しあうだけで、それ以外には何もなかったが 今作には推理要素が加わりストーリーの厚みが増した素晴らしい作品に仕上がっている。 ただ正直後編は途中までは予定調和で少々退屈な内容ではあったが、最終章からの怒涛の展開に息を飲んだ。 欲を言えば犯人に関する伏線がおざなりで、読み返して鳥肌が立ったりとかそういうのがあったらなあと思う。 読後の虚無感というか何も残らない感じがこのシリーズの魅力かもしれない・・・。とにかく読んでいる間、夢中になれる作品です。 あとプフレというキャラクターがクレバーで魅力的です。他の探偵キャラが霞むくらいに(笑) | ||||
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あなたは、前作の魔法少女同士の殺し合いによるシビアで殺伐とした雰囲気が、今作の全員で協力して魔王を倒すという設定によってぬるくならないか心配するでしょう。 それは、杞憂に終わります。 それどころか現実とゲームをいったり来たりするので、二つの描写により魔法少女たちのキャラひとりひとりに愛着が湧いていきます。 今作も当然死んでいきます。 お気に入りのキャラが死なない、死ぬにしてもせめて活躍出来るよう祈りましょう。 最大四人のパーティーで行動するので、15人まとめて行動して影の薄いキャラが出ることを防ぎます。 読み終わる頃にはあなたはここのレビューに星五つをつけるでしょう。 | ||||
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最初と最後で主人公が違ってしまうほど、やはり厳しい内容でした。謎解き要素が大きく、最後まで先が見えず焦る感じは登場人物に通じるものがあります。まずは読者を騙す、そんな感じです。読み終わったあとは前作の無印と同じ、達成感以上の虚無感が残ります。 | ||||
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とても楽しく読ませていただきました。 魔法少女の服装などもとても可愛いです。 次回作も買おうと思っています。 | ||||
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文章は捻くれてるが、面白ければなんでもよし!相変わらずのグロさ。推理要素もあってより面白い!もっと話題がでればいいなぁ。アニメ化したら絶対人気でるよこれ絶対。 | ||||
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今作も魔法少女16名によるデスゲームです。 前作と違い、VRMMO的な仮想空間が主な舞台。魔法少女同士の協力を前提にゲームクリアを目指す。という、一見参加者たち同士での殺し合いが起きにくい設定なのですが、どうしてどうして魔法少女同士が血で血を洗う激戦へと突入していきます。 巧みに配置された罠、強力なモンスター、疑心暗鬼、『魔王』、そして黒幕……。 謎が謎を呼ぶスリリングな展開で前作以上に面白いと思いました。 あと、本作から登場するキャラクターが良キャラずくしなんですよねー。まじで! 僕のお気に入りは、マジカルデイジーちゃんとラピス・ラズリーヌちゃん! 本作から読んでも十分楽しめると思いますが、前作のキャラも登場するので、前作を読んだ方がより楽しめると思います。 | ||||
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魔法少女とはいっても、バトルありきで殺し合いもある、夢と希望からは程遠い作品です。ですが、ただの殺し合いではなく、前作ともクロスオーバーしており、最後はクッと胸にくる終わり方で、ぬるいラノベに飽きた方にはオススメです。 他の方のレビューで、魔法少女の死に様があっさりしすぎているという指摘も目にしましたが、わたしはこれくらいで丁度いいかと。ただでさえみんな凄惨な死に方をしていますし、裏切りや陰謀、およそ魔法少女からは縁遠い要素が多く、これ以上殺し合いに重きを置いては読み手が引いてしまう作品になっていたでしょう。そこを上手なさじ加減で物語を語っている作者さんの手際は見事といえます。そのかわり、今まで無残に死んでいった魔法少女たちの、明るく楽しい日常をえがいた短編集がでていますので、そちらも併せて読まれると、やっぱり魔法少女っていいよなぁ、と思えます。 なんにせよ、手にとって損はない、良作だと言えます。ただ、アニメ化とかは無理かもしれません(^^)。 | ||||
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キャラの魅力もシナリオも、前作以上に深く作り込まれた「魔法少女育成計画 restart」 楽しく読ませていただきました。 極限的状況に追い込まれたとき人間は本性を現すと言いますが、 この作品の魔法少女たちが見せてくれたソレは、どれもこれも本当に心を揺さ振るものでした。 いわゆる悪側であろうが格好良い。正義側も格好良い。みんな格好良い魔法少女です。 前作で魔法少女に憧れていた彼の気持ちがちょっと分かりました(笑) 謎解きも伏線をしっかり回収しており、意外性もあって そういう方面でも良い作品だと言えると思います。 それにしても前作から引き続き登場した彼女。 無意識の内に「さん」付けで呼んでました・・・彼女もまた格好良い | ||||
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前作(無印)はバトルロワイヤルだったのに対し、今回(リスタート)はある種の推理モノであった。 バトルロワイヤルの良いところは先が読めないことであり、推理モノの悪いところは早々に犯人がわかってしまうと面白みが半減してしまうところにある。 前作が下敷きにある読者には作中の魔法少女より多くのヒントがあり、早々に犯人を見破った人が多かろう。私もその一人だが、そのせいで魔法少女たちの困惑、疑心の雰囲気に感情移入できなかった。 このシリーズは推理モノ向いてねーよとすら思った。 それでも私は星を5つ付けた。最終章がとても熱かったからだ。 そこに至るまでは予定調和でしかなかったが、最終章はとても熱かった。最終章にこそリスタートの価値が詰まっていると言っていいだろう。 もう一つ、一人の魔法少女の成長が存外心に残った。臆病な彼女がどこか自分に似ていたからだろうか | ||||
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前巻がかなりの良作だったため、続編でこけてしまうのではないかと心配していましたが、杞憂でした。 他の方も仰っている通り、面白さは前作をも上回る出来に仕上がっていると思います。 前巻の不満要素としてあがっていた「一冊で収めたために描写が少ない」という点も、前後編と分けることにより解消されています。 伏線回収も上手く、読み進めて、パズルのピースがはまっていく感じにワクワクしながらあっという間に読み終えてしまいました。 まだ名前しか出てきていませんが、かなりレベルの高い悪い魔法少女さんがまだ数人いるみたいなので、続編の可能性に期待したいです。 あと、生き残りメンバーがいい意味で少し意外でした。 | ||||
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