(短編集)

金融探偵

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評判

金融探偵の評価:

3.86/5点 レビュー 37件。 B ランク

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平均点3.86pt

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 41〜60 3/4ページ
No.36
(5pt)

藤沢周平の「よろずや平四郎活人剣」を彷彿とさせる。

何度目かの再読である。
ストーリーは、エリート銀行マンの主人公(31歳)が金融機関破綻で失業の憂き目に遭い、再就職活動に苦労しながら安アパートに住んで食い詰めていく。
ところが、アパートの大家さん(銭湯経営)に頼まれて、元・敏腕銀行員の知識と経験を生かし銭湯の経営危機を救ってあげたことから、その娘(美人女子大生)に気に入られ、喰っていくために「金融探偵」の手書き看板を上げ、市井の商工業者、自営業の困った人たちから依頼をうけて、銀行・金融絡みの小トラブル・大トラブルを調査し、解決していく。

本書は短編集で、なかには荒唐無稽なものも一つ二つあったが、だいたいは楽しんで読めるストーリー・設定であった。 煩いことを言えば、「交渉」部分については弁護士法違反になりかねないが、小説であるから勘弁していただこう。

【補足】
池井戸 潤、江上 剛など、元・銀行マンの書く銀行小説を、充分味わい尽くすには当然ながら最小限の銀行・金融実務の知識が必要だ。
商業高校や大学(経済・経営・商学部)で簿記の単位をとった人なら、銀行小説に登場する用語(手形・小切手、財務諸表、補助帳簿、勘定科目etc.)の何割かは記憶の底に沈んでいるはずだが、金融機関勤務をしたことがない人や、一般企業で経理・資金係の実務についたことがなければ記憶は風化しているだろう。 大企業にいたらまず耳にしない用語だが、「融通手形(略して融手)」の仕組みを知らなければ、極論すれば池井戸作品は読めないと言っていい。
 私も、職場で経理業務にタッチしなくなって久しい(20年以上)ので、主人公が一次資料を分析するシーンについていくのに、ワンテンポ遅れるようになってしまった。
 池井戸作品を読むためのノート、のような銀行・経理実務解説書を出していただけないものだろうか。

さて、本書を途中まで読んで、どうにも既読感がしてしょうがなかったのは、本書を読むのが3回目くらいだったからではない。 いろいろ考えて、最後に、時代小説の名手・(故)藤沢周平氏の「よろずや平四郎活人剣」と、設定がそっくりなことに思い当たった。 池井戸さんも、藤沢小説の愛読者に違いない。
元銀行員の探偵・大原次郎シリーズ、続編を期待したい。

【このジャンルの推奨書:私の本棚から】
藤沢周平(著) よろずや平四郎活人剣 上・下(文春文庫 新装版 2003/12)
池井戸 潤(著) 仇敵 (講談社文庫 2006/1/13)
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.35
(5pt)

藤沢周平の「よろずや平四郎活人剣」を彷彿とさせる。

何度目かの再読である。
ストーリーは、エリート銀行マンの主人公(31歳)が金融機関破綻で失業の憂き目に遭い、再就職活動に苦労しながら安アパートに住んで食い詰めていく。
ところが、アパートの大家さん(銭湯経営)に頼まれて、元・敏腕銀行員の知識と経験を生かし銭湯の経営危機を救ってあげたことから、その娘(美人女子大生)に気に入られ、喰っていくために「金融探偵」の手書き看板を上げ、市井の商工業者、自営業の困った人たちから依頼をうけて、銀行・金融絡みの小トラブル・大トラブルを調査し、解決していく。

本書は短編集で、なかには荒唐無稽なものも一つ二つあったが、だいたいは楽しんで読めるストーリー・設定であった。 煩いことを言えば、「交渉」部分については弁護士法違反になりかねないが、小説であるから勘弁していただこう。

【補足】
池井戸 潤、江上 剛など、元・銀行マンの書く銀行小説を、充分味わい尽くすには当然ながら最小限の銀行・金融実務の知識が必要だ。
商業高校や大学(経済・経営・商学部)で簿記の単位をとった人なら、銀行小説に登場する用語(手形・小切手、財務諸表、補助帳簿、勘定科目etc.)の何割かは記憶の底に沈んでいるはずだが、金融機関勤務をしたことがない人や、一般企業で経理・資金係の実務についたことがなければ記憶は風化しているだろう。 大企業にいたらまず耳にしない用語だが、「融通手形(略して融手)」の仕組みを知らなければ、極論すれば池井戸作品は読めないと言っていい。
 私も、職場で経理業務にタッチしなくなって久しい(20年以上)ので、主人公が一次資料を分析するシーンについていくのに、ワンテンポ遅れるようになってしまった。
 池井戸作品を読むためのノート、のような銀行・経理実務解説書を出していただけないものだろうか。

さて、本書を途中まで読んで、どうにも既読感がしてしょうがなかったのは、本書を読むのが3回目くらいだったからではない。 いろいろ考えて、最後に、時代小説の名手・(故)藤沢周平氏の「よろずや平四郎活人剣」と、設定がそっくりなことに思い当たった。 池井戸さんも、藤沢小説の愛読者に違いない。
元銀行員の探偵・大原次郎シリーズ、続編を期待したい。

【このジャンルの推奨書:私の本棚から】
藤沢周平(著) よろずや平四郎活人剣 上・下(文春文庫 新装版 2003/12)
池井戸 潤(著) 仇敵 (講談社文庫 2006/1/13)
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.34
(3pt)

面白いけど微妙・・・。

とても楽しく読ませて頂きましたが、ちょっと都合良過ぎるかなぁ?と思う設定もいくつかありますね。
例えば、『銀行はやめたけど』などは、調査対象の企業に元同僚が再就職していて、その内情を知り尽くしている。
その情報が突破口となり、依頼案件を解決する。
この辺を、もう少し自然な設定で解決に導いて欲しい。

それと、根本否定になってしまうかもしれませんが、金融関係の知識に無理矢理結び付けている感じもします。
金融探偵の展開は、続編に行き詰まってしまうだろうと思います。
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.33
(3pt)

面白いけど微妙・・・。

とても楽しく読ませて頂きましたが、ちょっと都合良過ぎるかなぁ?と思う設定もいくつかありますね。
例えば、『銀行はやめたけど』などは、調査対象の企業に元同僚が再就職していて、その内情を知り尽くしている。
その情報が突破口となり、依頼案件を解決する。
この辺を、もう少し自然な設定で解決に導いて欲しい。

それと、根本否定になってしまうかもしれませんが、金融関係の知識に無理矢理結び付けている感じもします。
金融探偵の展開は、続編に行き詰まってしまうだろうと思います。
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.32
(4pt)

短編ミステリー

短編7編、失業中の元銀行員大原次郎が主人公、ミステリー要素のある内容で
池井戸作品のなかでは異色な感じがする、特に第3話の「眼」は角膜の持ち主
の見た光景が移植後の持ち主に受け継がれる」という発想が面白い
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.31
(4pt)

短編ミステリー

短編7編、失業中の元銀行員大原次郎が主人公、ミステリー要素のある内容で
池井戸作品のなかでは異色な感じがする、特に第3話の「眼」は角膜の持ち主
の見た光景が移植後の持ち主に受け継がれる」という発想が面白い
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.30
(2pt)

やたら評価が高いですが・・・

まだ1話と3話(2話は話が長いので・笑)しか読んでいませんが、どこが面白いのかよくわかりません。
文章も生硬なかんじでぎこちなく、語り口に酔うということもありません。
でも「空飛ぶタイヤ」は題材jも面白そうだし、評判もえらくいいみたいなのでぜひ読んでみようと思います。
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.29
(2pt)

やたら評価が高いですが・・・

まだ1話と3話(2話は話が長いので・笑)しか読んでいませんが、どこが面白いのかよくわかりません。
文章も生硬なかんじでぎこちなく、語り口に酔うということもありません。
でも「空飛ぶタイヤ」は題材jも面白そうだし、評判もえらくいいみたいなのでぜひ読んでみようと思います。
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.28
(3pt)

これから。。

金融探偵という面白いジャンルが 確立できるかは
これからですね・・・

このような 連作から 「面白い長編」に 広がっていく
期待感を持って読みました・・・

膨らませる種は 沢山ですね、
著者の才能は楽しみです・・・
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.27
(3pt)

これから。。

金融探偵という面白いジャンルが 確立できるかは
これからですね・・・

このような 連作から 「面白い長編」に 広がっていく
期待感を持って読みました・・・

膨らませる種は 沢山ですね、
著者の才能は楽しみです・・・
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.26
(4pt)

金融探偵は現代にマッチした職業となりうる

銀行を辞め就職活動中の大原。
ひょんなことからアパートの大家の絡む銭湯の融資問題で事件を解決。
それがきっかけで細々と金融探偵なる職業を目指す。
いろいろな依頼事項、事件を解決しながらも、再就職を諦めきれない。
彼はこのまま探偵業を続けるのだろうか。
更に腕を上げた続編でも楽しみにしたい。
一般文学通算822作品目の感想。2014/05/31 09:35
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.25
(4pt)

金融探偵は現代にマッチした職業となりうる

銀行を辞め就職活動中の大原。
ひょんなことからアパートの大家の絡む銭湯の融資問題で事件を解決。
それがきっかけで細々と金融探偵なる職業を目指す。
いろいろな依頼事項、事件を解決しながらも、再就職を諦めきれない。
彼はこのまま探偵業を続けるのだろうか。
更に腕を上げた続編でも楽しみにしたい。
一般文学通算822作品目の感想。2014/05/31 09:35
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.24
(4pt)

少し残念

対応も早く有難かったのですが全体的に汚れが目立ったのが残念でした。
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.23
(4pt)

少し残念

対応も早く有難かったのですが全体的に汚れが目立ったのが残念でした。
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.22
(4pt)

設定もストーリーも惹きこまれる

まず、失業中の元銀行員という設定が面白い。
この元銀行員が他人の悩み事を探偵のような調査と(銀行時代に培った)経験と推理で解決していく短編集。

多少銀行の知識があると、より面白く感じると思うが、仮に知識が無くても支障のない書き振りも良い。
失業中でありながら、あまり損得を考えずに人助けをするややのんびり屋の主人公に惹かれた。
シリーズ化を望む。
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.21
(4pt)

設定もストーリーも惹きこまれる

まず、失業中の元銀行員という設定が面白い。
この元銀行員が他人の悩み事を探偵のような調査と(銀行時代に培った)経験と推理で解決していく短編集。

多少銀行の知識があると、より面白く感じると思うが、仮に知識が無くても支障のない書き振りも良い。
失業中でありながら、あまり損得を考えずに人助けをするややのんびり屋の主人公に惹かれた。
シリーズ化を望む。
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.20
(3pt)

なんとも中庸

池井戸さんの作品の中では、力の抜けた短編ミステリー。リストラされた元銀行員が就活の合間に探偵業で、人々の問題に巻き込まれたり、解決したり。池井戸さん自身が、銀行を退社した後、作家としてスタートを切りつつ、コンサルタントもしてたということで、オーバーラップする部分もあるのか?さっと読める肩の力の抜けた作品でした。
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.19
(3pt)

なんとも中庸

池井戸さんの作品の中では、力の抜けた短編ミステリー。リストラされた元銀行員が就活の合間に探偵業で、人々の問題に巻き込まれたり、解決したり。池井戸さん自身が、銀行を退社した後、作家としてスタートを切りつつ、コンサルタントもしてたということで、オーバーラップする部分もあるのか?さっと読める肩の力の抜けた作品でした。
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712
No.18
(4pt)

あまり金融は関係しないものの面白い探偵もの。

元行員で失職中の男性が主人公の全七話のオムニバス。
なりゆきで探偵の仕事を始めたものの、再就職の努力も欠かさない彼が、
財務諸表から現役行員や会社の不正に気付いて問題を解決していくのは
著者の他の作品と同じですが、この本ではその要素が薄いです。

とはいえ、舞い込んでくる事件の奇妙ぶりや
二転三転するストーリー展開は面白いです。
主人公が探偵をしている時に誰かが死ぬとか、
彼に近い人が流血沙汰になるということはほとんどなく、
その意味ではライトでしたね。
文章が軽めで読みやすかったのもよかったと思います。
金融探偵 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 金融探偵 (徳間文庫)より
4198926263
No.17
(4pt)

あまり金融は関係しないものの面白い探偵もの。

元行員で失職中の男性が主人公の全七話のオムニバス。
なりゆきで探偵の仕事を始めたものの、再就職の努力も欠かさない彼が、
財務諸表から現役行員や会社の不正に気付いて問題を解決していくのは
著者の他の作品と同じですが、この本ではその要素が薄いです。

とはいえ、舞い込んでくる事件の奇妙ぶりや
二転三転するストーリー展開は面白いです。
主人公が探偵をしている時に誰かが死ぬとか、
彼に近い人が流血沙汰になるということはほとんどなく、
その意味ではライトでしたね。
文章が軽めで読みやすかったのもよかったと思います。
金融探偵 Amazon書評・レビュー: 金融探偵より
4198618712