三匹のおっさん ふたたび

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

三匹のおっさん ふたたびの評価:

4.46/5点 レビュー 112件。 S ランク

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平均点4.46pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全126件 121〜126 7/7ページ
No.6
(5pt)

あの作品とリンク?(ネタバレあり)

この作者独特の、テンポの良い会話、爽やかな読後感は折り紙つき。 1作目で登場した脇役達にも新しいエピソードと過去が描かれ、人物のディテールがより深く生き生きとしてきました。 この作者の他の作品には、吐き気を催す邪悪ッ的な輩も結構いますが、このシリーズでは悪人は若干ソフト気味で、そういう点では安心してページをめくる事ができます。 ひとつ気になったのは2話目の中で「東京の劇団」というフレーズが出てきます。これはひょっとして、「シアター!3」とのクロスオーバーの布石? 巻末に、「植物図鑑」とのクロスオーバー短編が収録されていたので、勘繰ってしまいました。
三匹のおっさん ふたたび Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん ふたたびより
4163812601
No.5
(4pt)

味わいに奥行きが出ています。

1作目は、理屈抜きに爽快でした。
世間的にじいさん扱いされているオヤジたちが、町内レベルの正義の味方で
縦横無尽に活躍する、冒険活劇でした。
2作目は、この冒険の要素に登場人物の心模様が投影され
何ともいえない奥行きのある味わいになっています。
パートでの人間関係、しつけの悪い若い親、中高生の万引き
町内行事との関わり方。
どれも身近にありそうなトピックです。
爽快な中に、少し身近な現実への問題提起もあり
なかなか興味深い仕上がりです。
オススメの1冊です。
三匹のおっさん ふたたび Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん ふたたびより
4163812601
No.4
(5pt)

渋みを増した「三匹」の活躍・人間ドラマの苦さも

前作は、定年世代の三人が自警団「三匹」を立ち上げて生き甲斐を見つけ、男をあげた痛快な物語で、孫世代の祐希や早苗たち高校生の自然な感性がそれにからんで、心あたたまる商店街のファミリードラマになっていました。

 今度は、事件解決が中心というよりも、人間ひとりひとりの生き方に焦点があてられ、前半は、パートに出て苦労する清一の嫁、万引きに悩む書店長、泥棒をとらえた則夫にロマンティックに惚れてしまうお見合い相手の女性、と、それぞれの抱える優しさや生きづらさが等身大に描かれます。
 後半では世代の問題もとりあげられ、不法ゴミ投棄をするのは若者だけではないことがわかった「三匹」がちょっと苦い思いをしたり、商店街の次世代が協力して寄付を集め、お祭りの再開を成功させたり、しかも最終話ではなんと、「三匹」の活躍に触発されたらしい「偽三匹」も登場し、お互いぎくしゃくするうちに、自分たちの鏡を突きつけられた思いがするなど、人間ドラマの彫りが深くなりました。
 前作の「スカッと解決」の痛快さは薄れたものの、「三匹」は存在感と渋みと、そしてなにより影響力を増したようです。

 たとえば、遠くの大学を受験するはずだった祐希が、
「逃げようとした万引き中学生を一喝で従わせた清一の胆力と真っ当さを家族の距離で見ていたい。・・ちょっと手伝ってくれ、と頼まれたときに、「おう」と腰を上げられる位置にいたいのだ」
 と、家にとどまるため、志望校を偏差値の高い県内の大学に変える場面があります。以前はやる気がなかったのに、剣道場にも復帰するなど、いつしか祖父に心服してしまい、両親をもおとなびた目線でかばうようになった彼の成長は著しいです。

 三世代が支える「商店街」全体に厚みが出てきたところで、古武士のようなヒーロー『三匹』の次なる活躍が待たれます。


三匹のおっさん ふたたび Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん ふたたびより
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No.3
(5pt)

痛快さと懐かしさ第2弾

還暦ヒーロー3人組と子、孫が織りなす痛快シリーズ第2弾、今回三匹が斬る
近所の悪は本の万引き、ゴミ問題、放火魔等厄介な問題に立ち上がります。又
真ん中世代のキヨの息子夫婦の頑張る姿も見どころで前作同様楽しめます。
この作品が人気があり幅広い読者層に支持されるのは前作同様、痛快な話である
一方、きっと世代間で遮断されがちな個々の人となりを浮き上がらせてるところ
です。時代劇を現代でやったらというテーマが見事に描かれており、お薦めの一冊
です。
三匹のおっさん ふたたび Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん ふたたびより
4163812601
No.2
(5pt)

待っていましたよ!

爽快感抜群の三匹のおっさんの続編です。
前作はじーばー世代と孫世代がメインでしたが、今回はパパママ世代がメイン。
前作ではあまりいい印象をもてなかった祐希の両親が頑張ってる姿や、「良く出来た息子」のイメージしかなかった康生の葛藤なんかも丁寧に描かれていて、ああ、やっぱり有川作品はいいな・・・!と思える一冊でした。
もちろん三匹の素敵っぷりも健在です。パパママ世代の視点から見る三匹はまた違った良さがあって良い!
今回は挿絵だけでなく、前回のあらすじのような感じで、挿絵を描かれている須藤真澄さんのマンガも収録されていておお!!っととても得した気分になりました。
須藤さんで三匹のおっさんのコミック化あったらいいのにな・・・と思っていたのでちょっとだけ叶って嬉しい。
また続きが出るといいな・・・!と心から願ってしまう、素敵な作品でした!
三匹のおっさん ふたたび Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん ふたたびより
4163812601
No.1
(5pt)

まちにまった ふたたび

剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械をいじらせたら右に出る者なしのノリ。
「還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!」と、ご近所の悪を斬るあの三人が帰ってきた!
書店万引き、不法投棄、お祭りの資金繰りなど、日本中に転がっている、身近だからこそ厄介な問題に、今回も三匹が立ち上がる!
ノリのお見合い話や、息子世代の活躍、キヨの孫・祐希とノリの娘・早苗の初々しいラブ要素も見逃せない、痛快活劇小説第2弾!
三匹のおっさん ふたたび Amazon書評・レビュー: 三匹のおっさん ふたたびより
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